2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧
この議論も面白い。金融危機の発祥の地は米国だ。だが、いまだに債務危機の後遺症に苦しむ欧州と異なり、米国は金融危機を乗り切ったように見える。政策対応がうまくいったと思っているフシもある。 それゆえ、政策対応について見直しの機運が起きている。欧…
クルーグマン教授が、有名なニューヨーカーの記事に事寄せて、現在の米国社会において、見えているようで見落としているのは、富裕層の存在だ、と述べている。いつものように米国社会の格差について言及している。 1960年代には労働者と会社の社長との所…
曇り。今日は珍しく時間も、余裕もあるのでじっくり更新。 Fedの低金利政策が意図せざる結果として、海外の銀行を利することになっているという指摘がある。Fedに対して銀行が預けている中銀預金に金利が付されている。年間47億ドルになるが、このう…
秋晴れの良い天気。 中国の経済減速について、改めて懸念が広がっている。中国が長期的に力強く経済成長していくには、2つの条件が同時に満たされる必要がある。それは経済の構造改革を進めるとともに、腐敗した官僚を追放することだ。 http://online.wsj.c…
風がやや強いが快晴。 米国経済は今年の第2四半期、年率換算で4・6パーセントを達成した。事前予測は4・2パーセントだったので、予想を上回る力強い高成長を遂げたことになる。これまで考えられていたよりも、今年後半の米国経済の成長は高い可能性が出…
快晴。 ピムコのビル・グロスが同社を去る。会社側との対立もあったようだ。ひとつの時代の終わりというべきか。Janusキャピタルグループに彼は移り、新たな債券ファンドを立ち上げる。 http://online.wsj.com/articles/bill-gross-leaves-pimco-for-ja…
晴れ。 米国株が大幅に下落した。世界経済の減速と地政学的リスクに焦点があたっている。 http://online.wsj.com/articles/u-s-stock-futures-inching-lower-ahead-of-data-1411647659?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection デフォルトしたアルゼンチンの債務…
雨。 中国人民銀行の総裁に交代観測が出ている。10月に開かれる中国共産党の「コンクラーベ」を機会に、人心一新を図る。周総裁はここ吸うかげる間、金利の自由化を含め、マーケットの変化を訴えていた。しかし、共産党幹部は、こうした改革は7・5パーセ…
晴れ。台風が接近しており、夜半から崩れそう。 米国によるシリア空爆が始まった。また戦争だ。空爆の「成果」は勇ましいが、なんだか湾岸戦争やイラク戦争を見ている気がする。まさに、long campaignの始まりだ。米国世論が耐えられるのだろうか。 http://o…
Fedの金融政策について。TimDuy教授。Fedは徐々に金融政策の正常化に向かっている。ただ、まだ「相当の期間」という言葉をなくすことまでには至っていない。 相当の期間、という言葉はあいまいな定義を含む言葉だ。それゆえ、Fedに行動の自由を与えている。…
晴れ。今日は秋分の日の祝日。 月曜日の米国株式市場は、中国要因で下げ相場となった。1日の下げ幅としては、8月5日以来だ。中国の財務大臣が、中国政府の経済刺激策に大きな変更はない、と述べたせいだ。中国経済の先行きを懸念する投資家は、この発言に…
晴れ。 オーストラリアで開かれているG20。テーマのひとつが国際的な課税逃れの防止策だ。とくに、米国は多国籍企業が合併などで課税を逃れることを防止することに躍起になっている。 たとえば、米国企業は低税率国に所在地を移し、米国の課税当局の調査…
晴れ。気持ちのよい秋晴れだ。 スコットランドの住民投票は、英連邦からの離脱、独立が否決されて終わった。だが、今後スコットランドにどれだけ権限委譲するか、神経質な議論が続きそうだ。住民投票前と後とでは、英連邦は変質した。 前英国首相のブラウン…
曇り。 Fedがこれからどのようなパスで利上げを実行していくのか。一種の「短期金利マネジメント戦略」をイエレン議長は模索している。 今週のFOMCで利上げプランを公表した。しかし、そこにはいくつかの欠陥があると市場参加者は指摘している。ひとつは短期…
こんな記事がある。ミネアポリス連銀のサイトより。ウッドフォード教授へのインタビューである。 http://www.minneapolisfed.org/publications_papers/pub_display.cfm?id=5379&&
