英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

株式市場

今年も今日でおしまい。 マーケットの混乱で今年は6・3兆ドルの株式が失われた計算になるのだという。 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/483069d8-32f3-11e1-8e0d-00144feabdc0.html#axzz1hzO4NPft

ユーロ安

ユーロの対円相場が10年ぶりの低水準に達している。が、英字紙の扱いは日本の報道ほどではない。1ユーロが100円を切ったのは、2001年6月以来。 円は今年対ドルで4.9%上昇し、ベストパフォーマンスの通貨となった。 http://www.ft.com/intl/cm…

バランスシート不況

リチャード・クー氏のバランスシート不況について、クルーグマンの紹介コメント。 http://krugman.blogs.nytimes.com/2011/12/28/the-problem-2/

2012年予想

冬晴れの日が続く。今年もあと2日。 消費増税をめぐる民主党内の議論は昨日深夜に決着。当初予定より6カ月後ずらすことになった。 FT電子版トップは、中国の月面有人探査計画。2020年以降、月面に宇宙飛行士を降り立たせたい、という。米国がスペース…

リカード中立性

リカードの中立性について。 http://economistsview.typepad.com/economistsview/2011/12/the-proposition-is-not-mainstream-in-the-sense-of-being-fully-accepted-by-most-economists.html

Fed新理事

快晴。年末年始も好天が続きそうだ。 昨日のイタリア国債の入札は順調だった。90億ユーロの6か月国債金利は3.25%。先月と比べて半分の率に低下した。 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/0ae7aeac-3144-11e1-a62a-00144feabdc0.html#axzz1htOVJTnI オバ…

預金ファシリティ

今日も快晴。政府・民主党の消費税引き上げ論議はいよいよ大詰め。今朝の日経新聞一面の武藤・元日銀副総裁が興味深い。消費税率を16%すれば、社会保障改革と財政再建が両立できる、という。増税の道行きについて、具体的な数字を示した人は、武藤氏が初…

金融緩和観測

英国では、2012年早々にもイングランド銀行が一層の量的緩和に踏み切るのではないかとの観測が浮上している。英ポンドは下落。ただ、祝日とあって、下落幅は限定的だ。 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/0a51ea18-307a-11e1-9436-00144feabdc0.html#axzz1…

第四期

2008年2月に始まる金融危機後の米国の金融政策は、第四期に入ろうとしている。 第一期において、Fedは伝統的なLLRの役割を果たした。第二期の2009年3月以降は、Fedが拡大したバランスシートを維持したQE1の実施時期。第三期はいわゆるQE2の時期で…

インフレ率低下

今日も冬晴れ。民主党の複数の議員が離党を検討しているというニュースが流れている。意見の違いなんて最初からはっきりしていたのに…。 英国はBoxing Dayの休日。年末ということもあって、ニュースの世界も年末気分が漂う。 厳しい経済環境や地下鉄ストにも…

トービンタックス

2012年のテーマの一つになるのだろうか。ドイツのショイブレ財務大臣が金融取引税、いわゆるトービンタックスの実現に動いている。世界での導入が無理でも、EUだけでも導入したいのだという。 しかし、取引税が導入されれば、金融取引の多くは英国や米国…

高まるプーチン批判

快晴だが、冷え込みが厳しい。 日経新聞によると、増税反対が5割に達した。世論の移り変わりは早く、予測不能だ。 ロシアのプーチン首相に対する批判がとどまるところを知らない。12月4日の議会選挙のやり直しとプーチン対人を求める何万人ものデモがモ…

財政政策の有効性

快晴。日本海側は大雪となっている。金融・経済ブログや経済ニュースも、クリスマス年末ムード。 12年度予算に対する報道各紙の評価は手厳しい。 流動性の罠に陥った経済における財政政策の有効性について。 http://krugman.blogs.nytimes.com/2011/12/24/…

法人減税

経済を円滑にするには、流動性の高い、トリプルA格の資産が十分必要であり、日米独の中央銀行や財政当局は、国債を大量供給すべきである、という。 http://delong.typepad.com/sdj/2011/12/why-the-us-treasury-the-bundesrepublik-treasury-the-japanese-t…

ゼロ金利政策延長

快晴。穏やかな冬の一日。今日が過ぎると、アッという間に正月支度になだれ込んでいく。あわただしい年の瀬。 英国債金利は二番底懸念で1890年代以降、最低水準にまで低下している。10年国債の金利は1.99%。 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/6ee2…

