英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

アメリカ買収ブーム

晴れ。 アメリカにおいて買収ブームが起きている。拝啓には株式市場が強気になっていることがある。数百億ドルもの買収がどんどん起きており、そのうち終わりを迎えるとみる向きもある。 https://www.ft.com/content/63110bec-1213-11ea-a7e6-62bf4f9e548a

ディストレス債務の警告

晴れ。 アメリカのディストレス債務が投資家に警告サインを発している。ジャンク級債務のインデックスが深刻な負荷がかかっていることを示している。 投資家らは、米国の社債市場におけるもっともリスクのある部分から資金を引き揚げ始めている。投資家の懸…

アメリカの成長率、上方修正へ

雨。 米国のGDP成長率は第3四半期に2.1%に上方修正された。 https://www.ft.com/content/251e9dc6-111a-11ea-a7e6-62bf4f9e548a

歴史は繰り返すのか

曇り。 FTのマーチン・ウルフ。現在は1930年代ではなく、第1次世界大戦前夜に似ているという。 歴史はそれ自体繰り返さないが、たびたび韻を踏む。マーク・トウェインの言葉だが、しばしば不正確に引用されている。 歴史は現在にとって、最も強力な導きの糸…

サブプライム自動車ローン

利回りを求める投資家の資金は、米国のサブプライム自動車ローンに流れ込んでいる。 個人消費が弱くなり、延滞が増えているのにも関わらず、ABS市場は活況を呈している。リスクのある米国の自動車ローンを原資産にした証券化商品市場がブームとなっている。…

パウウェルの楽観論

曇り。 パウウェル議長の発言。議論の焦点を変化させ、労働参加率を引き上げることと、成長の果実をいかに広げていくかに言及している。 Fedとして次の焦点は、労働参加率を引き上げ、インフレ期待の落ち込みを回避することにフォーカスすると述べた。 月曜…

香港選挙、民主派が大勝利

曇り。 香港議会選挙が行われ、親民主派候補が大きな勝利を収めた。 https://www.ft.com/content/8a29a112-0e7b-11ea-a7e6-62bf4f9e548a

テイラー・スウィフトのファンド攻撃

プライベート・エクイティがワシントンで攻撃にさらされている。攻撃から守ろうと、ワシントンで政治家に対するロビー活動を続けている。 プライベート・エクイティが米国経済に広範囲な役割を果たしているという主張が、労働組合から刑務所改革支持者、ハリ…

アメリカ海軍の反旗

曇り。 米海軍が横暴極めるトランプ大統領に反旗を翻した。トランプ氏によって進められるSEALsのギャラハー氏更迭が中止されなければ、軍幹部が辞任すると脅している。 海軍トップとSEALsを率いる将軍らが、辞任騒ぎを起こしている。戦時犯罪の容疑でコマン…

ヘッジファンド時代の終わり

雨。 ヘッジファンドの創設者であるルイス・ベーコン氏が業界を去った。最前線からの引退は、マクロファンドにおいて一時代を築いたヘッジファンドの不振を象徴している。 1990年にサダム・フセインの戦車がクウェートに侵攻したとき、ある若きトレーダーは…

混乱するイスラエル政治

イスラエルのネタニヤフ首相が、詐欺や贈賄の疑いで訴追された。イスラエルの政治的混乱が深まり、今年3度めの選挙も予想されている。 https://www.nytimes.com/2019/11/21/world/middleeast/netanyahu-corruption-indicted.html?action=click&module=Top%20…

シュワブがアメリトレード買収

雨。 アメリカのチャールズ・シュワブがライバルであるTDアメリトレードに買収を持ち掛けている。250億ドルの巨額取引となる。オンライン証券は価格競争にさらされており、合併を迫られている。 チャールズ・シュワブは、TDアメリトレードに対し、250億ドル…

FOMC議事要旨

晴れ。 Fedの政策担当者は、直近の会合で政治的リスクが弱くなっていると認識していることが分かった。議事要旨による。 また、会合では企業債務が高い水準に達していることを議論していた。 10月会合の参加者は、政治的リスクは高まったままだが、幾分貿易…

ヤキマの現実

ニューヨークタイムズより。 白人と移民のスパニッシュの分断。一断面を示すヤキマの現実。 https://www.nytimes.com/2019/11/19/us/politics/yakima-washington-racial-differences-2020-elections.html?action=click&module=Top%20Stories&pgtype=Homepage

トランプ弾劾調査

晴れ。 トランプ氏の弾劾調査に関連して、ホワイトハウスの高官が証言に立った。トランプ氏の要求は不適切であると述べた。 証言したのは、Vindman氏。国家安全保障会議に所属しており、トランプ氏の7月25日の電話における要求は不適切なものだったと証言し…

パウウェルとトランプの友好関係

曇り。 パウウェル議長とトランプ大統領。表面的には協調しているように話すが…。トランプ大統領は数カ月に及ぶ攻撃の後、パウウェル議長とは友好的に話し合いをしているとしている。 パウウェル議長は、今後も中央銀行ついては金融政策を非政治的なやり方で…

