英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

膨張するスイス中央銀行

晴れ。 スイスの中央銀行。時価換算の資産総額が初めて1兆スイスフランを超えた。同中銀のポートフォリオは今や、世界最大のSWFよりも大きい。 スイスの中央銀行は過去6カ月間で470億ドル以上も資産を増やした。米国株の上昇が原因で、その資産総額は1兆スイ…

FOMC、近づくテーパリング

晴れ。 昨日のFOMC。Fedはテーパリングに関する決定に近づいている。 https://www.ft.com/content/6b5992d3-967e-4a63-b159-a398654d6199 資産運用業界について。 https://www.ft.com/content/4cb8fccf-327f-4373-9450-60664a903d50 ロビンフッドの上場。IPO…

中国株ショック

晴れ。 中国株ショックがマーケットを襲った。VIEと呼ばれる投資ビークルに対する規制強化がウォールストリートをパニックに陥れている。米中対立が市場に影を投げかけた格好だ。 米国市場に上場する中国企業の株価は過去20年間で2兆ドルに到達した。中国で1…

保険業界再編

保険業界の再編。ウィリス・タワーズ・ワトソンの買収が白紙に戻った。米国政府からストップがかかったようだ。 https://www.ft.com/content/a6471af0-764d-49e7-87a0-dd2a2c110fd9

実質金利がマイナスに

雨。 米国の実質金利が記録的な低水準となった。世界経済の見通しについて重大な示唆を与えている。 米国の10年国債の実質金利は月曜日にマイナスとなった。世界経済の見通しに対する不安が高まっている。株式市場の売りがアジアの投資家に波及し、国債への…

ビジョンファンド

晴れ。 ビジョンファンド。 https://www.ft.com/content/66afff06-cee0-4e83-ba86-be674baee2c7

米国債投資への賭け

米国債について。大手投資家は債券投資にかけている。 大手の債券投資家は、米国債への投資にこだわっている。経済見通しに関する深い関心が誤っているというのだ。 ブラックロックやJPモルガンアセットマネジメントは、米国債の金利が上昇することに賭け続…

加速する運用業界の再編

晴れ。 ゴールドマンサックスアセットマネジメントとドイツのDWSは、オランダのNNグループを買収する準備に入っている。業界の再編の勢いが増している。 オランダの保険会社であるNnグループは4月、NNインベストメントパートナーズを売却する検討をしている…

米株、不安定な一週間

晴れ。 米国株は不安定な一週間だった。 金曜日の米国株は高値を更新した。デルタ変異株への不安は、力強い企業収益と中央銀行の金融市場に対する継続的な支援によって相殺された。 S&P500指数は1%の上昇となった。今週の上昇幅は2%。年初来では17%の上昇…

ECB内の意見対立

晴れ。 マイナス金利政策を継続するかどうかをめぐり、ECB内の意見対立があらわになっている。 ECBはインフレにより寛容になろうとしている。 https://www.ft.com/content/b329cbe7-1d93-41f5-8812-297f0e03de58

米住宅価格が急上昇

晴れ。 米国の住宅価格が上昇している。Fedの金融政策の手足を縛る要因となるかもしれない。 https://www.ft.com/content/efdf1845-6138-4af7-8d2b-c20df9fed218

ETF市場への資金流入

晴れ。 ETF産業は活況を呈している。ETF市場への資金流入が続いているからだ。 https://www.ft.com/content/45de621f-f9da-498c-a470-1c8a82f902a7

デルタ株懸念で株安

晴れ。 デルタ株が懸念され、世界の株式市場が大きく揺さぶられている。欧州株は年初来で最悪の下落幅となった。米国株も1.6%下げている。 商品価格も下落し、投資家は国債などの安全資産に資金を移している。10年債の利回りは過去6カ月間の中で最低水準ま…

バイデン再任の可否

晴れ。 民主党はバイデン氏の再選支持に傾いている。ただ、急進派はバイデン氏の更迭を主張している。 民主党議員によると、2008年と2020年の2つの危機を経験したが、後者の危機は非常にうまく対処できているというのだ。 パウエル議長の任期は来年2月に切れ…

グローバル課税の含意

グローバル課税の動きについて、スティグリッツ教授。現行の課税ルールにおいては、グローバルに展開する多国籍企業は低課税国に課税所得を移転することによって、適正な課税を逃れることができる。現在提案されている税制改革案は政府の歳入を大きく増やす…