欧州版QE

休日で3連休の初日。冷え込みの厳しい一日だ。 デフレリスクが高まった場合、ECBの中でQEに踏み切るべきだとの声が出ている。発言の主は年末に退任する予定のスマギ理事。FT紙とのインタビューで述べた。 英国の消極姿勢への不満を示している。ユー…

ユーロの悪循環

曇り。週末にかけ、荒天になるようだ。 マーケットは小動き。 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/bbd2956e-29e8-11e1-8b1a-00144feabdc0.html#axzz1gx4OYY6P ユーロは他の通貨に対して安く引けた。 http://www.bloomberg.com/news/2011-12-20/euro-near-one-we…

ECB新オペ

曇り。 ECBは今日、信用収縮対策として新たに導入した無制限3年ローン(LTRO、longer- term refinancing operations)のオペを行う。強い需要が予想されているが、銀行の中にはスティグマを恐れてローンの活用をためらうところもある。 アナリストの…

LTRO

夜になって、診療報酬と介護報酬の改定率のニュースが飛び込んできた。診療報酬の本体部分はプラス1.379%だという。このご時世にプラス改定とは驚き以外の何物でもない。 ECBオペの需要は4890億ユーロにのぼった。応募したのは500以上の金融…

ドイツの楽観論

年末モードなのか、突発的な出来事以外、大きなニュースがなくなってきている気がする。 欧州債務危機は、ドイツの景況感にほとんど影響を与えていないようだ。12月の「ビジネス天気インデックス」によると、失業率が低下し、消費者は好調なドイツ企業の先…

ツイッター株取得

昨日午後から北朝鮮報道一色。金正日総書記について、核開発を進める一方、何百万人もの国民を餓死に追いやった、と報じている。そして、若干28歳の後継者は、東アジアの安定に脅威をもたらす、とみられている。 ”偉大なる後継者”が権力を承継した。 http:…

ドラギインタビュー

ドラギ総裁の就任後初のインタビュー。ユーロ圏解体のコストが高いことを警告している。 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/15bcafb0-296c-11e1-8b1a-00144feabdc0.html#axzz1gx4OYY6P

金正日死去

正午にビッグニュースが飛び込んできた。北朝鮮の金正日総書記が死去した。70歳。貧困と核武装の国の安定は、ひとえに統治経験のない息子にかかっている、と報じている。 土曜日に列車で移動中に突然亡くなったようだが、真偽は不明。後々この経緯について…

給与税延長

今日も快晴。 米国では給与税(Payroll Tax)減税は2か月延長の取引が上院与野党間で成立した。緊急失業手当も2か月間延長される。 http://www.calculatedriskblog.com/2011/12/report-deal-reached-on-two-month.html

金売りドル買い

忘年会続きの1週間が終わった。今日は休肝日。穏やかな冬の一日。 債務危機への対処方針をめぐり、英仏間の関係が悪化しつつある。 トリプルA格付けを失うかもしれないフランスの財務大臣は昨日「英国経済は非常に心配すべき状況だ。英国よりフランスの方が…

リストラ

快晴。穏やかな朝だ。 金融機関のリストラが続く。モルガン・スタンレーは1600人の人員を削減する。 http://online.wsj.com/article/SB10001424052970204026804577100271369535212.html?mod=WSJASIA_hpp_LEFTTopWhatNews IMFのラガルド専務理事は、世界…

欧州再燃

川面に靄がかかっている。快晴。 今年もあと残すところ2週間。欧州危機は一進一退だ。 http://www.calculatedriskblog.com/2011/12/europe-more-bad-news.html 英国の失業率は17年ぶりの高水準に。失業率は8・3%。失業者数は260万人で、1994年…

ユーロ安

米ドルに対し、ユーロ安が進んでいる。今年1月以来の水準で、1ユーロ1・3ドルを切った。FOMCでQE3への予想が薄らいだことも背景にある。 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/491cfdee-264f-11e1-85fb-00144feabdc0.html#axzz1gDAU0oru 理由の一つが、ユーロ…

FOMC(12月)、現状維持

雨。ベルギーでは銃乱射事件が起きた。 EU新条約づくりが難航している。英独以外の各国首脳から、国内の議会を通すのに困難が予想されるという声があがっている。特に非ユーロ圏諸国でその声は強い。 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/3d75ccb8-25b5-11e1-856…

クラウン・ジュエル

欧州委員会のバローゾ委員長が英国のキャメロン首相を批判している。英国の金融産業を保護することは、欧州共通市場のルールを踏みにじるものだ、という。 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/ac48b284-24d1-11e1-ac4b-00144feabdc0.html#axzz1gDAU0oru キャメ…