2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧
これも興味深い。 欧州統合を考える場合、文化の違いに思いをいたすことが多い。文化の違いを説明するのに、住宅価格を使って説明するユニークな手法がある。 以下の小論はその試みを紹介したものだ。 具体的にはドイツとオランダの住宅価格の動きを比較した…
この記事も面白い。ノーベル経済学賞を受賞した経済学者、トービン教授の気の利いた表現を使って、通貨安戦争をひねりを利かせて表現している。 米国経済の好調ぶりがドルの価値を引き上げ、それが世界的な商品市況の下落を招いている。世界的な商品市況は、…
11月もあっという間に終わりを告げ、今年もあと1ヶ月を残すばかりとなった。早い早い。 「今年の一冊」を選ぶ時期になった。FT紙が今年の一冊を選んでいる。経済分野ではPikketyだけでなく、「ユーロのわな」や「ドルのわな」など、EU統合の問題や基軸通…
曇り。それほど寒くはない。 米国で住宅ローンの大手の貸し手が、融資基準を緩めようとしている。ファニーメイとフレディーマックが今月、新たなガイドラインを策定したのにあわせた措置だ。新基準では、住宅ローンの貸し手がファニーメイなどに債権を売却し…
流行語大賞をCRが紹介している。2013年は「Shutdown」だったが、今年は「Employment」。来年は「Wages」だそうだ。 http://www.calculatedriskblog.com/2014/11/word-of-year.html
曇り。 久しぶりに注目されたOPECの動き。結局、日糧3000万バレルの生産目標を変えるにいたらなかった。原油価格のブレントは1バレル75・77ドルと、4年ぶりの低水準に沈んだままだ。世界的な石油メジャーの株価も下落した。 アナリストの分析…
久しぶりに晴れ。でも寒い。 原油価格が下落するということは、かくも世界経済を変えるのか。原油価格が下落し、シェールガスブームによって、米国の天然ガス価格はフランスの3分の1に下落した。ドイツはスウェーデンに対し、石炭の炭鉱開発を依頼した。企…
雨。 原油価格の下落が続き、OPEC加盟国の間でとうとう生産調整で妥協する機運が出てきた。ここ数年、OPEC総会の注目度は低下していたが、今週木曜日の総会は久々に注目度が高まりそうだ。キーマンはサウジアラビアだ。現状の生産調整枠を維持するの…
曇り。今日は雨模様。 欧州委員会議長のユンケル氏が公表した欧州再建プラン。総額3150億ユーロと大規模だ。名称は欧州版の戦略投資ファンドだという。公的資金を種銭に、民間部門の資金や融資を組み合わせて3000億ユーロ規模に仕立て上げている。 h…
曇り。三連休もあったという間である。 ドル基軸通貨体制をあきらめ、金本位制に復活してはどうかという提案に対する反論。 http://uneasymoney.com/2014/11/22/misunderstanding-reserve-currencies-and-the-gold-standard/
ケインズの時代がやってきたのか。 債務危機の後、ギリシャは国際機関の処方箋(薬)を飲み、その結果、26パーセントという失業率を受けとった。ポルトガルは財政ルールという薬を飲み、それと引き換えに、市民たちはアンゴラやモザンビークにまで出稼ぎに…
晴れ。 石油ブームがメキシコ湾にやってきた。世界3大メジャーであるエクソン、シェル、そしてBPがオフショアのプロジェクトに殺到している。 4年前に大規模な事故が起きたメキシコ湾だが、その当時を上回る規模で、しかもより投資額をかけて、メジャー…
経済を刺激すべく、中国中銀やECBも動き始めた。株価は上昇する一方、新たなリスクの芽も生まれ始めている。そもそも7年間も金融緩和を続けて、限界や問題が生じないかという問いだ。 21日の金曜日、市場を驚かせたのが中国の人民銀行の利下げだ。20…
三連休の初日。快晴だ。 インド復活?と題する論考。 BRICSの一角として、一時は飛ぶ鳥を落とす勢いだったインド。貧困線は年を追うにつれて低下し、2012年には22パーセントに低下した。しかし、2012年と13年は経済が足踏み状態にあった。…
昨夜の雨から一転。今日は晴れ。 フランス財政をめぐって独仏間の緊張が高まっている。フランスのオランド大統領はフランス経済改革に意欲を示しているが、ドイツ出身の欧州委員がそれを批判している。フランスは先月、予算案を公表したが、財政赤字の削減策…
今日は曇り。 Fedの議事要旨より。米国内の景気や海外経済について、Fed内部の意見が大きく分かれている様子が浮き彫りになった。ただ、10月のFOMCではこうしたリスクにもかかわらず、国内経済と労働市場がいっそうの改善の方向に向かっているこ…
