英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

砂漠の独裁者

エコノミストより。砂漠の独裁者、サウジのMBS。 https://www.economist.com/1843/2022/07/28/mbs-despot-in-the-desert

新興国市場からの資金流出

晴れ。 新興国市場は海外投資家の資金引き上げに見舞われている。世界経済がリセッション入りするのではないかという懸念と、利上げの動きがそうした動きを後押ししている。 海外の投資家が新興国市場から5カ月連続で資金を引き揚げている。 https://www.ft.…

Fed、0.75%の利上げ

晴れ。 FedがFOMCを開催し、0.75%の利上げを決めた。2カ月連続で0.75%を引き上げる。パウエル議長が会見で、利上げペースを減速することが適切である、と発言すると、株価は上昇した。 Fedはその政策金利を0.75%利上げした。米国経済が減速する中、インフ…

来年は利下げの可能性も

強いドルが米国の企業収益を大きくそいでいる。 https://www.ft.com/content/6d06181f-d0e0-4c5a-bcfd-8bda44cc31a2 投資家による米国の金融政策見通し。来年には利下げに転じる可能性を織り込み始めている。 https://www.wsj.com/articles/investors-bet-fe…

ペロシ訪台計画の波紋

民主党のペロシ議長が台湾を訪問する計画を立てている。しかし、ホワイトハウスは訪台を思いとどまるよう求めており、そのことが台湾政府を神経質にさせている。 台湾政府関係者によると、中国が来月のペロシ訪台によって報復を行うというリスクと、ワシント…

インフレとウォルマート

雨。 ウォルマート。インフレが利益に悪影響をもたらす可能性を示唆している。第2四半期の発表を前に、株価は約10%も下落した。 米国内における小売りの環境が悪化している。価格に敏感な消費者がインフレの重しに耐えられなくなりつつあるのだ。 食料と燃…

ウクライナ戦争の人口的帰結

晴れ。 ウクライナの人口における挑戦課題が深まっている。ウクライナ戦争によって生産設備が物理的に破壊され、人々も殺されている。その結果、人口の規模も減って所得が低下している。 このコラムでは、ウクライナにおける人口トレンドを描写し、2022年の…

小麦ディール

ウクライナとロシアの間で、小麦の輸出をめぐり取引が行われた。 https://www.nytimes.com/live/2022/07/22/world/ukraine-war-russia#us-and-ukrainian-officials-say-theyll-wait-to-see-if-russia-upholds-its-side-of-the-grain-plan

VWトップの退任

曇り。 フォルクスワーゲンのディースCEOが辞任に追い込まれた。EVを推進してきたが、9月に退任する。 https://www.wsj.com/articles/volkswagen-ceo-herbert-diess-is-stepping-down-11658507894?mod=hp_lead_pos1 米ドルのインデックス。主要通貨に対して…

ESG

ESG。 https://www.economist.com/leaders/2022/07/21/esg-should-be-boiled-down-to-one-simple-measure-emissions

議会襲撃事件の公聴会

曇り。 議会襲撃事件に関する公聴会。 https://www.ft.com/content/d7788f29-7278-4a22-8507-6c82a2d7d99f ECBが利上げに踏み切った。 https://www.ft.com/content/42b002c0-434e-4688-bdb7-33e0a7c2323f https://www.wsj.com/articles/ecb-raises-rates-by-…

瀕死のドラギ

晴れ。 瀕死のドラギ内閣。連立相手が支持を撤回しているからだ。イタリアの政局不安が高まっている。 イタリアのドラギ首相が水曜日、首相の信認投票に先立って連立相手が出ていくことになった。サルビニ氏が率いる右派のリーグ、ベルルスコーニ氏が率いる…

苦境のゴールドマン

曇り。 ゴールドマンサックスは採用を減らし、パフォーマンスの悪い従業員の首を切る可能性を示唆している。取引案件が減少し、それを克服するための手段を模索している。 リセッションの懸念が高まるにつれ、ゴールドマンのソロモンCEOは高インフレや金融政…

ゼレンスキーによる首切り

ゼレンスキー大統領が安全保障の幹部を複数人、更迭した。裏切りが理由だという。 ウクライナのゼレンスキー大統領は、ウクライナの国家安全保障部門と、主任検事を日曜日に更迭した。占領地域においてロシア軍と共謀したという疑いがもたれている。 夜のテ…

「逆通貨戦争」の兆候

曇り。 中央銀行は通貨とインフレの高騰と闘おうとしている。「逆通貨戦争」の兆候をアナリストは指摘している。 Fedによる大幅な利上げの連続は、世界の中央銀行に追随すべきか否かの圧力をかけ続けている。インフレと強いドルにどのように対抗すべきか、と…

