英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ネタニヤフ

エコノミスト最新号のカバーストーリーはイスラエルのネタニヤフ首相。 https://www.economist.com/leaders/2019/03/30/binyamin-netanyahu-a-parable-of-modern-populism

相次ぐFed幹部の発言

Fed幹部の発言が相次いでいる。これはクラリダ副議長の発言。世界経済の減速リスクにより注意を払うべきだと述べた。インフレ圧力が弱まっており、将来の金利調整に慎重になるべきだという。 過去、海外の経済減速を和らげるために行った政策の事例をいくつ…

4%金利が住宅市場を活性化

曇り。 住宅ローンにおける4%金利が帰ってきた。30年の固定ローンの金利は平均で4%まで低下している。1週間前よりも0.25%の下落であり、過去10年間で最大の下落幅となっている。 この4%という金利は住宅市場を再び活性化させるのに十分な水準である、と…

債券への逃避

世界的に成長への期待が後退し、債券への逃避が起きている。 https://www.ft.com/content/3b150b28-50aa-11e9-9c76-bf4a0ce37d49

市場の利下げ期待

曇り。 Fedのカプラン理事が、市場の利下げ期待を押し戻した。世界経済の幻想を理由に、市場では利上げの観測が高まっているが、利上げを検討するのはまだ早すぎると述べている。 最近の債券市場の動きが示すのは、投資家はFedが利上げに動こうとして…

Fedを取り巻く政治包囲網

晴れ。 Duy教授。12月の利上げ決定を修正すべく、今回のFOMCでパウウェル議長率いるFedは動いた。今12月のミスからリカバーを続けている。Duy教授は遅かれ早かれ利上げをすべきだと論じている。そのコストは低いとみている。 さらに注意すべき…

広がるムーア指名への反発

曇り。 民主党は無実を晴らすために求めているモラー報告書の公開について、トランプ氏は支持する考えを示した。 https://www.wsj.com/articles/trump-more-than-happy-for-release-of-full-mueller-report-white-house-says-11553520972?mod=hp_lead_pos1 …

ドイツとトルコ

ドイツが難民問題を受けて、ドイツにいるムスリムとトルコとの関係を切る方向で動いている。難民危機後、政治的緊張が高まるにともない、トルコの役割が圧力にさらされている。 具体的にはトルコ政府とドイツにいるムスリム社会との金融上、制度上のつながり…

トランプ氏のロシア疑惑

晴れ。 モラー特別捜査官による捜査によって、トランプ氏がロシア疑惑の関与を証拠づけることはできなかった。トランプ氏が2016年の選挙キャンペーンにおいて、ロシアと共謀し、大統領選に干渉したとの疑惑は立証できずに終わった。ただ、モラー氏の捜査は、…

不透明なビジョンファンドのガバナンス

晴れ。 ソフトバンクの最大の問題点をずばり指摘した記事。良いレポートである。 1000億ドルにのぼる孫氏のビジョンファンド。その運営の透明性や説明責任が問われている。 ほぼ2年前、孫正義氏はテクノロジー企業を支援するための新しい投資ビークルの規則…

Fed新理事にムーア氏

Fedの新理事にトランプ氏はステファン・ムーア氏を指名する。突出した保守派であり、トランプ大統領の経済政策の支持者でもある。 ムーア氏はヘリテージ財団のビジティングフェローであり、2016年の大統領選でアドバイザーを務めていた。 トランプ大統領は金…

モラー報告書

曇り。 モラー特別捜査官はバー司法長官に対し、2年に及ぶ調査の報告書を提出した。 https://www.wsj.com/articles/house-committee-told-to-expect-word-that-mueller-report-has-been-delivered-to-attorney-general-barr-11553288563

ゴラン高原の主権

トランプ氏は、ゴラン高原におけるイスラエルの主権を支持すると表明した。長らく議論されてきたこの地域の戦略的、安全保障上の重要性について言及した。これは大きな政策の転換である。 木曜日、トランプ氏はイスラエルのゴラン高原における主権を支持する…

Fed、利上げサイクルの終焉

雨。 FOMCが開かれた。パウウェル議長は今年の利上げはなさそうだ、というシグナルを送った。17人の委員のうち11人が、今年の利上げは必要ないと考えている。この数は12月時点より2人増えた。 Fed幹部今年の利上げはなさそうであり、過去3年以上にわたって続…

金融危機は不可避か

FTより。なぜさらなる金融危機が不可避なのか。 https://www.ft.com/content/d9d94f4a-4884-11e9-bbc9-6917dce3dc62

