とうとう大晦日。快晴。風も穏やかでよい年の瀬である。 中国の地方政府の債務残高が危険水域に達している。金額にして、３兆ドル。わずか３年弱で７割も増えた。中国の国家監査局の調べで判明した。同局は「under control」と述べたが、地方によっては潜在…

晴れ。富士山がきれいに見える。 安倍首相の靖国神社参拝の余波について。麻生太郎財務大臣がNHKのインタビューに答え、「安倍内閣のトッププライオリティは経済である」と述べた。WSJはこの答えが、投資家に安心感をもたらすと分析している。 http://online…

晴れ。あと３日で今年が終わる。 ちょっといつもと毛色の変わった論考。米国の左派は過去１０年間、所得の不平等に関心を寄せてきた。それには相応の理由があった。一つはフェアネス。個人が選択することのできない生まれや両親の資産、遺伝的要素によって、…

２０１４年の１０のクエスチョン。来年は何がテーマになるのか。恒例である。 http://www.calculatedriskblog.com/2013/12/goldman-sachs-10-questions-for-2014.html

快晴。今年もあと数日を残すばかりとなった。年賀状書きが気が重い。 安倍首相による突然の靖国神社への参拝が波紋を呼んでいる。一方で長年の懸案だった沖縄の普天間基地移設問題が一定の前進を見せた。米国からしてみると、賞賛と非難が入り混じることにな…

曇り。今日は雨が降るらしい。 今日はトルコの政治がトップニュース。エルドガン首相が１０人の大臣を更迭した。何があったのか。汚職問題の調査が行われ、トルコ政界が大きく揺れている。 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/de9843ec-6d65-11e3-9d9b-00144fea…

晴れ。 ２０１３年にもっとも読まれた記事は何だったのか。 http://www.ft-static.com/contentapi/live/year-in-review/index.html

恒例のCR氏による経済クエスチョン。２０１４年ははたしてどんな年になるのだろうか。 http://www.calculatedriskblog.com/2013/12/ten-economic-questions-for-2014.html すでに話題になっているサマーズのsecular stagnationについて。我々は恒常的な需要…

晴れ。今年もあと１週間である。 短期金利が跳ね上がり、中国では銀行間の資金不足（cash crunch）が深刻になっている。中国の中央銀行にとって、金融システムを安定化させることが必要だが、困難にぶち当たっている。 中国の短期金利は月曜日に８・９４％ま…

経済論壇ブログから。 Taperingが始まった。購入額の縮小が新興国マーケットに与える影響はどうか。今年の夏、バーナンキ議長の発言をきっかけに、新興国市場が荒れたことは記憶に新しい。こうした混乱を隔離するには、アイケングリーン教授らは「外資流入に…

あっという間に三連休の最終日。曇り。 ボルカールールはプライベート・エクイティやヘッジファンドなどの資産を３％以上を保有することを禁止している。ただ、これには抜け道があって、不動産向けローンは禁止の対象から外されている。それゆえ、ゴールドマ…

三連休２日目。今日も晴れだが、風が少々強い。 スペインの経済回復過程にみる賃金改革の効果について論じた小論。高い失業率を引き下げるには、労働市場の構造的改革が必要であると論じている。 スペインの失業率は２０１３年の第３四半期で２６％に達し、…

晴れ。年末の三連休。クリスマスに年越しの準備と大わらわだ。 中国の習近平国家主席が徐々に自らの権力基盤を広げ始めた。 http://online.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304477704579252493857611618?mod=WSJAsia_hpp_LEFTTopStories

雨が上がった。晴れ。 QEの終わりの始まり、と題するTimDuy教授。たまたまバーナンキ議長の任期と重なった。関心は利上げのタイミングがいつかに移っている。それは２０１５年まではないだろうというのが今のところのコンセンサスだ。 http://economistsview…

曇り。寒いし、昨夜の雨は冷たい雨だった。猪瀬都知事が辞職し、餃子の王将の社長が撃たれて死亡した。年末騒然としてきた。 さて、FOMCとバーナンキ会見である。１月から債券買取プログラムを縮小することになった。規模が想像していたより小さかったことも…