燃料価格よりも食料価格に注意せよ

曇り。 ブラックロックのラリー・フィンク氏。われわれは燃料価格の上昇よりも、食料価格の上昇を懸念すべきだと警告している。ロシアによるウクライナの穀倉地の破壊はより大きな影響を与えるという。 https://www.ft.com/content/7dd4c4cc-bb2d-4725-a1de-…

米銀決算

米銀の決算が出そろい始めている。シティグループをはじめとした銀行にとって、預金金利の設定はより重要なものになりつつある。 もし預金というものが銀行業務にとってのパワーを表すものであるのなら、投資家はますますその価格に注目するだろう。 大手銀…

ドラギ総裁、辞任の波紋

イタリアのドラギ首相が辞任する。イタリアの債務問題が市場の焦点となってきた。イタリア国債とドイツ国債の利回り差が拡大している。政治リスクを織り込んだ動きだ。 投資家はイタリア国債の保有コストを求め始めた。イタリアのドラギ首相が超党派の政権の…

サウジ&米国会談で原油供給どうなる?

曇り。 バイデン大統領がサウジの王子と会談した。サウジに対し、原油生産をもっと増やすことを期待する、と述べた。しかし、サウジ側は、生産は需要に基づいて生産されると述べた。 https://www.ft.com/content/b85987c4-5e0a-4d96-a7ad-40167f837090

アメリカのインフレ高進

曇り。 13日に発表されたアメリカの6月のインフレ率。前年比で9.1%と高い伸びになった。今月行われるFedの動きに圧力を与えることになりそうだ。市場では今月のFOMCで1%の利上げを見込む動きも出ている。 米国の消費者物価指数は事前予想を上回る数字にな…

ユーロパリティ

1ユーロが1ドルに。パリティが近づきつつある。 https://www.ft.com/content/4263fbe2-db0e-4a8e-8cb4-32405ee2c9b6

垂直農業革命

雨。 ツイッターがイーロン・マスク氏を訴える。440億ドルの取引をめぐる巨大訴訟である。 ツイッター社はデラウェアの裁判所に対し、マスク氏にツイッター社買収を実行させるよう求めて提訴した。億万長者とソーシャルメディアプラットフォームとの間の法廷…

世界課税

グローバルタックスルールの話し合い。難航しているようだ。 世界でもっとも重大なルールの変更が、世界の税務の世界で起きようとしている。しかし、交渉担当者によると、ルール変更には想定よりも長い時間がかかるという。消費者市場の大きな国が、今以上の…

スウェーデン・クラーナの苦境

欧州でもっとも価値の高い非上場会社と呼ばれるクラーナ。その資金調達ラウンドがあり、価格が67億ドルまで急減した。セコイアキャピタルのもりっつ氏は、投資家はバンカーにはまり込み、いずれ価格は回復する、と述べた。 欧州で最も時価総額の高いテック企…

世界人口の減少

曇り。 止まる世界人口の増加ペース。国連の報告によると、コロナウイルスの打撃を受けた欧州で減少が激しく、世界各地で減速が続いているという。 世界人口の増加率は第2次世界大戦後としては初めて、1%に満たない伸びとなった。同時に欧州については、全…

スリランカ情勢

晴れ。 スリランカ情勢。 https://www.wsj.com/articles/sri-lanka-crisis-flashes-warning-for-other-indebted-economies-11657473277?mod=hp_lead_pos7

安倍襲撃と統一教会

曇り。 イーロン・マスクによるツイッター買収。マスク氏はTwitterと法的な闘争に直面することになる。 https://www.ft.com/content/3d3d583e-d0e2-4992-be79-c45061e67a53 安倍襲撃事件の背景として指摘されている統一教会の問題。ブルームバーグが報じてい…

安倍元首相の死去

晴れ。 昨日はびっくりするようなニュースが飛び込んできた。本当に一寸先は闇である。 安倍狙撃の追悼文。 https://www.ft.com/content/815266b9-30af-475d-b0bb-f34438206488 NYTはさすがに詳しい。東京の特派員が分析しているが、好意的である。 https://…

住宅ローン金利と景気後退懸念

景気後退を懸念してか、住宅ローン金利が米国で大きく低下している。2週間連続で金利が低下し、5.3%をつけている。 低下幅は2008年以来の大きさである。投資家は経済が減速に向かっていることにかけている。 30年固定の住宅ローン金利は5.3%をつけた。フレ…

Fedの信認の問題である

インフレ高騰により、Fedの信認が痛めつけられているとブラード総裁。ウォーラー理事とともに、0.75%の利上げを主張している。 Fedの2人の幹部が高騰するインフレ抑制に失敗すると、米国経済にダメージを与える、と警告を発した。ウォーラー理事とセントル…