英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ロシアのサイバーテロ

晴れ。今年もあと2日を残すばかりとなった。 ロシアが米大統領選挙においてサイバーテロを行ったとの疑惑について。 http://www.wsj.com/articles/u-s-punishes-russia-over-election-hacking-with-sanctions-1483039178

貿易戦争勃発

今日は日中は晴れ間が広がった。冬晴れの良い天気。 クルーグマン教授。トランプ氏は白人の労働者階級の過剰な支持を受けて当選した。彼らは、ヘルスケアの保護を取り除く一方、トランプ氏が約束した国内に製造業の良い職場を取り戻すことを信じて投票した。…

ケリー長官の警告

曇り。 ジョン・ケリー国務長官が、先日の国連における対イスラエル決議について弁明した。2カ国間アプローチは危険にさらされていると警告している。 非常にコメント数の多い記事であり、WSJ読者の高い反響を呼んでいる。 水曜日に、ケリー長官は、イスラ…

ベスト風刺画

エコノミストのベスト風刺画。 冒頭に掲げられたのはトランプ氏と自由の女神。 http://www.economist.com/news/21711722-our-editors-pick-kals-cartoons-sum-up-2016-economist-presents-year

真珠湾訪問

晴れ。風が強い。 安倍首相が真珠湾を訪問した。WSJの論評である。 http://www.wsj.com/articles/japans-prime-minister-to-visit-pearl-harbor-with-president-barack-obama-1482855992 これはNYT。電子版ではスターウォーズのキャリー・フィッシャー死去の…

ドル高に脅かされる米製造業

曇空。 米国の製造業の回復が、ドル高が進行するにつれ脅かされている。ドルの水準は14年ぶりの高水準であり、米国製製品が海外でより割高となっている。 http://www.wsj.com/articles/dollars-rise-threatens-manufacturing-recovery-1482760823

トランプ財団の解散

曇り。 トランプ氏が自身のトランプ財団を解散させると述べた。利益相反とみえることを回避するという意図である。 トランプ氏の政権移行チームによって公表されたステートメントによると、トランプ氏は彼の法律顧問から、解散を実行するための必要な手段を…

ドル、長期金利、インフレ期待

IMFブログより。米国のポリシーミックスの変更について、世界にとってプラス面とリスクを考察している。 今回、過去10年間で2回目となる利上げにFedが踏み切ったことは、世界最大の経済が回復軌道にのっている健全な兆候を示したという意味で喜ばしい。 今…

2016年経済、10の疑問

久しぶりのCR。毎年年末恒例の10のクエスチョンである。 2016年もいよいよ残すところ1週間となった。今年を振り返り、来年の経済についての注目点をフォーカスしている。 年初に注目した点の一つは、住宅在庫がどこまで増えるかだった。実際は8月に年率9・…

米国のイスラエル政策

今日も快晴。 米国のイスラエル政策が大きく転換しようとしている。国連によるイスラエル非難を認める方向に転じている。伝統的に親イスラエル的な外交政策をとってきたが、それを変更する。具体的にはパレスチナ地域における「ユダヤ的解決」を厳しく批判す…

正常への回帰

ハミルトン教授。正常への回帰か。 過去8年間、インフレ率は2%を下回って推移してきた。このことは、望ましくないインフレ率の上昇を引き起こすことなく、Fedが経済を刺激する余地があることを示唆している。 ちなみに、過去1年間のインフレ率は上昇して…

モンテ・パスキ救済

昨夜は大荒れの天気だったが、打って変わって快晴。 ベルリンのテロ事件は、欧州におけるセキュリティネットワークの穴を露呈することになった。 http://www.wsj.com/articles/berlin-attack-exposes-gaps-in-european-security-network-1482452411 イタリア…

米国のパラサイトシングル

晴れ。今日は荒れるらしい。 三井住友銀行は、米国債投資を再考する。米国の最近の金利上昇を受け、米国債投資を来年増やす。これまで日本国債や米国債の投資を積極的に減らしたが、米国債を来年購入する状況が生まれるかもしれないという。 http://www.wsj.…

次期イスラエル大使

エコノミスト誌より。 トランプ氏の閣僚選びの中で、もっとも驚くべきはイスラエル大使の任命である。トランプ氏は、破産弁護士でトランプ氏の選挙参謀でもあったデビッド・フリードマン氏を次期大使に選んだ。 フリードマン氏の任命は、米国とイスラエル双…

ベルリン続報

快晴。 ベルリンのトラック突入事件はテロ事件の様相を帯びてきた。ドライバーは釈放され、イスラム国が犯行声明を出した。少なくとも一人のテロリストが逃走しているとみられる。今回の事件はドイツにおいて過去数十年で最悪の事件となった。 http://www.ws…