晴れ。 衆議院が解散されることになった。師走の忙しい最中、選挙が加わる。首相会見も言っている理屈がハチャメチャで、なんだかとてつもなく悪い方向に向かっているように感じる。 http://online.wsj.com/articles/japan-prime-minister-shinzo-abe-announ…
晴れ。 昨日のGDP速報のサプライズと株安について。安倍首相のアドバイザーが追加の経済対策を提言している。それにしても、経済小国ならいざ知らず、世界有数の経済大国が数パーセントの増税でこれほど大騒ぎするのも珍しいのではないか。 発言の主は内…
晴れ。このところ、きれいな青空の日々が続く。一年で一番良い季節かもしれない。 WSJより。最近株価が好調なのは、投資化があまり言及しないことがあるからだ。それは例外的に弱いインフレ率だ。エコノミストたちは、米国経済が徐々に力強さを増している…
なぜケインズが今日重要か、と題する論考。VoxEUより。 ケインズの批判派は、リカードの中立性や財政乗数の概念を使って、ケインズを批判してきた。しかし、ケインズ自身、リカードの中立性に反対していたが、それに代わる議論を提示することはなかった…
晴れ。今週末は気持ちの良い青空が広がる。 ヘッジファンド業界に広がる動揺。立派なプロフィールを持ったヘッジファンドのマネージャーがタオルを投げた。ペレラ・ワインバーグのヘッジファンドマネージャーが6億ドルのファンドを手仕舞うことを決めた。2…
晴れ。冷え込みがきつくなってきた。 最近のニュースの中で、もっとも心が躍ったもの。欧州の人工衛星が彗星への着陸に成功したのだという。ロゼッタミッション。 欧州宇宙機構(ESA)からの最初の映像も送られてきた。動力源のエネルギーは最初の2日半…
快晴。 ゴールドマンサックスが2年に一度見直す、新たなパートナーを決めた。既存のパートナー400人に新たに78人が加わった。パートナーになれば、年収90万ドル以上のサラリーとボーナスが約束される。 http://online.wsj.com/articles/goldman-sach…
雨模様。どうやら政界は解散総選挙に突っ走っているようだ。 S&P500は5日連続で上昇。新しい材料不足にもかかわらず、だ。 だが、東京には異なったストーリーがある。安倍首相が解散総選挙に踏み切るのではないか、という憶測が流れているからだ。そ…
曇り。雨の予報。 原油価格と同様、天然ガス価格が下落した。ただ、天然ガス価格は10日の下落まで、9日連続で上昇していた。米国の今冬は気温が下がっており、利益確定売りが出たようだ。 http://online.wsj.com/articles/natural-gas-prices-fall-ending…
昨夜は雨もぱらついたが、今朝は晴れ。 先々週の追加緩和について。 http://online.wsj.com/articles/how-bojs-kuroda-won-the-vote-for-stimulus-expansion-1415540903?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection
今日は終日曇り。時折雨もぱらついた。 10月の雇用統計が発表された。 http://online.wsj.com/articles/jobs-report-economy-adds-214000-jobs-1415367269?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection
晴れ。 ECBの追加緩和期待で米国株が上昇している。ドラギ総裁が成長刺激策へのコミットメントに言及したことで、ユーロは2年ぶりの安値となった。 http://online.wsj.com/articles/u-s-stock-futures-edge-lower-1415279918?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsColle…
曇り。今日は雨模様。 米国の中間選挙。オバマ大統領の民主党は敗北し、共和党が8年ぶりに議会両院で過半数を獲得した。WSJは、この結果を受けて、過半数の力を背景に、共和党首脳は新たな政治戦略を描こうとしている、と報じている。オバマ大統領もホワイ…
曇り。冷え込みが厳しくなってきた。 米国中間選挙。36の上院改選議席のうち、15が共和党、21が民主党となった。 http://online.wsj.com/articles/midterm-elections-2014-parties-look-for-2016-clues-in-tuesdays-midterm-elections-1415127383?mod=…