英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ブレグジット後の一言

Duy教授。ブレグジット後、Fed幹部の中で初めて公式に意見を述べた理事がパウエル理事だ。非常にハト派的なメッセージであった。 市場参加者の期待を確認した後、パウエル理事ははっきりと、埃が鎮まるまで待機の姿勢を続けると述べた。5月のスピーチと材料…

米個人消費の回復

曇り。 ブレグジットショックから小康状態に。市場も冷静になり、英国がすぐにEUを離脱するわけではないことを見極めている。ダウ指数は1・6パーセント上昇。S&Pも1・7パーセント上昇した。 トレーダーたちは市場に均衡が戻り始めた、と評している。水曜…

キャメロン後継選び

曇り。毎日グズグズした天気が続く。 今度はトルコのイスタンブールの空港でテロ。28人が死亡した。2人のテロリストによる犯行だった。今年に入っていうと、4番目に大きいテロ攻撃である。犯行声明はまだ出ていない。 http://www.wsj.com/articles/explosi…

ヘリマネ考

ヘリマネ関連の投稿。 http://www.moneyandbanking.com/commentary/2016/6/27/a-primer-on-helicopter-money

ブレグジット余波

雨。 ブレグジットの余波が週明けも続いている。 http://www.wsj.com/articles/european-markets-remain-pressured-by-brexit-1467013530 Duy教授。 http://economistsview.typepad.com/timduy/2016/06/fed-once-again-overtaken-by-events.html 休暇中のク…

クリントンリード

晴れ。気持ちの良い朝である。 米国大統領選。クリントン候補がトランプ候補を5ポイントほどリードしている。最新の世論調査の結果だ。 http://www.wsj.com/articles/donald-trump-weathers-stormy-month-loses-only-2-points-versus-hillary-clinton-14669…

ブレグジットとFed

ブレグジットによって、Fedの金融政策に関するかじ取りは一層難しくなった。ブレグジットは米国経済を揺るがし、影響力も揺さぶることになる。一つはドル高の進行、そして輸出が減少し、欧州に対する外交力も弱まる。 移り気な投資家たちは英国を離れ、米国…

ブレグジットとトランプ

晴れ。 ブレグジットに関する続報である。長い記事であり、ブレグジット派の心情に沿って書かれた記事である。 ブレグジットには経済的にメリットはない、といくら訴えても、ブレグジット派の支持が多かった理由をうまく説明している。 投票は自由を求める叫…

ブレグジット論

ブレグジットに関する論評集。 http://economistsview.typepad.com/economistsview/2016/06/links-on-brexit.html

英国離脱後の世界

曇り。 ブレグジットはまさかまさかの展開だった。なんとなく米大統領選のトランプ候補の躍進と通ずるものがある。 ダウ株価指数は大幅下落。3・39パーセント、600ポイント以上の下落である。 http://www.wsj.com/articles/pound-plunges-on-u-k-vote-…

Fedへの疑問

マーク・トーマ教授。 http://www.cbsnews.com/news/why-the-fed-has-a-rate-setting-problem/ デロング教授もFedについて疑問を投げかけている。 http://www.bradford-delong.com/2016/06/must-read-paul-krugman-a-question-for-the-fed-the-new-york-t…

英国国民投票

曇り。相変わらずPCの調子が悪い。 日本時間の今日午後には英国国民投票の結果が判明するという。 http://www.theguardian.com/politics/live/2016/jun/23/eu-referendum-result-live-counting-leave-remain-brain-in-europe エコノミスト誌は科学もの。「…

キャメロン最後の訴え

さあいよいよ英国の国民投票本番である。 キャメロン首相は英国残留を訴える最後の演説を行った。前首相のブラウン氏や自民党の党首、緑の党の党首らと党派横断的に演説にのぞんだ。 シャツの腕を巻く利上げ、時折声を詰まらせながら、キャメロン首相は情熱…

サブプライム消費者

今日も雨。 米国の消費者のうちの相当割合が、信用ランクでサブプライム級でなくなっている。過去10年間でもっとも低い水準になっている。 4月時点のサブプライム消費者の比率は20・7パーセントだった。2005年以来の低水準だ。FICOによるデータである。…

イエレンの憂鬱

曇り。 イエレン議長の議会証言である。リセッションの可能性は低いが、長期の成長は減速しそうだと認めた。 力点は前段の、今年リセッションに陥る可能性がきわめて低い、と述べた点にある。米国経済は成長を続けるだろうと予想している。 しかしその一方で…