香港、警察が大学を急襲

曇り。 香港情勢。警察部隊が月曜日の早朝にとうとう、大学を急襲した。数百人のデモ隊が香港工科大学に立てこもっている。大学の内外は火の手に包まれ、障害物が警察の進捗を阻んでいる。 大学の総長は警察に対し、一時的な「停戦」を呼び掛けた。そして、…

イランの原油高騰

晴れ。 イランのテヘランで石油製品価格の高騰に抗議したデモが起きている。米国の制裁によってオイルダラーの流入がなくなり、政府が燃料への補助金を削減したからだ。 テヘランなどで数千人の人々が路上に出て燃料費上昇に抗議する活動を行った。治安部隊…

メディア大戦争

最新のエコノミストはメディア戦争を取り上げている。ディズニーとネットフリックスの争いである。ディズニーが新しいストリーミングサービスを始める。 米国はこれまで血沸き肉躍るような投資ブームを何度か経験してきた。1860年代には鉄道敷設ブームが起き…

トランプの反撃

晴れ。 トランプ大統領のウクライナ疑惑。 https://www.ft.com/content/ef992836-07ac-11ea-9afa-d9e2401fa7ca ニューヨークタイムズより。キエフの大使館員がウクライナに関する調査について証言をした。 トランプ大統領から、ウクライナに関する調査につい…

起き上がる日本国債市場

晴れ。 ヘッジファンドは、世界の債券市場に影響した日本国債価格の下落に不平を漏らしている。 指標となる米国やドイツ、英国などはここ数週間、国債価格が足踏みしていた。というのも、異例の世界経済に関する楽観論が株式市場を押し上げていたからだ。 し…

パウウェル議会証言

パウウェル議長は12月のFOMCでの利下げをほとんど考えていないとしている。議会において議長は、米国の財政赤字は維持不可能だと警告した。 水曜日にパウウェル議長は議会証言を行い、12月会合で金利を下げる理由はほとんど存在しないと述べた。トランプ大統…

グーグル銀行が誕生する

曇り。 グーグルが銀行業務に進出しようとしている。 グーグルが米銀との間で、グーグルの顧客向けに銀行口座を提供してもらえないか交渉している。アップルがクレジットカード業務を初め、フェイスブックが仮想通貨リブラを考案するなど、シリコンバレー企…

香港、崩壊の危機に

曇り。 香港警察は、香港が全体的に崩壊の危機に立っていると警告を発した。抗議デモ側は金融機関の集中する地域を封鎖し、交通機関はマヒ、暴力が蔓延している。 5か月間に及ぶデモは新たな、そしてより危険なフェーズに突入しつつある。 警察は催涙ガスや…

アメリカの富裕層課税計画

晴れ。 富裕層への課税計画が浮上し、アメリカの億万長者の懸念材料となっている。ビル・ゲイツ氏だけが、ウォーレン氏による富裕層課税政策の批判者というわけではない。 米国が資産へ連邦税を課すべきかどうかについての議論が、米国政治をにぎわせている…

ショルツ提案は慎重に

曇り。 欧州はドイツのショルツ財務大臣の提案に慎重になるべきだ、という主張。 先週、ドイツのオラフ・ショルツ財務大臣は、EU全体に適用される預金保険制度が重要であると表明した。しかし、彼の提案はその提案通りの内容とは異なる。 同時に、ドイツの財…

生産性と企業寡占度の微妙な関係

サマーズ氏らによる、最新の長期停滞論のペーパー。 https://www.nber.org/papers/w26198 サンフランシスコ連銀のペーパーより。産業の集中化や寡占が進むことで、生産性を停滞させているという。 米国の生産性は過去と比べて減速している。一方、売り上げは…

イールドカーブに何が起きているのか

晴れ。 日本の安倍政権は3年ぶりの経済対策を打つ。2016年以来となる経済刺激策である。世界経済の減速や消費税のインパクト、東京五輪後の影響を防ぐ狙いだ。 政府高官は、超低水準の金利を生かし、公共投資のために資金を調達し、機動的で、包括的なパッケ…

ボルトン氏とウクライナ

曇り。 ムーディーズが英国の格付け見通しをネガティブに引き下げた。ブレグジットに伴う麻痺状態を考慮した。 https://www.ft.com/content/1e5d9686-0274-11ea-b7bc-f3fa4e77dd47 米国のウクライナ問題に関する弾劾調査は、ボルトン氏の証言が焦点となって…

マクロン氏のNATO批判

フランスのマクロン大統領は、NATOが脳死状態にあると批判した。しかし、ドイツのメルケル首相はマクロン氏の批判に異論を唱えている。 マクロン氏は米国と、それ以外のNATO諸国との間で、シリアへのトルコの侵攻について共通の戦略がないということを批判し…