曇り。今日は雪の予報。 ウクライナはロシアから１５０億ドルを借り入れる契約を締結した。同時に天然ガスの価格を引き下げる。折しも、ロシアが強く反対しているEUとの貿易交渉をウクライナが行っているさなかの出来事。かつてのソ連の衛星国として、ロシア…

晴れ。 いろんな分野の話題をいくつか。一つはアジアの空の便の話。新しい格安航空が少なくとも１０、これから登場する。アジアの空はますます混雑しそうだ。アジア地域の消費者の所得が増え、航空需要が伸びることも背景にある。 http://online.wsj.com/new…

さあ、今年もあと２週間。あっという間である。晴れ。 今週はFOMC。雇用統計は強い数字が出ているが、FedはTaperingに踏み切るのだろうか。 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/f4936f78-641e-11e3-b70d-00144feabdc0.html?siteedition=intl#slide0 CRも。 http…

晴れ。穏やかな良い天気。 円安が対ドルで進行し、一時は５年ぶりの水準である１ドル１０３円８５銭をつけている。今月中にもTaperingがあるのではないかとの期待でドルが買われ、円が売られている。ただ、金曜日に生産者物価が公表され、インフレ率の弱さが…

晴れ。冷え込みが厳しくなった。 見出しをみて気になったのがこの記事。トヨタがオーストラリアから撤退するという。オーストラリアの自動車工場はトヨタしか残っていない。GMが２０１７年に工場を閉鎖するからだ。しかし、豪ドル高の直撃を受け、従業員を解…

晴れ。寒いが空がきれい。 イスラエル中央銀行総裁を務めたスタンレー・フィッシャー氏がFedのナンバー２に起用される見通しとなった。WSJのHilsenrath記者のスクープか。近くオバマ大統領が指名する。 http://online.wsj.com/news/articles/SB1000142405270…

曇り。気がつくと随分と寒くなった。 ボルカールールが成立した。ウォールストリートにとって厳しい時代がやってくる。 http://online.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303560204579249732841592834?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection

晴れ。強風予報だったようだが、平穏な朝。 米国でもベビーブーム世代が残りの人生が少なくなり、人生を考え直す機会を持とうとしている。子供達を育て上げ、会社の階梯も一定程度上り詰めた。次の人生に何をしようかと考えたとき、それを思い描く時間もエネ…

曇り。今日明日と天気が崩れるようだ。 Taperingのタイミングを探る４つのチャート。失業率、GDP、それに２種類の物価。CR氏は、FOMCは低レベルのインフレーションと労働参加率に関心を持っているのではないかと見ている。 http://www.calculatedriskblog.co…

曇り。穏やかな初冬の日々が続く。昨日の更新の調子がおかしかったので、一部再掲も含めて。 まず、WSJのHilsenrath記者の記事。Fedの債券買取プログラムの出口が近づいていると予想している。金曜日の雇用統計が事前のコンセンサス予想以上の好結果だったた…

さて、今日は11月の雇用統計が発表される。事前予想では、18万人の新規雇用者数の増加が予想されている。 http://www.calculatedriskblog.com/2013/12/employment-preview-for-november.html 今回の雇用統計の結果次第では、今月のFOMCでTaperingのトリガー…

曇り。 南アフリカのマンデラ元大統領が死去した。英字紙はトップニュースで大きく取り上げている。日本の新聞との大きな違いだ。 ９５歳だった。アパルトヘイト撤廃の活動家としてスタートし、四半世紀にわたり投獄された。１９９９年に大統領を退いた。 そ…

連日晴れ間が続く。 ヘルスケア法案に関するゴタゴタが一段落し、オバマ大統領は所得格差について言及した。具体的には現在１時間あたり７・２５ドルの最低賃金の引き上げを議会に求めている。水曜日にシンクタンクのスピーチで述べた。 http://online.wsj.c…

晴れ。 デトロイト市の財政破綻のその後。火曜日には破産が適格であると宣言された。５ヶ月前にチャプター９の申請を出して以降、裁判所による審査が続いていた。申請直前にデトロイト市はinsolventであることが確認された。 デトロイト市の債権者は１０万を…

晴れ。 米国の株価は様子見ムードである。FedのFOMC待ち。 http://online.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303670804579233421179423930?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection 米国経済の回復が世界の製造業の活動を活発化させている。 http://www.ft.…