英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

インフレ低下の材料が重要なわけ

晴れ。 ブラックストーンの不動産投資ファンドであるBREIT。資産売却に動いているようだ。 https://www.ft.com/content/e6f2e31f-265e-4145-9689-93048e5a440d なぜインフレ低下の材料が重要なのか。Nick Timiraos記者。 https://www.wsj.com/articles/why-t…

日銀の政策変更で債券利回りは9年ぶり水準に

晴れ。 ゴールドマンサックスの幹部が退社し、同社のアセットマネジメント部門の展開に打撃を与えている。ソロモンCEOはトレーディングや投資銀行部門から収益源を分散させようとしていた。 退任する幹部はSalisbury氏。氏はアセットマネジメント部門のCEOだ…

ECBも利上げ

晴れ。連日の猛暑。 ECBが利上げを決めた。9回連続の利上げであり、歴史的に高水準の金利になっている。 欧州中央銀行は政策金利を歴史的な高水準にまで引き上げた。しかし、ユーロ圏の借り入れコストはピークをうったかもしれないとのメッセージを発した。 …

Fed、0.25%利上げを決定

晴れ。 Fedは0.25%の利上げに踏み切った。22年ぶりの政策金利の水準である。パウエル議長はこれが一連の最後の利上げかどうか、まだ結論づけるには早すぎると述べた。 https://www.wsj.com/articles/federal-reserve-raises-interest-rates-to-22-year-high…

イスラエル

晴れ。 イスラエル最高裁に対する「一撃」が国を危機に陥れている。 7月24日、イスラエルの議会、すなわちクネセトは最高裁の権限を制限する一連の法律を可決した。 https://www.economist.com/middle-east-and-africa/2023/07/24/a-blow-against-israels-su…

ウクライナ軍、不足する弾薬と訓練

ウクライナ戦争。弾薬不足と訓練不足がウクライナ軍側で目立っているという。米国もウクライナもともにこれらの不足は理解しているが、ウクライナは引き続き反転攻勢を続けている。 https://www.wsj.com/articles/ukraines-lack-of-weaponry-and-training-ri…

スペイン政治の膠着

晴れ。 スペイン総選挙。選挙結果を受け、政治的にはどっちつかずの状態に陥っている。 スペイン政治は日曜日、政治的に不確実な状態に陥っている。右派と左派双方ともはっきりとした勝利を得られなかったからだ。ただし、議会では野党の人民党が第一党の座…

ヘッジファンドを祝福せよ

晴れ。 米国のシェールガス&石油開発がペースダウンしている。その影響は石油サービス産業にも及んでいる。採掘の数が減少しており、シェール関連企業の業績を直撃している。 第2四半期の間、活動が鈍り、カレンダーに空白のスペースが増えているという。デ…

ロシアの凍結資産のゆくえ

晴れ。 ウクライナ反攻のペースについて。ゼレンスキー大統領の説明である。 https://www.ft.com/content/40dd5453-acb1-4037-a3b2-5a7bd8e50248 FOMCを前にした米国株の動き。 https://www.ft.com/content/b8424551-656f-45a1-9b6f-7566735fc19e ウクライナ…

モルガン・スタンレー、次期CEOをめぐる「火種」

ブラックストーントップの言葉。1年にわたって続いた取引の枯渇状態はやがて終わるだろう、と述べた。明るい先行きの見通しを示している。 ジョナサン・グレイ氏の発言。市場はより高い金利のショックをすでに吸収した、と自信を見せている。市場は正常化し…

テスラとナスダックの失望売り

晴れ。 ナスダックは下落。2%以上。ネットフリックスとテスラの決算が失望売りを呼んだ。 ナスダック指数は過去4か月間で最大の下落幅を記録した。ネットフリックスとテスラの決算発表が投資家の失望を招き、テックセクターの力強い上昇基調に疑問符を投げ…

揺らぐプーチンの権威

曇り。 米国のファンドはテック株の上限に引っかかっている。 https://www.ft.com/content/24960417-f525-461b-bcdc-2963999bcdcc プリゴジンの乱の余波。プーチン氏の権威が揺らいでいるようだ。 https://www.economist.com/europe/2023/07/18/post-mutiny-…

「財政夢想」の中で生きる政府

政府は財政の遊園地の中で生きている。 https://www.economist.com/leaders/2023/05/04/governments-are-living-in-a-fiscal-fantasyland

ブラックロック、債券投資復活へ

世界最大の投資家であるブラックロックが債券投資についての予想を発表した。Fedの利上げがやがて停止し、債券投資を加速させるという。同社のAUMは9.4兆ドルを回復した。 投資家は金利上昇の恩恵を得ようと、MMFに資金を集中させている。その結果、米国のMM…

