Fedが考える今年の利上げプランに暗雲が垂れこめ始めている。米国の予算をめぐる政治的な戦いが、今年後半の利上げ計画に立ちはだかりそうだ。 6月利上げはすでに織り込まれているが、9月以降の利上げ見通しに暗雲が垂れこめ始めている。連邦政府の債務上限…

今日は曇り空。 ホワイトハウスのスタッフ再編が始まった。広報担当責任者が辞任した。ロシアゲート疑惑などの捜査の影響で、スタッフを交代させる動きが出ている。広報担当者の交代はわずか３ヶ月在任した後のことだった。 辞任したDubke氏はロシア問題の調…

フィリップスカーブの入門編。 フィリップス博士が1861年から1957年までの英国のデータを使い、インフレ率と失業との関係を議論してから60年が経つ。労働市場がタイトもしくは緩やかになれば、その結果として賃金の上昇率が加速したり、緩やかになる。 その…

今日も晴れ。暑い日々が続く。 議会共和党の税制改革案は現状の税制と真正面から衝突する内容だ。変化を求める大胆な共和党案は、税制システムの現状と衝突する内容で、実現には政治的な支持を得る必要がある。 税制改革についての政治的論争において、今年…

晴れ。 イスラム国との戦闘に関し、戦略を変更すると米国が述べている。マティス国防長官は、新たな目標は戦闘員をリシアとイラクで殺害することだと述べた。戦闘員をある地域から別の地域に移動させるのでなく、戦闘員を方位することだと述べた。 イラク軍…

クルーグマン教授。国内政治をカバーしているジャーナリストたちにとって、今週は厳しい選択を迫られたに違いない。トランプ氏の予算案の詐欺に焦点を充てるべきか、トランプケアのCBOによる評価に注目すべきか。 しかし、これらをすべて総合するようなもの…

イタリアで行われていたG7サミットは、トランプ氏に振り回される、緊張感に満ちた会合となった。気候変動や貿易、ロシアとの関係について、トランプ氏と他の主要国との立場の違いが鮮明になった。 トランプ氏はロシア政策を縮小する考えはないことを明らかに…

今日も快晴。 トランプ氏の女婿かつ政権のシニアアドバイザーである、ジャレド・クシュナー氏がロシアと秘密の連絡を取り合っていたという疑惑が浮上している。 政権移行期間中に、シリアに関する軍事作成やそれ以外に問題について、ロシア側と話し合ってい…

朝方は薄曇りだったが、やがて快晴に。夏のような陽気である。 トランプ氏はホワイトハウスのスタッフを大きく変更する考えだ。ロシア危機対応である。来週、トランプ氏が外遊から帰国するのを待って関連の会合が予定されている。 スパイサー報道官らの更迭…

雨。 連邦控訴裁判所はトランプ大統領による、移民に関する大統領令を棄却した。政権側は最高裁に上告すると述べた。徹底抗戦の構えである。 この大統領令はムスリムが多数派を占める６カ国からの旅行者が米国に入国することを一時的に禁じる命令である。控…

サマーズ教授。トランプ予算はこっけいである、と。経済の見通しがあまりに楽観的であり、論理的にも誤りがあると手厳しい。 http://economistsview.typepad.com/economistsview/2017/05/trumps-budget-is-simply-ludicrous.html 昨日日本で講演したバーナン…

久しぶりの雨。 ムーディーズが中国に対する格付けを引き下げた。成長モデルが機能しなくなっていると警告している。中国政府による外資を惹きつける政策は、より複雑化しつつある。格下げは27年間で初めてのことだ。 ムーディーズの警告は同時に、中国には…

晴れ。連日暑い日が続く。 CIAのブレナン元長官が、ロシア人がトランプ氏の選挙キャンペーン幹部と接触していたと証言した。クレムリンのトップに対し、直接警告したのにも関わらず、大統領選挙への干渉を続けたと証言した。 火曜日に下院で証人喚問が行われ…

晴れ。 中東歴訪中のトランプ氏はイスラエルを訪問した。平和交渉を再開させるために、イスラエル首相と話し合った。しかし、米国が湾岸諸国に対し、新たな武器輸出を決めたことについて、イスラエル側から反発の声が出ている。 ネタニヤフ首相との会合後、…

Fedのバランスシート縮小策について。Fedがそのバランスシートを縮小すると話をしているのにも関わらず、多くの観察者はFedにバランスシートを大きいまま維持しておいて欲しいと望んでいる。それにはいくつかの理由がある。 政府にとってみると、Fedはプラス…

