英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ラジャン総裁の批判

昨日は夕暮れどきに雨になった。今日は晴れ間が広がる。 米国経済の成長率は、半年ごとにみると、過去10年間でもっとも高い成長率となった。個人消費だけでなく、設備投資や輸出が伸びた。第4四半期のGDP成長率は3・2%だった。エコノミストの事前予測…

テーパリング継続

曇り。随分気をつけていたのだが、どうやら風邪をひいたようだ。 今年最初のFOMCが開催された。バーナンキ「議長」としても最後のFOMC。テーパリングを継続し、2月から毎月の買い入れ額を650億ドルに縮小する。全員一致だった。インドやトルコ、南アフリ…

トルコ中銀利上げ

晴れ。穏やかな朝。 トルコの中央銀行が火曜日、翌日物の政策金利を12%に引き上げた。下落圧力を受けている新興国市場にとって、テストケースとなる。具体的には7・75%の政策金利を一気に12%に引き上げた。追加利上げについても示唆している。 ト…

理論の死

「理論の死」と題するセントルイス連銀、ブラード総裁の興味深い論考。ゼロ金利制約下における財政政策の役割について述べている。サイモン・レンルイス教授は、ブラード総裁と意見を異にしている。 http://mainlymacro.blogspot.jp/2014/01/bullard-on-deat…

新興国の利上げ圧力

晴れ。風が強い予報だったが、それほどでもない。 米国株は引き続き冴えない展開。先週来、新興国市場が荒れ模様であることが響いている。ダウ株価平均は上昇と下降を繰り返し、27日の引け値は0・26%安の15837。 http://online.wsj.com/news/arti…

格差の弊害

晴れ。 米国で議論になっている格差問題について、議論をまとめた記事。エコノミストにこの問題を任せておけない、という形の問題提起である。 格差が生じると、何が問題になるのか。上位1%の富裕層が存在することでバブルとその破裂が発生しやすくなる。…

FOMCプレビュー

さて、今週は今年最初のFOMCである。恒例のCRによるプレビュー。予想では前回に続き今回も100億ドル減らし、テーパリングは継続すると予想されている。12月の雇用統計の数字は芳しくなかったが、その影響はないとみている。 バーナンキ議長にとっては議…

アルゼンチン・ペソ急落

暖かい日だが、風が強い。 さて、新たな危機の発信源が登場し始めた。アルゼンチンである。アルゼンチン通貨のペソが急落した。この下落幅は2002年の経済危機以来の変動となる。23日には1日で対ドルで15%も下落した。アルゼンチン国民にしてみれば…

軟調米国株

曇り。このところサボっている更新を少し頑張ってみる。 米国株式市場が軟調だ。 http://online.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303448204579340480156732234?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection

米国株

晴れ。今日は暖かくなるようだ。 米国株。 http://online.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304856504579338392882335048?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection

デフレ危機

出張で九州宮崎へ。曇り。 世界経済のデフレ危機について。先週のラガルドIMF専務理事の講演をふまえ、デフレ危機について論じている。 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/6e3d05fc-8100-11e3-95aa-00144feab7de.html?siteedition=intl#axzz2qsw6OdoR

アイルランド

晴れだが、風が非常に強い。雪にならないといいのだが。 ムーディーズがアイルランドの格付けを見直した。ジャンク級だったのが、投資適格に戻った。アウトルックもステーブルからポジティブに見直している。昨年12月にIMFとEUの救済プログラムから脱した…

インターンの死

晴れ。良い天気である。 投資銀行業界でこんなことが起きていたとは知らなかった。昨年の夏に、ロンドンのバンクオブアメリカ・メリルリンチで働いていたインターンが死亡した事件があった。これを受け、ドイツ銀行とシティグループは、インターンの働き方を…

スウェーデンの住宅バブル

曇り空。 金融機関の決算が相次いでいる。しかし、シティグループやゴールドマン・サックスの決算は事前予想より悪い結果になった。株価はそれを受けて下落している。 シティ決算が悪かったのは、モーゲージや債券取引部門が弱かったせいだ。 http://online.…