金融規制緩和のゆくえ

ドットフランク法を緩和する動きの運命は、次の2人に委ねられた。トランプ氏は規制緩和を約束しており、上院のマイク・クラポ氏(共和党)と下院のジェブ・ヘンサーリング氏(共和党)だ。 金融規制の運命と将来の形は、この2人の議員の手に委ねられている…

ロシア大使暗殺事件

今日も快晴。 ベルリンでトラックを使った痛ましい事件が起きた。7人が死亡し、50人以上がけがをしている。クリスマスで賑わう市場にトラックが突っ込み、7人が死亡した。運転手は逮捕され、トラックの中で一人が死亡しているのが発見された。動機を調べて…

トランプの変心

快晴。穏やかで、気持ちの良い朝である。 ロシアはシリアでの成功物語を国内で流布している。国営メディアやミュージアム、ビデオゲームでもクレムリンのメッセージが流されている。 破壊と飢餓のイメージの代わりに、ロシア政府がスポンサーとなっている展…

ドゥトルテの覚悟

今日も快晴。 フィリピンのドゥトルテ大統領は、地方政府への権限移譲をいま以上に進めた場合、大統領職を辞する考えがあると述べた。連邦主義がイスラム勢力との長きにわたる争いを終結させる道であると述べている。早ければ、2年以内に大統領を辞任する可…

Fedはタカ派に

Duy教授。先日のFOMCを受けたコメント。Fedはもろもろの情勢を考えると、よりタカ派にシフトした、と。 http://economistsview.typepad.com/timduy/2016/12/fed-turns-hawkish.html

レーガンが泣いている

快晴。絶好のテニス日和だが、今日はたまった雑事を片付ける日だ。 米国のオバマ大統領が、ロシアのプーチン氏が選挙ハッキングに役割を果たしたことを示唆している。折しも、北方領土交渉で来日していた最中の発言である。 この発言はホワイトハウスと、ロ…

アレッポの教訓

パソコンでブラウザが立ち上がらなくなった。この忙しい朝に、本当に困る。晴れ。 エコノミストより。いつもに増して、良い記事である。 アレッポの悲劇的な運命の教訓と題する一文だ。利益が価値を上回るとき、本当に恐ろしい出来事が起き得てしまう。 グロ…

金利上昇の波

Fedの利上げを受けて、債券価格の下落は深まった。利上げサインが効いている。投資家が債券を売りに出し、10年米国債の金利は2年ぶりの高水準となっている。 10年債の利回りは2・607%をつけた。つれて欧州やアジアの債券市場にも米金利上昇の動きが波…

人間性の完全なる崩壊

シリア情勢について。アレッポが陥落し、人間性の完全なる崩壊がはっきりした。 http://www.nytimes.com/2016/12/14/world/middleeast/aleppo-syria-evacuation-deal.html?hp&action=click&pgtype=Homepage&clickSource=story-heading&module=first-column-r…

Fed、利上げに踏み切る

晴れ。 注目のFOMC。大方の事前予想とおり、0・25%の利上げに踏み切った。昨年12月以来、1年ぶりのアクションである。 サプライズだったのが、2017年の利上げ見通しだ。失業率の低さとインフレ率が底堅く、利上げペースを早めそうだ。 イエレン議長は「…

ティラソン国務長官

雨模様。 最後まで空席だった新国務長官に、エクソンCEOのレックス・ティラソン氏が起用されることに決まった。最大の評価店はプーチン大統領との交渉能力であるようだ。 http://www.wsj.com/articles/deals-with-vladimir-putin-helped-fuel-rise-of-secret…

新国務長官の素顔

晴れ。今日は寒い。 米国の新国務長官人事について。トランプ氏はティラソン氏のことを世界の指導者たちをよく知るワールドクラスプレーヤー、とほめたたえ、ロシアと大規模な取引を行うと述べた。「彼は企業経営者以上の存在だ」と手放しでの褒めようだ。 …

闘うトランプ

ドル高の問題。 11月22日に公表されたユーチューブのビデオの中で、トランプ氏は米国旗とライオン像の前に座り、アメリカファーストの政策を確認していた。ビデオが暗黙のうちに示しているのは、トランプ氏の国際貿易観だ。雇用を奪うような国々に対し愛国主…

トランプ流介入主義

晴れ。膝が痛む。今年はけがの1年だった。 トランプ氏絡みのニュースである。インディアナ州に存在するある工場で、トランプ氏が工場の労働組合リーダーと口論したことが、労働組合幹部の間で警告として広まっている。幹部たちの間では、トランプ氏の公約を…

2500万人の雇用創出プラン

エコノミストの利上げ予想を集計した。これまでよりも、利上げペースが早まったと読む意見が増えている。 インフレが上昇し、トランプ氏の減税と歳出計画によって物価上昇圧力が強めるとみている。一方、トランプ氏が任命するFRB委員は、よりタカ派的スタン…