英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

鏡の中の男

 曇。週末だというのに冴えない。
 日曜日の朝、北朝鮮が再び弾道ミサイルを発射した。韓国と日本のあいだの水域に着弾した。平壌政府への関与をより強める姿勢を示している韓国の新大統領が選挙で誕生してから、わずか数日後のことだった。打ち上げ花火のつもりなのだろうか。
 韓国と米国の軍当局はミサイルの詳細を分析している。
 https://www.wsj.com/articles/north-korea-launches-possible-ballistic-missile-south-korean-news-agency-reports-1494713029
 ロス商務長官とナバロ氏が北朝鮮を訪問するのではないかという噂が流れているようだ。トランプ氏が北朝鮮の金主席を尊敬していると述べたとき、大統領が核兵器の取引をするのではないかというふうに多くの人は驚いた。しかし、最近の展開が示唆しているのは、トランプ氏はまったく異なる議論を考えているようにみえる。
 鍵となるのは、ロイターが最近配信した記事である。北朝鮮はここ4年間、経済制裁を受けて自国製品によって代替する動きが出ている。それは中国製品に替えて自国製品を流通させる試みだ。バイクや太陽光発電、マスク、人参風味の歯磨き粉など。
 https://piie.com/blogs/north-korea-witness-transformation/trump-administration-contemplates-north-korea-model
 トランプ氏自身を守れるのは、トランプ氏しかいない。トランプ政権に吹き荒れる解雇の嵐である。広報担当者の入れ替えも検討しており、金曜日のフォックスニュースでは、彼自身が記者会見に2週間に一度、臨むことも考えているという。
 トランプ氏に仕える周囲の人間は、どちらにしても嘘つきか愚か者にしか見えない。どちらも魅力的ではない。
 https://www.nytimes.com/2017/05/12/us/politics/trump-sean-spicer-sarah-huckabee-sanders.html?hp&action=click&pgtype=Homepage&clickSource=story-heading&module=first-column-region®ion=top-news&WT.nav=top-news