英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

FOMC

晴れ。 FOMCが開かれた。政策変更はなし。いわゆるTaperingも、いつ始めるかメッセージを発しなかった。 http://online.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303618904579167811643963976?mod=WSJ_hps_LEFTTopStories

FOMCプレビュー

晴れ。パソコンの調子が悪い。 米国の盗聴疑惑が広がりを見せている。米国NSA側が反撃に出た。欧州の電話データは収集されていないと反論している。火曜日に開かれた議会証言で、NSAトップが述べた。 米国がフランスとスペインの膨大な電話データを集めてい…

バーナンキとインフレ

今日は曇り。雨の予報も出ている。 米国によるメルケル・ドイツ首相の盗聴疑惑が広がりを見せている。このままだと、オバマ大統領は他の政策課題にじっくり取り組むことはできないかもしれない。 この記事によると、ホワイトハウスは同盟国のリーダーを盗聴…

FOMCの焦点

晴れ。今週も頑張ろう。 今週の注目イベントの一つがFOMCだ。 Fedのイグジット戦略に関して。債券買取プログラムをてじまうために、どのようなコミュニケーション戦略をとるべきか、Fedの苦闘が続いている。何人かのFed幹部からは、いつ、どのようにして買い…

財政政策の効果

流動性の罠の状態にあったり、通貨同盟内にあって独自の金融政策というオプションがとれない国にとって、財政政策はどの程度効果があるのだろうか。 従来は財政刺激策の効果は限定的である、との主張が強かった。しかし、この論文では財政出動の乗数効果は従…

英国「生活水準クライシス」

今日は快晴。 イギリスのエネルギーコストをめぐる論争が興味深い。 イギリスの四半期GDP統計が公表された。第3四半期の成長率は0・8パーセントだった。高成長とは言い難いが、経済は3四半期連続で成長している、とオズボーン政権は胸を張っている。しか…

デフレとドラギ総裁

夕方まで雨。週末なのに陰鬱。 米国大統領府と議会が今度はイランをめぐって意見が衝突している。議会の一部議員はイランに対し、新たな制裁を課する法案を提案しているが、ホワイトハウスは外交努力の必要性を強調している。 http://online.wsj.com/news/ar…

カーニー総裁の新機軸

雨。 イングランド銀行のカーニー総裁が、中央銀行の新たな流動性供給方式を打ち出した。現在は幅広い担保を受け取り、長期の流動性を供給している。これを外貨借入や銀行以外の金融会社向けに供給する考えを示した。 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/98b6e7…

盗聴疑惑

曇り。週末にかけて雨模様。 英字紙の視点は米国債務問題から離れて、少し分散してきた。 欧州の話題をいくつか。 一つは米国がメルケル首相の携帯電話を盗聴していたとの疑惑。米国にとってもっとも信頼のおける同盟国との関係を壊しかねないスキャンダルが…

雇用統計

曇り。台風がまた近づいている。 政府閉鎖の影響で公表が遅れていた9月分の雇用統計が発表された。新規雇用者数の増加幅は14・8万人。今年前半の増加ペースを下回った。失業率は7・2パーセントに低下した。来週開かれるFOMCで緩和縮小を決める可能性は…

ブンデスバンクの警告

曇り。 ドイツの中央銀行がバブルの警告を発した。ドイツ大都市の住宅価格は20%ほど過大評価されているかもしれないというものだ。ECBの金融緩和政策に対する批判にもなっている。現在、ECBの政策金利は0・5%である。 情報の源はドイツ・ブンデスバン…

世界最悪の中央銀行家

曇り。 JPモルガンから130億ドルのペナルティを勝ち取った米国政府当局は、次の標的としてバンクオブアメリカ・メリルリンチを狙っている。賠償金の額は130億ドルを上回りそうだ。 連邦住宅金融公社(FHFA)は現在、ファニーメイやフレディーマックにM…

為替と経済

雨。 不動産担保証券の販売をめぐり、連邦政府当局から調査を受けていたJPモルガンが、政府当局と130億ドルの支払いで暫定的な合意に到達したと報じられている。130億ドルの支払いは過去最大。そして、JPモルガンはMBSの販売に関して過ちを認める。 ht…

英国郵政の上場

曇り。雨が降りそうだ。 英国の郵便局、ロイヤルメールが上場を計画している。時価総額は50億ポンドになると評価された。 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/2ead77a2-3810-11e3-a493-00144feab7de.html#axzz2i8FkwsDa

遠のく緩和縮小

曇り。 10月のFOMCで緩和を縮小するとの観測は遠のいた。政府閉鎖の影響が大きい。 http://online.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304384104579141921711381810?mod=WSJAsia_hpp_LEFTTopStories

