英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2020年12月、パウエル記者会見

12月16日のFOMC後のパウエル記者会見。 冒頭発言で。本日、われわれは金利に関するフォワードガイダンスを再確認し、資産買い取りの追加ガイダンスを示した。同時に、経済回復が完了するまで力強くサポートし続ける。 経済活動の評価について。第2四半期のど…

74のファクト

晴れ。 NYTより。2020年に判明した74のファクトについて。日本では刑事裁判の有罪率が99%であること、など。 https://www.nytimes.com/2020/12/30/insider/74-facts-for-2020.html タイの軍人によるクーデタの歴史。 https://www.nytimes.com/2020/02/10/wo…

米労働市場の回復はどこまで急速か

欧州の銀行が米国のリテール市場を攻略しようと奮闘している。 https://www.ft.com/content/c6a77b36-db55-43a2-b280-2ec215cb8f92 米国の労働市場の回復はどれほど急速になるだろうか。エコノミストより。長期の失業率は依然として高いままであるが、ペント…

米長期国債、安定的な市中消化への懸念

雨のち曇り。 米国政府は大量の米国債を発行するが、そのことによって投資家の長期債への需要を試すことになる。米国政府は1.8兆ドルの国債を発行する。 2021年に米国は市場に長期債を洪水のように発行する。ここで問題視されているのは、誰が、どのくらいの…

2020年のマーケット概観

晴れ。2020年のIPO市場。 コロナウイルスの大流行が、かえってIPOブームを引き起こした。2020年は企業が株式上場によって資金調達を増やした。これは2007年に起きたことよりも大規模な動きであった。株価が回復したことで、企業やSPACの上場を誘引した。 企…

トランプ氏、法案に署名

晴れ。 トランプ大統領はコロナ対策法案にサインをし、政府閉鎖が避けられる見通しとなった。トランプ大統領はコロナ刺激策を含む、法案に署名した。日曜日の夜のことだ。 https://www.ft.com/content/b657be60-ba1a-4f25-8bfe-afd51ef56a8a

2021年のマーケットリスク

曇り。 投資家は2021年の市場のリスクが何であるとみているのか。今のところ、バラ色の見通しが大勢を占めているが、インフレやコロナの再拡大などのリスクが待ち構えている。 2021年の投資家やアナリストらの見通しを一言で要約すると、注意深い楽観主義と…

NY連銀、最新の経済予測

NY連銀による、DSGEモデルを使った最新の経済予測。2020年9月との違いは何だろうか。 https://libertystreeteconomics.newyorkfed.org/2020/12/the-new-york-fed-dsge-model-forecastdecember-2020.html モデルを使った予測をみると、成長率予測の中央値は20…

転換点の2020年

快晴。 金曜日のブリーフ。クリスマスゆえのスペシャルエディション。 どのようにこの困難な年を戦ったかについて。写真で綴っている。後の歴史になって、転換点となる年にはいろんなイベントが起きる。戦争が終わったり、奴隷制が終わったり、世代間の意見…

英国・EUの新貿易協定

晴れ。 イギリスとEUは歴史的なブレグジットの貿易交渉で合意に至った。両国・地域間では大半の商品の関税はゼロになる。将来の協業のプラットフォームになると、FTは好意的に伝えている。 ブレグジットから数年かけて両サイドの関係を再構築してきた。英国…

投資ファンドの隆盛

晴れ。 プライベート・エクイティが危機後、高水準を記録している。各国政府が打ち出すコロナ刺激策と、安価な借り入れコストが後押ししている。 https://www.ft.com/content/3091dd08-0301-424e-a049-7227a4883ef2 NYTブリーフ。英国では厳しい制約が続き、…

社債市場のリスク

晴れ。 Fedが米国の社債市場に介入している。社債市場のリスクが高まっているためだ。 https://www.ft.com/content/7fa7e230-5a8f-4a65-b8b7-ecd603a2a3d1 NYTブリーフ。韓国のコロナ対策。英国やスウェーデンの年末風景も。 https://www.nytimes.com/2020/1…

旅行禁止令広がる

NYTのブリーフ。各国で旅行禁止令が広がっている。 https://www.nytimes.com/2020/12/21/briefing/virus-variant-bans-china-electricity.html

ソフトバンクのSPAC

晴れ。 世界の株式市場は下落。 https://www.ft.com/content/58ce50e1-fb49-4743-8f82-0a7a5ff1e896 ソフトバンクはSPAC投資を始める。 https://www.ft.com/content/65fd4a73-f277-415f-83b5-a3a68a5d4e27 米議会が合意した9000億ドルの財政刺激策について。…

9000億ドル財政刺激策で合意

快晴。 米議会は9000億ドルの財政刺激策で合意した。6000億ドルの支援金の給付や中小企業向け支援策が盛り込まれている。 https://www.ft.com/content/6c953f0e-b229-42c1-959e-ef62196ef4d6 コロナウイルスは変異を始めている。イギリスでは、変異したウイ…