ラジャン総裁2

ラジャン総裁について。 https://promarket.org/raghuram-rajan-unexpectedly-leaves-rbi/ イエレン議長の議会証言が現地時間の21日に予定されている。半年に一度の金融政策の議会証言だ。火曜日は上院、水曜日は下院で証言する。 これはいわゆるハンフリー…

揺れるブレグジット

雨。 英国のEU離脱をめぐる国民投票があさってに迫ってきた。賛否は僅差で割れており、そのことが市場を大きく揺るがしている。 最新の世論調査ではわずかながら、残留派が離脱派を上回っている。それを受けて、株価やポンドは上昇している。市場がいかに…

リセッションの兆し

曇り。 経済的な指標が示すのはさまざまなリセッションの兆候である。たとえば、自動車販売。落ち込みの兆しを見せ始めている。ウォーニングサインは海外だけでなく、米国経済そのものからも発せられている。 雇用の伸びは減速し、自動車販売や設備投資も落…

さらば、ラジャン総裁

インド中銀のラジャン総裁が9月4日で退任するという。2013年9月に就任して、3年間の任期だったが、鮮烈な印象を残した総裁だった。 就任時に通貨は揺れ動き、インフレ率は高かった。そして、成長率も弱弱しい。インドは「フラジャイル・ファイブ」の一つ…

ヘリマネが経済を救う

日本の消費税率引き上げについて。増税による消費へのマイナス影響は、実際に引き上げられたときよりも、その引き上げが宣言されたときに大きく現れる、と論じている。 消費増税は日本の財政再建を進めていくうえで、決定的な要素だと受け止められている。し…

Fedへの疑問

曇り。天気は下り坂。 クルーグマン教授。FOMC内部には金利は徐々に上げていくべきだというコンセンサスに近いものがある。しかし、私には疑問がある。経済が過熱することを避けるため、金融引き締めが必要なほど需要が強くなっている要素がどこにあるの…

欧州のマイナス金利

晴れ。本当にPCの調子にはいらいらさせられる。 欧州のマイナス金利について。マイナス金利によって、人々が大挙して現金を保有するようになるのか、問いかけている。 長い間、エコノミストたちはマイナス金利はほとんど不可能であると信じ込んできた。もし…

日本型不況の恐怖

FOMCの追加分析。米国経済も日本のように克服するのが難しい凝り固まった経済問題にとらわれていると分析している。日本型不況の再来である。 今週、市場は中央銀行のアクションに注目した。Fedも日本銀行も金融政策を現状維持とした。しかし、国債金利はさ…

英議員銃撃

晴れ。今日は暑くなりそうだ。 英国の国会議員が銃撃され、死亡した。この事件はブレグジットをめぐる議論や世間の反応を大きく変えることになるだろう。 労働党議員で、ブレグジットに反対の主張をしていた。この事件がどんな影響をもたらすのだろうか。 こ…

利上げ再考

曇り。 で、FOMCである。政策金利は据え置き、今後の見通しについて下方修正した。経済成長が減速し、インフレ率も低下していることが中央銀行としては利上げペースの再考を迫られた格好だ。 水曜日の動きは、イエレン議長が6月か7月に利上げすると言った…

ドイツ国債のマイナス化

ドイツの国債金利がとうとうマイナスとなった。10年債の金利はマイナス0・008パーセントをつけた。もちろん初めてのことだ。欧州の経済的、政治的な不安定さが影響した。とくに火曜日にマイナス領域に突っ込んだのは、ブレグジットの影響が大きい。 ブレ…

トランプ提案への反対

曇り。ウィンドウズ7に戻しても調子が悪い。 フロリダ州の銃撃事件を受けて、トランプ氏がムスリムの移民を禁止する提案を行った。しかし、オバマ大統領やヒラリー・クリントン氏、そして共和党下院のライアン議長まで一致してトランプ提案へ反対している。…

イエレンへの5つの質問

Duy教授。 http://equitablegrowth.org/tim-duys-five-questions-for-janet-yellen/

緊迫ブレグジット

晴れ。昨日の天気はひどかった。 英国のEU離脱をめぐる国民投票の日が近づくにつれ、マーケットの混乱が激しくなりつつある。世論調査では離脱を支持する意見が勢いを増しており、マーケットのボラティリティが上昇している。 月曜日のマーケットは、欧州か…

フロリダ銃乱射事件

雨。 米国史上最悪の銃乱射事件なのだという。51人が死亡、53人がけがをした。ガンマンとされる男はイスラム国への忠誠を誓っているという。フロリダ州オーランドで起きた。 FBIはこの事件が海外のテロ組織に触発されたテロ攻撃だとみて捜査を進めている。た…