英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

オーストリアの極右政党

オーストリアの極右政党を率いる、セバスチャン・クルツ氏が再び首相の座に就くことになった。しかし、彼を以前支えていた極右の自由党は、社会民主党とともに大敗北した。 5月にクルツ氏率いる政府が崩壊したことに伴い、日曜日に総選挙が行われた。 クルツ…

ロシア、サウジ会談記録にも制限

曇り。 ホワイトハウスの会談記録をめぐり、さらなるスキャンダルが飛び出した。トランプ氏のロシア大統領やサウジとの会談についても、制限がかけられていた。 https://www.ft.com/content/af2be6c6-e132-11e9-9743-db5a370481bc

ブレグジットが英国政治をむしばむ

トマス・クックの破綻。世界最古の旅行会社だった。 https://www.economist.com/britain/2019/09/26/thomas-cook-the-worlds-oldest-travel-firm-collapses ブレグジット。感染症のように英国政治の上から下までをブレグジットがむしばんでいる。熱を治すに…

ウクライナ弾劾調査への第一歩

曇り。 ウクライナゲートの続報である。下院の民主党は弾劾調査に向けて、最初の召喚状を発した。下院の3つの委員会の委員長がトランプ氏調査に向けて最初の召喚状を発した。 書類と目撃者探しが目的である。 最初の召喚状はポンペオ国務長官宛てだった。長…

ホワイトハウスの隠蔽工作

晴れ。 内部告発者によると、ホワイトハウスはトランプ氏の電話を隠蔽しようとしたという。ウクライナゲートの幕開けである。 ホワイトハウスは木曜日、ホワイトハウスの高官らが機密情報システムを使ってトランプ大統領とウクライナの大統領との電話会談の…

ウクライナ問題

晴れ。 トランプ大統領がウクライナの首脳に対し、バイデン氏について調査するよう求めていた問題。水曜日にホワイトハウスは、ウクライナ首脳とトランプ氏の間の電話会談記録を公表した。 ウクライナのゼレンスキー大統領に対し、トランプ氏が電話をかけ、…

シリコンバレーで広がるダイレクト・リスティング

晴れ。 シリコンバレーの銀行家や法律家はIPO以外の出口を模索している。 シリコンバレーの投資家らは、ダイレクトリスティングと呼ばれる手段を推奨している。これらはスポティファイやスラック株の上場において使われた。伝統的な株式上場とは異なる手段で…

Fedの過ち

晴れ。 インフレをめぐり、Fedは過ちを犯しているのだろうか。インフレ率が上昇するのも、下降するのもそれぞれリスクがあり、FOMCは今後どう動くかについて意見が分かれている。 https://www.ft.com/content/f740b256-c720-11e9-a1f4-3669401ba76f

シリコンバレーが危ない

ニューヨークタイムズより。シリコンバレーに、かつてのような輝きがなくなりつつある。治療が必要なのだという。 シリコンバレーは実に良いストーリーをもたらした。それも実に最高のストーリーである。世界を救い、10年にわたって現代のテクノロジー労働者…

エリザベス・ウォレンが学ぶ権力とは

アメリカ民主党の有力な大統領候補、エリザベス・ウォレン候補に関する記事。 消費者金融保護庁は、最初からウォレン氏のアイデアだった。ある種のローンや金融スキームについて、警察的な役割を果たすユニークな組織である。 ウォレン氏は学術誌にこのアイ…

エジプトでデモ発生

曇り。 エジプトで体制に抗議するデモが発生した。非常にまれな出来事である。 デモが起きたのはカイロといくつかの都市で、シシ政権に対する反抗的態度を示す珍しい動きである。シシ政権は2014年から続いている。 警察は催涙ガスを使い、抗議デモに対抗した…

マネーマーケット混乱の原因

曇り。 NY連銀はマネーマーケットの混乱について、銀行の果たした役割を調査している。 https://www.ft.com/content/83a5bb70-dbca-11e9-8f9b-77216ebe1f17

サウジアラムコ株を買いなさい

晴れ。 サウジアラビアは、富裕層に対し、IPOを予定しているサウジアラムコ株を購入するよう圧力をかけている。2兆㌦の時価総額達成を熱望するサルマーン皇太子の計画の一つである。 事情に詳しい8人の人々が証言した。サウジの富裕層がかなめとなる投資家に…

Fed内の反対票

曇り。 Fedが利下げに踏み切った。委員らの意見は大きく分かれたようだ。3人の委員が反対票を投じた。 Fedは水曜日に、25ベーシスほど政策金利を引き下げた。その結果、政策金利の幅は1.75%から2%の幅となり、ホワイトハウスの金融緩和圧力や貿易をめぐる…

イスラエル選挙、大接戦

イスラエルの選挙で、現職のネタニヤフ首相と対抗馬である、元軍長官のガンツ氏が大接戦を繰り広げている。イスラエルの総選挙は過去5カ月で2回目となる。 ガンツ氏率いる青と白の党が勝利するのか、それともネタニヤフ氏のリクード党が勝利するのか、まだ言…

FOMCの注目点

曇り。 今週のFOMC。5つの注目点である。 世界経済に関するパウウェル議長の最新の発言によると、世界経済は曇り空である。 水曜日のFOMCでは、経済データが不明瞭で、トランプ氏の要求に注意を払うことを否定する状態にあって、政策決定をしなければならな…

サウジ攻撃はイランのせい?