米中貿易交渉は4月妥結へ

晴れ。 米中の貿易交渉は4月下旬にも妥結する見通しが出てきた。ワシントンと北京で新たな高官同士の協議が開催される予定で、4月下旬の妥結が見えてきた。 来週、ムニューシン財務長官とライトハイザーUSTR長官が北京を訪問する。中国の劉鶴副首相と会…

ドットチャート運航のジレンマ

晴れ。 Fed幹部はドットチャートを示して外部とコミュニケーションを図りながら、金融政策を運営している。そのジレンマに直面し、このやり方の見直しが検討されている。 Fedはドットチャートについて、何をすべきか完全に確信が持てているわけではな…

アメリカ大学教育の危機

米国の大学教育の危機について。 https://www.ft.com/content/973340fc-458b-11e9-b168-96a37d002cd3 フランスで再び暴動が起きた。店舗やレストランに火がつけられ、マクロン大統領は短いスキー休暇を切り上げ、問題への対処を迫られた。 首都に戻ったマク…

ドイツ銀とコメルツ銀、合併協議開始

快晴。 ドイツ銀行とコメルツ銀行が合併に向けた協議を始めた。両行は公式に協議を始めた。これはドイツの金融部門の再編成につながり、もし成立すれば、BNPパリバに次いで、ユーロ圏で2番目に大きい資産を持つ銀行が誕生する。 2行のシニアマネジメント…

高まるFedの「利下げ確率」

快晴。 米国債の金利は低下している。Fedが利下げに動くと、より多くの投資家がみているからだ。 昨年秋以降の10年米国債の推移をみると、いったん3%超をつけてから、現在は2.6%前後で推移している。そして、米国の製造業指数が弱含み、Fedが今年後半にも…

ニュージーランドのテロ

晴れ。 ニュージーランドのテロ事件。何とも痛ましい。 https://www.wsj.com/articles/new-zealand-police-respond-to-active-shooter-at-a-mosque-in-christchurch-11552618459?mod=hp_lead_pos1

ブレグジット

晴れ。 エコノミストより。ブレグジットについて。 https://www.economist.com/leaders/2019/03/14/oh-uk-what-next-for-brexit

ドラギの後

ドラギの後について、考察している。FT。 ドラギ総裁よりも素早く動ける総裁を欲している。ドラギ総裁はユーロ圏を救うことには大胆後継者は経済の減速と戦う力が必要とされる。 2012年の7月に有名になった言葉を発して以降、ドラギ総裁には「ユーロを救っ…

ブレグジットの対価

ブレグジットにマーケットが揺れている。ブレグジットの「さざ波」を追跡したレポート。EUを離脱すれば、英国株価の低さや高い借入コストが浮き彫りにされるだろう。 依然としてブレグジットの行方は分からないままだ。ブレグジットのコスト、対価を調べて…

金融政策考

晴れ。 金融政策は今の経済停滞の状況を一層悪化させることになっているという。財政政策にシフトすべきであるという主張だ。FTのマーチン・ウルフ。 金利はなぜこれほどまでに低いのか。それは長期停滞仮説が説明できるものなのか。これらの問いは、マク…

大詰めブレグジット

曇り。 ブレグジットをめぐり、英国議会の投票が大詰めを迎えている。メイ首相はユンケル欧州委員会委員長との会談に臨んだ。 議会との話し合いが不調に終わった後、メイ首相は劇的な逆転を狙うべく、ユンケル氏との会談を仕掛けた。月曜日のお昼にユンケル…

中国経済の楽観論

強風を伴った雨。 中国の循環的な景気回復は勢いを増している。貿易戦争の影響が和らぎ、国内の景気刺激策が効果を発揮している。中国経済への見方が回復しているようだ。 https://www.ft.com/content/c085c2e4-4235-11e9-b168-96a37d002cd3

ドイツ銀行とコメルツ、非公式協議始める

ドイツ銀行とコメルツ銀行が、非公式ながら幹部同士による合併協議を始めたようだ。経営不振と株価の低迷に陥っている両者は、事態の打開に向け、合併に一歩も二歩も踏み出した。 この非公式協議は、ドイツ銀行側の経営陣が積極的になったことを反映した動き…

現代金融理論はブードゥー経済学か

曇り。 サマーズ氏。左派が支持するMMT、現代金融理論はなぜ災厄になるといえるのかと題し、最近経済論壇をにぎわせているMMTをコテンパンにこき下ろしている。 この場面は以前に見たことがある。経済のパフォーマンスに対する不満が広まり、伝統的な…

アメリカの雇用統計

晴れ。 米国の2月の雇用統計が出た。新規雇用者数の伸びは減速。米国経済の減速に伴い、2万人の増加にとどまった。ただ、賃金の上昇率は依然として力強い。米国経済は依然として拡張過程を続けていることをうかがわせた。 2万人の増加は2017年9月以来の低水…