フラジャイル・ファイブ

晴れ。毎日冷え込みが厳しい。 米国の下院は予算法案を可決した。総額1兆ドル。今後8ヶ月半分の政府予算をまかなうことができる。しかし、今後もこうした短期の予算措置が続きそうだ。 http://online.wsj.com/news/articles/SB100014240527023041494045793…

ビットコイン・サミット

曇り。今朝も冷え込みが厳しい。 上院が長期失業者に対する失業保険給付を延長する法案を否決した。中間選挙の年を迎え、選挙向けの得点稼ぎの姿勢が法案成立を妨げた。 http://online.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303595404579321010229177576?m…

雇用統計

晴れ。 サントリーHDによる米ビーム社の巨額買収について。買収額は160億ドルにのぼる。 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/c1a25bf4-7c53-11e3-b514-00144feabdc0.html?siteedition=intl#slide0 TimDuy教授。 http://economistsview.typepad.com/economist…

米国の所得格差

晴れ。今日は風が強い。 2014年の米国株式市場。絶好調だった2013年と打って変わり、2014年の株式市場は期待はずれのスタートになっている。最初の7日間でダウ平均株価は0・8%下落した。けっして高い下落率ではないが、通常の年であると、年…

ウィリアムズ総裁発言

三連休の2日目も晴れ。 イスラエルのシャロン元首相が死去した。85歳。長らく闘病生活を続けていたようだ。イスラエルの右派を代表する政治家として、その死を大きく扱っている。 彼は1948年の独立戦争に始まり、スエズ動乱、67年の6日間戦争、そし…

人民元高

晴れ。穏やかな三連休の初日。たまった年賀状、書類の整理で一日が終わる。 人民元高が中国の輸出競争力を弱めている。メーカー各社は中国からアジアの他の地域に拠点を移している。世界の工場と呼ばれた中国は、元高と賃金上昇によってその競争力を失いつつ…

危機は終わっていない

晴れ。今週もあっという間に終わった。 昨日終了したECBの理事会。ドラギ総裁は、見通しうる将来、この超金融緩和を続けると述べた。そして、もし必要であればECBは行動する用意がある、と述べた。ユーロ圏経済の回復はまだ脆弱であるとの認識だ。政策金利は…

FOMC議事要旨

昨日から雨が降り続く。 昨年12月に開かれたFOMCの議事要旨が公表された。大半の委員は資産買い取りプログラムの縮小を支持した。一部の委員から回復は脆弱ではないかとの指摘が出たが、雇用市場の改善が大半の委員の判断を裏付けた。 http://online.wsj.com…

荒れ模様の新興国市場

晴れ。新年からバタバタ忙しない。 新興国市場は荒れ模様だ。来るべき選挙への懸念や成長への悪影響が投資家を困惑させている。トルコやブラジル、タイ、それにインドネシアの各国で市場が大荒れだ。 http://online.wsj.com/news/articles/SB100014240527023…

イエレン承認

晴れ。今日はペースをつかめるか。 この記事に添付された日米中の債務チャートが興味深い。記事は規制がゆるい中国のシャドーバンキングに関する規制案についての話題。一見同じような債務残高の動きに見えるが、よくみると、時間軸が大きく異なる。 http://…

欧州金融改革

寒い。さあ、今日から仕事始めだ。 EUは域内の金融機関改革の手を緩めようとしている。具体的には、大手銀行の融資部門とリスクトレード部門を自動的に分割されないようにする。 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/838c8e60-75f6-11e3-b028-00144feabdc0.html?…

連邦準備の経済学

曇り。正月休み最後の日。 連邦準備銀行における経済学。ミネアポリス連銀のコチャラコタ総裁の講演である。 http://economistsview.typepad.com/economistsview/2014/01/economics-at-the-federal-reserve-banks.html

バーナンキ最後の講演

曇り。今年初の更新である。 Fedのバーナンキ議長が、議長として最後の講演を行った。米国経済の回復について、強い楽観論を述べた。ここ数年、中央政府と地方政府の財政問題が経済成長の足を引っ張ってきたが、今年と来年はそうしたことを起こりそうもない…