一転、ドル安に

晴れ。 今週、ドルは昨年11月以来の下落に転じた。高騰していたインフレ率が落ち着き、投資家が将来の利上げを見込まなくなったことが大きい。 金曜日のドル相場は比較的落ち着いた動きを見せていた。ただし、今週はドル安が加速し、8カ月ぶりの動きとなった…

オープンAIをFTCが調査

曇り。 オープンAIに対し、米国の規制当局が調査に入った。AIのもたらすリスクを調べるためだ。FTCの動きである。AIが偽情報を拡散するリスクがあるとみている。 マイクロソフト参加のオープンAIに対し、FTCはAIチャットボットの誤った情報によって人々が害…

米国のインフレは減速に

曇り。 注目されていた米国のインフレ率。3%に減速した。ドルは15か月ぶりの低位に。Fedは物価の封じ込めに成功しつつあるようだ。 米国のインフレ率は3%台へ急速に低下した。 https://www.ft.com/content/c86136db-17be-487d-aa8f-642b4b81aa1f

トルコ、スウェーデンのNATO加盟に合意

晴れ。 トランプが勝利すると、欧州はどう対応するのか。NATOについてもプランBを模索している。 https://www.economist.com/international/2023/07/11/what-would-europe-do-if-trump-won トルコのエルドアン大統領。スウェーデンのNATO加盟に合意した。ど…

難民政策をめぐり、オランダ連立政権が崩壊

オランダ政府が移民問題で崩壊した。中道右派とリベラル政権は、難民政策をめぐる意見の対立により、瓦解した。ルッテ首相は連立政権を解消すると述べた。 ルッテ首相は金曜日の夜、4党からなる連立政権を解消すると説明した。近く選挙が行われる。 ルッテ首…

ウクライナ、工兵たちの戦争

晴れ。 ウクライナ戦争。工兵たちは命をさらして少しずつ前進している。手で地雷を掘り、ロシアの前線を突破しようとしている。 35歳のある獣医は工兵に転じた。50センチを進めるかどうかが大きな差になるという。5人で1グループとなり、地雷除去を進めてい…

イエレン長官の対中融和策

晴れ。 訪中しているイエレン財務長官。イエレン長官いわく、米国と中国の企業それぞれが貿易と投資を加速させる明らかな予知がある、と述べた。安全保障上の緊張関係があるにも関わらず、だ。北京に訪問しているさなかの発言である。 土曜日に北京で「経済…

6月休止後の利上げ路線

曇り。 物価戦争。アメリカと欧州で起きている闘いである。 https://www.economist.com/finance-and-economics/2023/07/05/the-fight-over-inflation-in-america-and-europe Fedは6月にいったん利上げを休止した後、再び利上げを開始することを示唆している。…

利上げでもなぜインフレが収まらないのか

世界インフレの動向。金利が上昇しているのに、なぜインフレを抑えることができないのか。労働市場がひっ迫し、住宅取得需要が強いことが、物価の安定の回復を遅らせている。 中央銀行は1990年以降としては、もっともはやいペースで金利を引き上げている。し…

ウクライナが求めるクラスター爆弾

曇り。 ウクライナ軍はアメリカのクラスター爆弾を欲している。しかも、すぐに、だ。ロシア反撃には有効だが、議論のある武器でもある。 アメリカとその同盟国は、ウクライナに次の大きな贈り物を送るかどうか、議論を重ねている。最初は大砲、その次は戦車…

プーチン氏の愚か者たち

晴れ。 プーチン氏にとって使い勝手の良い「愚か者」たち。 あまりに多くの欧州の政治家たちがロシアと直接向かい合うことに失敗してきた。5月初め、ロシアのドイツ大使は第2次大戦時のソ連の勝利を祝うパーティを開いた。大使館におけるゲストらの中には、…

NATO首脳会議の争点

曇り。 NATOは新たな欧州防衛計画を立案しつつある。今月の首脳会議は重要な立案の場となりそうだ。 NATOは過去42年間、旧ソ連とその同盟国との間で、通常兵器による戦争および核戦争を想定してきた。ソ連崩壊でその必要がなくなったが、ウクライナ侵攻によ…

恥をかいたプーチン

ワグネルはプーチン氏に恥をかかせた。その反乱はロシアの独裁者がどんどん弱体化していることを満天のもとにさらした。しかし、まだ彼を追放するには至らない。 おそらくプーチン氏にとって最後の主張であろう。プーチン氏がその支配者の地位から滑り落ちよ…

フランス、燃え盛る暴動

晴れ。 フランスで暴動発生。マクロン大統領にとって、新たな政治的試練となる。警察官が10代の若者を撃ったことで怒りが広がり、マクロン大統領の反対者に攻撃の材料を与えることになっている。 2期目を迎えるマクロン大統領にとって、もっとも厳しいチャレ…

アメリカ株高は続くのか

雨。アメリカ株の高値状態は続くのか。 https://www.economist.com/graphic-detail/2023/06/30/can-americas-stockmarket-rally-last