英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ロウハニ再選

 晴れ。今日も暑くなりそうだ。
 イランの新大統領にロウハニ氏が再選された。西側諸国とより良い関係を築くことを推進しているが、国内経済は不振を続けている。
 ロウハニ大統領は穏健派で、大差をつけて再選された。西側諸国との関係改善と低迷する経済をテコ入れするために外国資本の導入が必要とされている。
 ロウハニ大統領は最初の任期中、西側諸国に対し、核開発に伴う経済制裁を緩和するよう、交渉してきた。しかし、トランプ大統領の誕生でこうした任務は難しくなっている。
 トランプ氏はイラン政策を見直すことを表明しており、4月にはイランは取引の精神を理解していないと述べた。さらに交渉を複雑にしているのが、イランが弾道ミサイルのテストをやめるのを拒否していることだ。
 折しも土曜日にはトランプ氏がサウジアラビアを訪問した。大統領としての初の外遊である。サウジを選んだのは、イランの地域における最大のライバルであるサウジとの結びつきを示す狙いがある。
 https://www.wsj.com/articles/irans-president-rouhani-leads-in-bid-for-re-election-1495258852
 そのトランプ氏の訪サウジ。イスラム諸国との関係をより良い関係にしていくとスピーチした。
 
 https://www.wsj.com/articles/trumps-saudi-speech-to-mark-bid-to-ease-muslim-tensions-1495359283