晴れ。 トランプ氏はサウジの石油施設攻撃はイランのせいであると指摘した。米国防総省は同盟国と協働して、原油価格の高騰に対処する考えだ。 原油価格は月曜日、20パーセント高騰し、71ドルをつけた。月曜日にホワイトハウスにおいて、軍事アドバイザーや…

原油価格急騰

雨。 サウジの石油施設へのドローン攻撃を受け、原油価格が急騰している。サウジの生産量は半減する見通しである。 ブレント原油価格は20パーセント上昇した。 市場が再開した月曜日現在、71ドルをつけている。数週間にわたりサウジの原油生産量は最大能力を…

サウジをドローン攻撃

晴れ。 サウジアラビアの石油施設がドローンによる攻撃を受けた。米国はイランを非難している。 土曜日にサウジアラビア内にある主要な原油設備が、イエメンのフーシー派とされる勢力によってドローン攻撃された。サウジの原油生産設備に大規模な影響を与え…

沸き立つドラギ批判

曇り。雨も降ったようだ。 ドラギ総裁が決めた金融緩和策に対し、批判の大合唱が起きている。 https://www.ft.com/content/9039dd0e-d61f-11e9-a0bd-ab8ec6435630

フィリップスカーブ

フィリップスカーブ考。マンキュー教授の投稿をもとにした考察。マンキュー先生は、金融政策を決めるツールとして、フィリップスカーブはまだ有効であると擁護した。 https://uneasymoney.com/2019/09/03/mankiws-phillips-curve-agonistes/ これがマンキュ…

ドラギ、最後の会見

曇り。 ECBが利下げに踏み切った。政府にも財政出動を求めている。 ECBは木曜日、利下げと3年間にわたる経済刺激策という大規模な政策パッケージを打ち出した。ドラギ総裁は各国の政府に対し、低迷するユーロ圏経済の成長を再加速させるため、素早く動くこと…

ロンドン証取買収提案

晴れ。 ロンドン証券取引所は、香港取引所による買収提案を拒絶した。 https://www.ft.com/content/d53ae238-d46f-11e9-8367-807ebd53ab77

ボルトン追放

曇り。 トランプ氏が今度は、ジョン・ボルトン氏を追い出した。国家安全保障補佐官の職を辞する。 トランプ大統領は火曜日、ジョン・ボルトン氏を解任したと発表した。トランプ政権の国家安全保障補佐官は3人目だった。イランや北朝鮮、アフガニスタンなど、…

ジョンソン氏の手痛い敗北

イギリス情勢。ジョンソン氏はもう一つ、敗北を喫した。 ジョンソン氏は月曜日、過去のイギリス首相が経験したことのないような、手ひどいスタートを経験した。 同意なき離脱を阻止すべく、新しい法律が施行された。国会議員らは総選挙に打って出るというジ…

ウィーワークの上場延期案

晴れ。 ソフトバンクはウィーワークの上場を延期するよう促している。投資家からの冷たい反応が効いている。 ウィーカンパニーは30億ドルから40億ドル規模の資金調達を予定している。しかし、投資家やウォールストリートのアナリストからガバナンスや共同創…

スターバックスを通してみるアメリカ経済

曇り。猛烈な台風だった。 カフェイン取りすぎのアメリカ企業。スターバックスは世界最大のコーヒーチェーンというだけではない。アメリカ経済の不均衡を知らせてくれる先導的な企業でもある。 オバマ氏が大統領の時代、彼はスターバックスの創業者であるシ…

MITメディアラボ所長の辞任

曇り。 MITメディアラボの伊藤氏が、ジェフリー・エプスタイン氏から金を受け取ったとして、辞任した。エプスタイン氏の自殺からほぼ1カ月経った後の出来事である。 土曜日になって、MITの著名な人物が辞任するに至った。エプスタイン氏との金銭的な関係を隠…

エリートバンカーの復活

晴れ。 ゴールドマンはパートナーの数を減らす計画を立てている。エリートバンカーの特殊な地位を復活させようとしている。 https://www.ft.com/content/68592ae2-d06b-11e9-b018-ca4456540ea6

アサド氏のむなしい勝利

シリア情勢について。 https://www.economist.com/leaders/2019/09/05/syria-will-poison-the-region-for-years-to-come