英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

イスラエル訪問

 晴れ。
 中東歴訪中のトランプ氏はイスラエルを訪問した。平和交渉を再開させるために、イスラエル首相と話し合った。しかし、米国が湾岸諸国に対し、新たな武器輸出を決めたことについて、イスラエル側から反発の声が出ている。
 ネタニヤフ首相との会合後、トランプ氏はサウジアラビア首脳について「彼らはイスラエルに対し、非常にポジティブな感情を持っている」と述べた。イラン対策で彼らの利害は一致しているとの見方である。ネタニヤフ首相も「私の人生において初めて、変化の希望を持つことができた」と賞賛した。
 ネタニヤフ首相は将来、リヤドを訪問する希望を述べた。
 https://www.wsj.com/articles/trump-arrives-in-israel-in-bid-to-revive-peace-process-1495445977
 週末に行われたハノイの会合で、TPP11で交渉を継続していくことが確認された。米国の再参加もオープンにしておくという。TPP合意の経済的価値や戦略的重要性を再確認した。
 11月にベトナムで開かれるAPEC会合でハイレベルな話し合いが行われる。
 一方、USTRのライトハイザー氏は、主要な貿易相手国と二国間の会合を複数こなした。米国市場抜きのTPPにどれだけの意味があるかは不明である。
 また、アジア地域においては、中国の影響力が重要である。
 https://www.wsj.com/articles/dumped-by-trump-remaining-tpp-nations-vow-to-forge-ahead-1495345559