晴れ。朝から気温が上昇。 トランプ氏の中東訪問関連の話題。サウジアラビアにおけるスピーチで、ムスリム諸国に対し、過激派と戦うよう求めた。大統領としての初めての外遊において、ムスリムに対し融和的なトーンをにじませた。 トランプ氏の外遊は９日間…

晴れ。今日も暑くなりそうだ。 イランの新大統領にロウハニ氏が再選された。西側諸国とより良い関係を築くことを推進しているが、国内経済は不振を続けている。 ロウハニ大統領は穏健派で、大差をつけて再選された。西側諸国との関係改善と低迷する経済をテ…

快晴。今日は良い天気である。 ロシア問題がとどまるところを知らない。 https://www.wsj.com/articles/white-house-faces-new-pressure-over-comey-firing-russia-probe-1495225970 解任されたコミー前長官が公開の証人喚問に応じることになった。トランプ…

Duy教授。Fedはインフレ上昇の好機を生かせずに終わりそうだ。 http://economistsview.typepad.com/timduy/2017/05/inflation-isnt-cooperating-with-the-fed.html ブルッキングスペーパーより。所得の長期トレンドを調べてみたところ、ある発見があったとい…

今日は快晴。 前上院議員のリーバーマン氏がFBIの新しい長官として有力視されている。かつて民主党に所属していた。 トランプ氏も記者団に対し、リーバーマン氏が最有力の選択だ、と述べた。 2016年の大統領選において、リーバーマン氏はクリントン氏を支持…

USTRの新代表、ライトハイザー氏は、NAFTA再交渉の中で為替操作を制限する条項を加えることを検討していると上院議員らに説明した。 NAFTAは23年の歴史がある協定である。トランプ政権としては、何らかの通貨に関する規律を持ち込みたい考えであるが、そのル…

薄曇り。 ワシントンの混乱が株式市場や為替市場に波及し、株安ドル安を招いている。ダウ指数は３７０ポイント以上下落。ドルのインデックス指数も選挙後のドル上昇を打ち消すほど下落した。１０年国債金利は２・２２％に下落している。 ワシントンに吹く嵐…

Fedウォッチより。鉱工業生産指数は４月に上昇したが、多くのセクターで急落している。 http://economistsview.typepad.com/economistsview/2017/05/fed-watch-cant-keep-a-good-economy-down.html

曇。 FBIのコミー長官辞任関連の続報。トランプ氏はコミー長官に対し、フリン氏の調査をやめるよう働きかけた。メモが残されている。フリン氏の辞任後、大統領がそう求めたという。 https://www.wsj.com/articles/trump-asked-comey-to-drop-flynn-investiga…

VOXより。OECD諸国の間では、賃金と生産性との関係に乖離がますますみられるようになったと指摘している。 16カ国の企業レベルの新しいデータを使い、高賃金の企業とそうでない企業、高い生産性の企業とそうでない企業との乖離を描く。同じセクターであって…

今日は晴れ間が広がる。 原油価格が減産合意が延長されたことで、３週間ぶりの高値をつけた。15日夜現在の原油価格は48・89ドルである。 ロシアとサウジアラビアの石油大臣が９ヶ月間、減産合意を延長することで合意した。世界中の原油在庫を削減し、価格を…

今日も曇空。 プロジェクトシンジケートより、アデア・ターナー元長官。 去年の秋まで世界経済はデフレの罠に捉えられていたように見える。５年連続でIMFは中期成長見通しを引き下げていた。 しかし、それから６ヶ月しか経過していないのに、見通しはすっか…

曇。週末だというのに冴えない。 日曜日の朝、北朝鮮が再び弾道ミサイルを発射した。韓国と日本のあいだの水域に着弾した。平壌政府への関与をより強める姿勢を示している韓国の新大統領が選挙で誕生してから、わずか数日後のことだった。打ち上げ花火のつも…

エコノミスト誌より。 相変わらず皮肉がうまい。 http://www.economist.com/blogs/democracyinamerica/2017/05/you-re-fired?spc=scode&spv=xm&ah=9d7f7ab945510a56fa6d37c30b6f1709 これはトランポノミクスについて。トランポノミクスは米国を再び偉大にし…

USTRの新代表として、ロバート・ライトハイザー氏が上院で承認された。NAFTAの再交渉の先導役を務める。 多くのトランプ政権の閣僚が共和党の支持を得ているのにも関わらず、議会で僅差で承認された。しかし、ライトハイザー氏は木曜日に民主党の支持も得て…