晴れ。 もうじきスコットランド独立に関する住民投票の結果が判明する。事前の世論調査で英国連邦にとどまるとの結果が出たため、英国ポンド相場が上昇している。 http://online.wsj.com/articles/british-pound-rises-as-survey-shows-scottish-voters-lean…
晴れ。 FOMC後、イエレン議長が記者会見を行った。6年に及んだ金融緩和の終わりが始まった。 Fedはすでに4兆ドルに及ぶ米国債とモーゲージ証券を保有している。イエレン議長は「相当な期間」との表現について、それがどのくらいの期間を意味するのか言及を…
曇り。 昨日、今日のFOMCをにらみ、株価は持ち直している。投資家はFedが低金利政策を続けるのではないかと見ている。キーワードは「considerable time」。相当の期間、低金利を続けるのかどうかだ。 http://online.wsj.com/articles/u-s-stock-futures-lowe…
晴れ。 米国企業による自社株買いが株価を押し上げている点について。しかも、その自社株買いは金融危機以降でもっとも高い水準で実行されている。今年前半だけで、3383億ドルの株式が購入されたという。しかも、通常の株式売買に占める自社株買い関連の…
今週のFOMCについて。Hilsenrath記者の記事。 投資家の関心はいつFedが利上げに踏み切るかにある。しかし、Fed内部では将来の利上げの道筋についてもっと複雑な議論が交わされている。たとえば、早めに利上げして徐々に引き上げていく道筋なのか、それとも利…
曇り。三連休の最終日。 スウェーデンの選挙で左派が現職の首相一派を破り、勝利した。左派が8年ぶりに帰ってきた、と評されている。 何が背景にあるのだろうか。この記事では、現職のラインフェルト首相の進める親マーケット的な政策がスウェーデンが大事…
晴れ。三連休の中日。久しぶりに買い物へ。結局、平日にしているように、本屋で本を買い込むはめに。 中国経済が減速の度を高めている。今年8月の鉱工業生産は世界金融危機以降でもっともスローなペースで拡大した。2014年の経済成長について、中国政府…
晴れ。久しぶりに何の仕事もない週末。午前中、マンションの総会に出た後、たまった新聞、資料の片付けなど、もぞもぞ動き出す。それにしても、世の中いろんな考えをする人がいるんだな。 為替の動きに注目が集まっている。ドルへの回帰、と題する記事。ドル…
久しぶりに晴れ間が広がる。 ECBのドラギ総裁が批判にさらされている。何千億ユーロのABSを購入する計画についてだ。批判の発信源はブンデスバンク周辺。ECBがリスクにさらされるとしている。 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/025c016c-39e2-11e4-8aa2-00144…
今日も雨。9月は雨ばかりという印象がある。このところ更新もサボってばかりだし。 来週、スコットランドでは独立をめぐって住民投票が行われる。英国政府の側では、著名な銀行家や石油王にカーニー前イングランド銀行総裁が加わり、スコットランド独立には…
久しぶりの更新。公私ともにバタバタ。何か最近、忙しくなったなあ。 天気は曇り。 まずは先週金曜日の雇用統計から。過熱し過ぎず、かつ冷めすぎず。そういうほどほどのゴルディロックス経済を望む声が勢いを増している。先週金曜日の雇用統計は、14万2…
晴れ。全米オープンでベスト4。錦織君、快挙だ。 ECBが追加利下げに踏み切った。来月から新たな金融緩和策のプログラムが動き出す。 http://online.wsj.com/articles/ecb-cuts-interest-rates-in-surprise-move-1409832304?mod=WSJ_hp_LEFTTopStories http:…
晴れ。涼しく気持ちがいい。 ECBに対する量的緩和政策への期待が高まっている。 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/fdee2048-31f2-11e4-b929-00144feabdc0.html#axzz3CCoAawKG
晴れ。もう9月である。 日経がマイノリティ投資したグローバルマガジン「モノクル」について。日経はアジアで英語のプラットフォームを手に入れることになる。 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/54a7da6e-320c-11e4-b929-00144feabdc0.html?siteedition=intl…