英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2021-01-01から1年間の記事一覧

空前のM&Aブーム

快晴。 2021年のM&Aは史上最高を記録し、5.8兆ドルとなった。40年ぶりの水準という。理由は市場自体がM&Aブームに沸いていることと、刺激策が広がっていることだ。 リフィニティブによると、世界におけるM&A合計額は5.8兆ドルとなった。2020年と比べて64%増…

ヘッジファンド

快晴。 ヘッジファンドは米国経済の見通しに関する市場の悲観的見方に反する方向へ賭けている。ヘッジファンドの一部はイールドカープがスティープ化することへ賭けている。 https://www.ft.com/content/bc799a6b-d5ee-46fc-85c7-173e8f751bf6

南米チリの新国家戦略

曇り。 南米チリで起きている変革。グリーンエネルギー不可欠とされるリチウムの埋蔵量が豊富な国だ。だが、鉱山企業に対する怒りや水危機、格差に対する怒りがチリの国民の間に巻き起こし、国のあり方を問う論争が起きている。 ほとんどの国が国の理想を作…

イージーマネーの氾濫

快晴。 企業は世界の金融資本市場から12兆ドルもの巨額の資金を調達した。画期的な年になった。中央銀行による刺激策が株式や債券による資金調達のペースを後押しした。 世界の企業は12.1兆ドルの資金を2021年に調達した。それは株式を売ったり、債券を発行…

市場の過度なリスクテイク

快晴。 ティ・ロウ・プライスの幹部が市場のリスクについて警告を発している。株式市場が高値を更新しているが、自由な形のリスクテイキングが発生しているとしている。 https://www.ft.com/content/e1d8146a-e940-49b5-95dd-042250353428

債券市場、最悪の年

快晴。 世界の債券市場は1999年以来の悪い年であった。 https://www.ft.com/content/7d11b596-7c0b-453b-a61f-9295d4103634

クレディスイスがソフトバンクを提訴

快晴。 クレディスイスがソフトバンクを相手に訴訟を起こした。 ビジョンファンドが投資した米国の建設会社による損害を取り戻すため、4.4億ドルを求めた訴訟となる。ソフトバンクとクレディスイスの関係は、グリーンシルキャピタルをめぐって悪化していたが…

ウクライナ問題と欧州

快晴。 ウクライナ問題。ドラギ首相いわく、欧州はウクライナ問題をめぐってロシアの動きを止める手段を持ち合わせていないと述べた。 https://www.ft.com/content/dd808ad2-585c-488d-a62b-8f963b1a4bb7

軍事化するロシア社会

クレムリンはロシア社会を軍事化しつつある。若者に愛国心をあおり、政府はロシア人は戦う可能性があると思いこませている。地図読み取りや射撃で優秀な若者を集め、競わせている。 いつもながら、NYTの写真は素晴らしい。 https://www.nytimes.com/2021/12/…

トルコ通貨の乱高下

快晴。 トルコのエルドガン大統領が通貨リラの救済策を発表した。その後、リラ相場は急上昇した。 https://www.ft.com/content/5301a1ce-2658-4452-860c-4c19fbcaa037

オミクロン

快晴。 NYTより。オミクロン関連のニュースが席巻している。 https://www.nytimes.com/2021/12/19/briefing/your-monday-briefing-omicron-evades-many-vaccines.html

ドローン戦争の実像

ニューヨークタイムズの調査報道。ISISへのドローンを使った攻撃や精密爆弾は、喧伝されていたものとは大きく異なるものだった。記録文書が示しているのは、情報機関の欠陥や間違った目標、何年にも及ぶ一般市民の死者だった。そして、説明責任も乏しい。 相…

TPGキャピタル上場

快晴。 TPGキャピタルがIPOを準備している。創業者のBonderman氏は79歳。この秋、TPGの上場に向けた準備を進めている。 AUMは1090億ドルにのぼる巨大バイアウトファームだ。長らく待望されていたIPOはブラックストーンやアポロ、KKR、カーライルなどに続き、…

利上げに動く各国中央銀行

晴れ。 各国の中央銀行はインフレ警戒感を強めている。ほぼ同時に利上げに向かって動き始めている。 https://www.ft.com/content/f76d5033-ed8f-46fa-9313-e93597cee06f

タカ派に転じたFed

快晴。 FOMC。Fedは来年、3回の利上げを見込んでいる。インフレに対し、タカ派的なスタンスに大きく転じた。 https://www.ft.com/content/834e773c-0bf6-4510-87d3-123a5d040c05

