英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ジャンク債ファンドからの引き上げ

 曇り。

 ジャンク債に投資するファンドは一時投資のチャンスとみていたが、いったん手を引く構えだ。米国におけるコロナ感染者数が急増し、引きあげるタイミングだとみている。

 コロナウイルスの増加が売りを呼び込み、投資家はジャンクボンドファンドかr資金の大半を引き上げた。投資家の低格付け債券への投資意欲が減退している。具体的には34億ドルの資金が先週、引き下げられた。ここ数週間、ジャンク債ファンドへの資金流入が続いていたが、3月中旬以来、最大の動きだ。

 投資家がみているのは、米経済におけるコロナウイルス影響だ。感染者数が再び急増している。ただ、投資家は警戒しているが、恐怖を抱いているほどではないという。

 https://www.ft.com/content/a6a50e46-9ff1-4db3-befb-d1762f87f90a

店舗再開プランの練り直し

 晴れ。

 アメリカのコロナ感染症の動向は、カリフォルニアやテキサス、アリゾナで記録を更新している。アップルやマクドナルドは店舗再開の計画を練り直している。

 7月4日の休日を前に、米国のあちこちでコロナ感染の広がりが出ている。

 米国におけるコロナ感染が比較的早かった人口の多い州において、最初の感染の波は乗り越えた。しかし、どうやらここ数週間のうちに第2波がやってきたようだ。カリフォルニアではいくつかの制限を緩めたとたんの出来事である。

 火曜日以降、カリフォルニア州の保健局は9740人の感染者数を報告した。累計で23.3万人となる。

 テキサスのいくつかの病院では、感染者の急増によって収容者があふれている。7月1日時点で6900人以上が入院している。

 この感染第2波により、特に米国南部と西部において、企業や地方自治体の動きが鈍くなったり、停止する動きが出ている。アップルは7州における30店舗の再開を取りやめると発表した。

 https://www.ft.com/content/a6b959b8-83db-434f-bee4-c431b2187cac

記録的な債券発行額

 曇り。

 ウォールストリートの大手銀行は、コロナ危機による企業の資金調達の動きを受け、記録的な手数料収入をあげている。今年上半期の手数料収入は570億ドルにのぼる。

 投資銀行の手数料は記録的な水準になっている。それは自動車メーカーのフォードから、クルーズ船運航のカーニバル、ボーイングまで幅広い企業が多額の資金を調達しているためだ。

 債券資本市場のバンカーらは、特に米国のFedが信用市場を活気づける行動に出た後に忙しくなった。企業だけでなく、国家による資金調達や他の組織も資金調達に走り、7.8兆ドルもの債券やローンによって資金を調達した。

 この債券手数料ブームは、M&Aのアドバイザリー手数料の落ち込みと相殺される格好となった。モルガン・スタンレーのゴーマンCEOは、M&Aは基本的に死んでおり、今年後半もそうであると述べた。しかし、それは循環的な動きである、とも発言している。

 投資銀行トータルでの手数料収入は2019年の上期と比べて9%ほど上向いている。大手投資銀行の中で、リードしているのはJPモルガンだ。米国のトップ5銀行はいずれも資金調達ブームの恩恵を受けている。

 GSのソロモンCEOは、先週行われたカンファレンスで、資本調達の加速によって同行は利益を得ていると述べた。問題はこの動きが今後半年間、あるいは1年間続くかどうかだ、ソロモンCEOは先行きのことは多くの不確定なものがあり、はっきりしたことは言えない、と述べた。

 最大の手数料収入を得る案件となったのは、Tモバイルによるスプリント買収に伴う190億ドルの借り入れだ。

 株式発行による収入も増えている。

 https://www.ft.com/content/84ee3b24-c7f0-44ba-aeba-5ac9c57f810a

フランス地方選挙

 晴れ。

 フランスで地方選挙が行われ、マクロン政権へ「ノー」の審判がくだされた。地方の世論調査では、緑の党がリヨンやストラスブルグで有力で、社会党はパリで勝利した。

 日曜日に行われた2回目のフランス地方選挙で、有権者は既存政党に復帰した。マクロン大統領率いるマルシェ党にノーを突き付け、緑の党中道右派共和党社会党を選好した。

 特に緑の党にとって、この日は最良の夜となった。

 https://www.ft.com/content/5c0a243d-e682-42f7-bc8b-1e18096a67fc