レボリュート、フィンテックの波

英国のフィンテック企業・レボリュート。フィンテックの波に乗っている。すでに330億ドルの企業価値をつけている。 レボリュートが英国でもっとも企業価値の大きなフィンテック企業となったとき、ニコライ・ストロンスキ―は失望した。 昨年の資金調達ラウン…

債券市場の奇妙な反応

晴れ。 米国のインフレ指標の動きに対して、債券市場が奇妙な反応を見せていることが投資家を惑わせている。 規模の大きなインフレと米国債の買い(金利低下)が伴った動きが続いている。投資家は世界最大の債券市場で何が起きているのか、説明を迫られてい…

インフレにあわてるな

晴れ。 ロゴフ教授。 https://www.ft.com/content/a7c101be-7361-4307-981d-b8edf6d002be

モルスタ決算

晴れ。 モルスタ決算。 https://www.ft.com/content/816b165a-b891-4638-8ae6-fa272d0fca4c

パウエル議会証言

晴れ。 注目のパウエル議長の議会証言。インフレについて、議員らから山のような質問を浴びせられた。 https://www.ft.com/content/37d57052-c2a5-4a44-8b27-9d205a2a1c50

OPED内の亀裂

OPEC内の亀裂が明らかになっている。中でもサウジアラビアとUAEの内部対立だ。UAEはOPEC離脱の可能性もちらつかせている。 同時にOPECというカルテルを一致させる規律が緩んでいることと、石油市場を安定させる能力への疑念も出ている。 OPECの対立は15カ月…

予想以上のインフレ率

曇り。 アメリカのインフレ率が予想以上に上昇している。Fedにとっては正念場となっている。 6月の消費者物価指数は総合で前年比5.4%の上昇となった。さらなる上昇のリスクがあるのか、議論が続いている。 米国の消費者物価指数の上昇ペースが6月、予想以上…

ECBの新方針

曇り。 ECB内で新たな金融政策の方針について、意見が分かれているようだ。来週、政策決定会合を開き、いつコロナ対策を縮小させるかを議論する。 https://www.ft.com/content/11e953df-536b-43aa-9c21-65b8dd79c797 エラリアン氏。債券の低いイールドは株価…

SPAC投資のリスク

晴れ。 SPAC投資のリスク。 https://www.ft.com/content/1716463a-0b84-417f-a01e-80cc382e0284

ハイチとアメリカ

曇り。 ハイチで大統領が暗殺された問題。ハイチは米軍駐留を求めており、米国とバイデン政権について難しい選択を突き付けている。ペンタゴンいわく、ハイチ側が突き付けている要求は幅広く、どれくらいの人数の米軍が必要か、わからないという。 ハイチは…

米国インフレのリスク

米国のインフレが上昇することは、世界経済にも危険をもたらしうる。 米国が金融引き締めに動く前に、危機に直面した経済が対策を打つには6カ月程度の時間がかかる。そうした国々は為替レートを変動相場にし、外貨建て債務への依存度を減らし、外貨準備を増…

コントラリアンの勝利

晴れ。 米国債。コントラリアンの債券投資家の正しさが、米国債イールドの形状によって証明される形となった。グッゲンハイムパートナーズやヌビーンは、市場のコンセンサス的な見方とは逆の投資を行って、利益をあげている。 今年初め、市場のコンセンサス…

世界株安に

雨。 世界的な株安に。経済成長の減速が懸念されている。 世界的に木曜日は株安が進行。 https://www.ft.com/content/e549f4b1-f2f8-4213-8f04-679f89286c31 国債利回り。 https://www.ft.com/content/23e57d39-193f-4fcb-b896-8dc3960ccb8d

テーパリング、前倒しに

曇り。 Fedがテーパリングに向け動き出している。議事要旨によると、テーパリングは事前に想定していたよりも早まりそうだ。 https://www.ft.com/content/2ecb6496-9bb6-4bc8-b619-96b7ae9274f2

米国債の金利は一転低下へ

曇り。 米国の10年国債。金利は4カ月ぶりの低さとなった。今後の金融政策について引き締めを見込む観測が後退したせいだ。 米国債の取引は火曜日に活発になった。10年国債の金利は4カ月ぶりの低い水準をつけた。サービス部門の調査が失望させる内容だったこ…