パウエルに求められる「微妙なかじ取り」

パウウェル会見について。Fedにとって難しい時期であるが、パウウェル議長はそのハト派的な約束を維持した。今週のFOMC後の会見についてだ。 Fedの短期の見通しは、コロナウイルスの拡大により停滞している。エコノミストや投資家らはFedによる新たな大規模…

ロビンフッドの挫折

晴れ。 米証券会社のロビンフッドは、そのビジネスモデルの在り方に問いを突き付けられている。 恰好の良いアプリと取引を民主化しようという約束により、ウォールストリートを破壊しようというロビンフッドの試みは、米国の規制当局者によってくじかれるこ…

為替操作国

快晴。 米国はスイスとベトナムを為替操作国に認定した。 https://www.ft.com/content/9bcd4d84-fdec-4f03-9560-dc58f2721899 株高は続く。 https://www.ft.com/content/67a7b1ca-c610-4492-821e-b935b359c67f NYTブリーフ。マクロン大統領がコロナ陽性と診…

ジョージア州とアメリカ

来年1月のジョージア州の上院選が、トランプ大統領のみならず、上院の命運を左右する。 https://www.economist.com/united-states/2020/12/19/georgias-run-offs-could-decide-donald-trumps-future-and-the-senate

ロビンフッド提訴

ロビンフッドが提訴された。投資のゲーム化をもたらした、という理由だ。投資経験のないユーザーを保護する措置が不十分だとして、マサチューセッツ州の証券取引当局は非難している。 https://www.ft.com/content/0e451231-fa4c-4686-bf2f-a5e107f337b9 今日…

FOMC、緩和継続

快晴。 FedはFOMCを開いた。債券買い取りを継続し、米国経済を下支えする姿勢を鮮明にした。買い取り期間については、回復に実質的な進展がより一層みられるまで続ける、とした。 Fedは少なくとも1200億ドルの債券を毎月購入を続けることをきめた。コロナウ…

株式バブルなのか

晴れ。 現状の株高は株式バブルではないか。マーチン・ウルフはそうではないと主張している。 https://www.ft.com/content/9484ea73-5fd3-4e3e-9174-717848d5118c

注目の9000億ドル刺激策

晴れ。 マーケットブリーフ。米国株は4日連続で下落した。主要都市でロックダウンが強化されたことを受け、テクノロジー株が幅広く下落した。投資家は、ワシントンにおける政策担当者が9080億ドルの経済刺激策で合意できるかどうかを注視している。 S&P500指…

メキシコの「ある物語」

晴れ。 NYTブリーフ。米国でコロナワクチンの発売が始まった。米国史上で最大のワクチンキャンペーンとなる。薬品の規制当局はファイザーとビオンテック社が開発したワクチンを承認し、今週発売となる。発売はコロナウイルスによる死者が30万人にちかづこう…

アストラゼネカの巨額買収

快晴。 製薬大手のアストラゼネカは同業のアレクシオンを390億ドルで買収する。英国の製薬会社による米国のバイオテック企業の買収となる。アレクシオンは希少な病気の治療薬に特化した会社である。 買収は現金と株式の両方を使って買収する。 https://www.f…

トランプ申し立てを却下

曇り。 テキサス州の裁判所はトランプ氏の選挙無効の申し立てを却下した。 https://www.ft.com/content/ace31858-c210-40b3-8dad-f62cf134b435

インフレ復活はあるか

コロナ後、インフレは帰ってくるのだろうか。今行われている政策は、低インフレを前提としているが、それが続く保証はない。 エコノミストの多くは、インフレは死んだと思っている。その結果、中央銀行は政策金利をゼロ近くまで近づけ、大量の政府国債を購入…

ECBの追加緩和

晴れ。 ECBは新たな緩和を打ち出した。コロナウイルスで打撃を受けたユーロ圏経済を支えるためだ。債券買い取りプログラムの規模を増額する。 追加したのは5000億ユーロの債券買い取りだ。期間も延長し、銀行に対して低金利の資金を融通する。 ECBはPEPPと呼…

フェイスブック提訴

小雨。 フェイスブックが反トラスト法違反で提訴された。 https://www.ft.com/content/5c03ac0f-7122-4c31-97a5-ecab3928a038 マーケットブリーフ。 https://www.ft.com/content/f049e196-9d15-46f5-87ed-339913d049c6 NYTブリーフ。 https://www.nytimes.co…

コロナで高生産性は可能か

コロナウイルスにより、高い生産性が実現するかもしれない。企業は新しい生産プロセスやテクノロジーを採用し、コロナの落ち込みを相殺するほどの高成長が実現するかもしれないという。 https://www.economist.com/finance-and-economics/2020/12/08/the-pan…