企業物価指数とFedへの圧力

快晴。 米国でも企業物価指数が上昇している。Fedへの圧力になっている。 https://www.ft.com/content/99c75c70-20e9-49d7-b8f0-c1149e18e23b ゴールドマンサックスやJPモルガンでは、投資銀行マンのボーナス抑制策に乗り出している。 https://www.ft.com/co…

FOMCを前に

曇り。 Fedは物価上昇の動きに直面し、動きを見せ始めている。 https://www.ft.com/content/87f7b192-df7c-4b25-9c3c-6558fecec48b

ウクライナのドイツ批判

快晴。 ウクライナ情勢。ウクライナ政府はドイツに対し、NATOの武器供給を妨げていると批判している。 https://www.ft.com/content/1336c9be-f1c9-4545-9f85-3b07fcb746d6

あえぐプーチン

1年のベスト本を選ぶ時期がやってきた。PSのベストブック。 https://www.project-syndicate.org/onpoint/ps-commentators-best-reads-in-2021-by-ps-editors-2021-12?barrier=accesspaylog プーチンの最後のあえぎ。米国の情報機関はロシアがウクライナ攻撃…

民主党内タカ派の声

晴れ。 民主党はFedに対し、インフレにより厳しい姿勢で臨むよう求めている。党内の穏健派は有権者のインフレに対する反発を恐れている。 民主党中道派からFedに対する圧力が飛び出しているのは、来秋のFOMCを前にしてのことだ。今回のFOMCでFedは資産買い入…

キャシー・ウッドの試練

キャシー・ウッド氏が正念場に差し掛かっている。 https://www.ft.com/content/d26e8ee6-f724-4a7a-8cef-61bd5f101c28

フランス大統領選、マクロン氏の手ごわい敵

来年のフランス大統領選。現職のマクロン大統領にとって最大のライバルが、中道右派の女性候補、バレリー・ペクレス氏だ。 https://www.ft.com/content/51aff277-bb70-41be-9b9f-f8f0400dc25c

加速するインフレ

快晴。 米国のインフレが1982年以来の水準に達している。11月のCPIは6.8%。歳出増加を企図しているホワイトハウスに対し、圧力が高まっている。 米国の消費者物価は40年ぶりのインフレ状態にある。政治的にはバイデン政権へのつりょくとなりそうだ。 BLSが…

パンデミックの恐怖

資本市場は新興国市場が揺れている。中国を除く新興国の株式市場や債券市場が来年もパンデミックから抜け出せないのではないかという恐怖にとらわれている。 https://www.ft.com/content/0b2c2c42-420c-4610-a7d7-747146905e59

バイデンとプーチン

曇り。 バイデン政権が対ロシア政策をめぐり東部NATO加盟国と協議を続けている。一方で、米国がプーチン大統領と妥協するのではないかという恐怖も広がっている。 ロシアは国境の拡大を狙って、安全保障条約を結びたがっている。 バイデン大統領は木曜日に東…

円安とインフレ懸念

曇り。 バイデン大統領はNATOをめぐり、ロシアと外交的妥協を行おうとしている。 https://www.ft.com/content/8b151011-2054-4aa7-8b4c-fee8835529e5 日本の円安とインフレ懸念について。 https://www.ft.com/content/e6db7538-cf69-427a-a9fb-ddf323fdb49f

社債市場革命

雨。 次の革命。社債市場を揺るがす事態が起きるという。 https://www.ft.com/content/12888496-2c3d-4ad9-a9cd-bd418e03cb44

Fedに求められる2つの対策

エラリアン氏。インフレの進展へ適切に反応することが遅れれば遅れるほど、その後の政策実行が困難になり、市場の混乱と経済的に不必要な痛みをもたらしてしまうと説く。Fedは早急に2つのことを実行せよと呼びかけている。 https://www.project-syndicate.or…

移民を使ったハイブリッド戦争

曇り。 移民をハイブリッド戦争の武器に使う動きがある。追いやられた人たちを使い、欧州の分断と恐怖をあおろうという戦略である。 ポーランドとの国境沿いにあるバラルーシに隔離された移民たちの集団をルカシェンコ氏が訪問したとき、ルカシェンコ氏はポ…

オミクロンショック

快晴。 オミクロンだけでなく、米国の金融政策の不確実さが市場を揺らしている。Fedが金融政策を緊縮方向に切り替えようとしているタイミングで、オミクロン株が広がった。 世界の株式市場の動揺により、わずか数時間で数兆ドルの価値が吹き飛んだ。 今回の…