土壇場の合意

台風一過、静かな朝。伊豆大島の方々は実にお気の毒だが。 米国の債務上限問題は、10月17日の期限を目前に迎え、大詰めの協議が続けられている。上院では両党派の間で取引が成立した。米国債務危機は回避され、連邦政府の機能が再開される方向だ。土壇場…

米国債、格付け見直し

猛烈な台風が朝の通勤時間帯を直撃している。 米国債の格付けのニュース。フィッチが現在トリプルA格付けの米国債を格下げの方向で見直すと発表した。債務上限を引き上げるのに時間切れの状況になっていることを反映した。もし格下げされれば、世界の準備通…

ノーベル経済学賞

今年のノーベル経済学賞は、ユージン・ファーマ、ラース・ピーター・ハンセン、そしてロバート・シラーという3人のアメリカ人経済学者に授与された。資産価格がいかに高騰するかを研究した業績が評価された。 ファーマ教授は1965年に株式市場価格のラン…

米国債デフォルト回避へ

曇り。台風が接近中。今日、明日と大荒れの天気になりそうだ。 米国の財政問題の続報。月曜日も事態の打開に向けた協議が続いた。上院の首脳によると、重くのしかかっている債務危機の回避に向け、あと一息というところまできているという。2週間にわたる政…

ラジャン総裁の注文

晴れ。大型の台風が接近しているようだ。 インド中央銀行のラジャン総裁がFedに注文をつけた。ラジャン総裁は二正面で活発に戦争を戦っているという。一つは国内の減速する経済を回復させる仕事。そして、もう一つは海外だ。米国のFedに対し、金融緩和の縮小…

破談

快晴。3連休はもったいないくらいの好天である。 米国のオバマ大統領と議会共和党首脳との間で行われていた会談は破談に終わったようだ。来週の債務上限を引き上げる期限を前に、焦点は上院の対応に移っている。 ベイナー共和党院内総務はオバマ大統領に対…

米財政問題

快晴。3連休の初日である。 米国の財政問題の解決に向けて、オバマ大統領と議会の間で打開の動きが出ている。大統領は債務上限を引き上げ、連邦政府の機能を再開しようと、精力的に動いている。 http://online.wsj.com/article/SB1000142405270230406640457…

米国債デフォルトに備えた動き

曇り。 米国債のデフォルトに備えた動きが出始めた。香港証券取引所は米国債を担保に預けている投資家に対し、追加の担保を積むよう求めた。これまで米国債は時価の99%で評価されていたが、97%の評価に引下げられた。ヘアカット率が上昇したことで、投…

イエレン新議長のミッション

晴れ。 イエレン議長が決まった。オバマ大統領が昨日、イエレン、バーナンキ両氏と記者会見し、次期中央銀行議長にイエレン氏を指名すると発表した。「多くの人々は必ずしもFedが何をしているかを知らない」と述べた言葉は、そのとおりだろう。 世界でもっと…

イエレン新議長へ

晴れ。 次期Fed議長はイエレン氏と各英字紙が一斉に報じている。ブログではまだ言及する記事はない。 WSJによると、オバマ大統領は次期Fed議長にイエレン副議長を指名することを決めたと報じた。今日水曜日午後3時に発表するという。 それにしても、今回の…

オバマケアと中小企業

晴れ。穏やかで気持ちの良い朝。 米国債に対する世界最大の投資家・中国が米国に対し、デフォルトを回避するよう要望した。中国の副主張が釘を刺した格好だ。中国が米国の債務問題に敏感になっている。 http://online.wsj.com/article/SB1000142405270230444…

オバマケア

薄曇り。 米国の政府閉鎖は2週目に突入しようとしている。エコノミストの予測では経済成長やビジネスのコンフィデンスに影響を与えうるとされているが、リセッションに陥るほどではない、と見られている。マネーマネージャーら投資を行う運用者にとってはむ…

政府閉鎖の見通し

ゴールドマン・サックスによるレポート。「政府閉鎖はいつ終わるのか」。仮に債務上限が引き上げられたら、政府閉鎖も終わると考えてよいのだろうか。 ゴールドマンの予測では、10月11〜日ではなく、10月17日の期限ぎりぎりにならないと政府機関の機…

スイス為替操作疑惑

曇り。冷え込むようになった。 スイスの金融規制当局が為替相場操縦の疑いで調査を始めた。毎日午後4時になると、相場が急激に上昇したり、あるいは逆に下落したり、不自然な動きをしているためだ。当局はいくつかのスイスの金融機関を為替相場操縦の疑いで…

政策の不確実性指数

曇り。冷え込みが厳しい。 政府閉鎖のあおりを受け、4日の雇用統計の発表が延期となった。しかも無期限の延期である。今月下旬のFOMCにおいて、緩和縮小を判断する材料がなくない状態が続くことになる。 http://online.wsj.com/article/SB10001424052702303…