英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

トランプ短命政権

トランプ政権は短命に終わるのではないかとマーケットはみなしている。イールドカーブの形状をみると、トランプ政権によるインフレは実際の経済には長期的なインパクトは与えないだろうと思われている。 トランプ氏の政策によってインフレと成長がともに加速…

入国禁止令の波紋

晴れだが、風が強い。 入国禁止の大統領令について、波紋が広がっている。国務省幹部はトランプ氏の入国禁止令に抗議している。100人以上の幹部が禁止令はテロリストの攻撃を防ぐこれまでの努力を台無しにしるだろうと警告している。ホワイトハウスはこの動…

FOMCプレビュー

Duy教授。恒例のFOMC前のプレビューである。今週は政策変更見送りの公算が高い。 http://economistsview.typepad.com/timduy/2017/01/the-fed-will-take-a-pass.html

連邦地裁の判断

晴れ。 全豪はフェデラーが勝利。感動的である。35歳のテニスレジェンド。 http://www.wsj.com/articles/federer-defeats-nadal-to-win-australian-open-1485692220 さて、トランプ氏の入国規制命令である。混乱が依然として続いている。科学者やビジネス…

FRBのバランスシートを縮小せよ

バーナンキ氏の投稿。FRBのバランスシート縮小策について。 https://www.brookings.edu/blog/ben-bernanke/2017/01/26/shrinking-the-feds-balance-sheet/ 中央銀行の独立性について論じられている。 http://voxeu.org/article/assessing-threat-central-ban…

トランプと民主主義

アセモグル教授。トランプ氏の登場が、長期的にみて米国の国力をいかに損ねるのか、懸念している。 20世紀の後半、民主主義にとって主要な脅威は、軍人であった。アルゼンチンやブラジル、チリ、タイ、トルコなどの国では軍事クーデタによって体制がひっくり…

さびつくラストベルト

中国で携帯電話メーカーがデフォルトした。投資家の間に不安がどこまで広がるのか、気がかりである。 1億6600万ドルの債券の償還が見送られた。中国のCosunグループで、インターネット関連企業のデフォルトとしてはもっとも大きい。 http://www.wsj.com…

足止めを食う外国人

曇り空。 やはりトランプ大統領の登場はたいへんな出来事である。 トランプ氏の大統領命令後、トランジットで旅行者が足止めを食っている。イラン、イラク、リビアなどからやってきた人々は理由はなんであれ入国が延期されている。 JFK国際空港ではデモも行…

変わる通商交渉

貿易協定も見直し必至である。二国間交渉を重視することは、トランプ氏の大きな賭けとなるかもしれない。 http://www.wsj.com/articles/trumps-big-gamble-luring-countries-into-one-on-one-trade-deals-1485483628

遠い4%成長

米国経済の現状。GDPはパッとしない成長に戻ってしまった。 トランプ大統領は、税制改正や規制緩和によって4%成長を目標に掲げているが…。 2016年の成長率は結局およそ2%程度にとどまった。パッとしない傾向はトランプ大統領登場によってすぐに変わるも…

メキシコ大統領の悪夢

メキシコ大統領にしてみれば、悪夢以外の何者でもなかろう。 エンリケ・ペニャニエト大統領はトランプ氏によって厳しいスポットライトを浴びている。メキシコ国民としてのプライドと、米国との貿易という死活的利益の狭間で苦しんでいる。 トランプ氏が大統…

シリア難民の排除

晴れ。気持ちの良い週末である。 トランプ氏の公約が次々と現実のものとなりつつある。一種の悪夢でもある。 シリア難民を対象にした難民受け入れプログラムが中止された。トランプ大統領が金曜日、シリア難民の米国入国を無期限で禁止する大統領命令に署名…

メキシコ輸入課税

曇。 2万ドル超えとなったダウ株価は続伸。2万というマイルストーンを超えても、株価は上昇している。ドルは上昇し、債券利回りも上昇した。 http://www.wsj.com/articles/global-stocks-cheered-by-dows-rally-1485420202 共和党のライアン下院議長は共和…

ダウ2万ドル超え

快晴。富士山がきれいにみえる。 ダウ工業株指数が2万ドルを初めて超えた。投資家の資金は製造業に集まった。トランプ新政権が新たな成長をもたらすとの期待が込められている。 具体的には減税やインフラ投資などへの期待だ。市場が閉まると、ニューヨーク…

キーストーンパイプライン

晴れ。ひさしぶりの更新。PCの調子が悪い悪い。 オバマ政権下で禁止されていたキーストーン・石油パイプライン計画が復活しようとしている。インフラ計画全般についても、トランプ政権は幅広く規制緩和を進めようと模索している。環境保護派は強い反発を示し…

第45代大統領

エコノミスト誌より。特集はもちろん、トランプ大統領。 http://www.economist.com/news/leaders/21714990-what-donald-trump-likely-achieve-power-45th-president サマーズ氏。トランプ大統領のもとでの経済はどうなるのだろうか。 多くの経営者が集まるダ…

ムニューチン公聴会

曇。 注目は財務長官候補であるムニューチン氏の上院公聴会である。公聴会では民主党議員から、自身の投資戦略や大まかな政策の考え方などについて厳しい質問を受けた。 氏は自身が過去に関わった地銀の再生経験を自ら持ち上げた。その経験によって、ムニュ…

イエレン講演

イエレン議長が講演を行った。 党派色のないFedが経済を見ていくべきだと述べた。 http://www.wsj.com/articles/yellen-says-nonpartisan-fed-will-focus-on-the-economy-1484769630 これが講演の原文。 https://www.federalreserve.gov/newsevents/speech/y…

オバマの警告

曇。ひさしぶりの曇天である。 20日に大統領職を退くオバマ大統領。最後の記者会見に臨み、中東や移民問題のような不安定な問題に注意深くふるまうように警告した。 オバマ大統領は、大統領職につけば、彼の考えるビジョンや価値を推し進めるべきだ、とした…

TPP交渉を救済せよ

晴れ。 実業界はトランプ氏に対し、TPP交渉を救済すべきだと主張している。 http://www.wsj.com/articles/businesses-push-donald-trump-to-salvage-pacific-trade-pact-1484673993

複雑すぎる!

トランプ氏は議会共和党の法人税計画について警告した。輸入時に税をかけ、輸出は免税とする国境調整措置は「あまりに複雑すぎる」として批判したのだ。 共和党の案は、輸入関税の代替案として提案されていた。この税性によって企業に国内に立地することを促…

ハードブレグジット

英国は、いわゆる中途半端な離脱ではない、ハードブレグジットを選択した。注目のメイ首相の記者会見である。今後EU28カ国との間の交渉において政府が優先すべき12の項目を挙げた。移民流出入のコントロール権の回復を優先させた格好だ。 メイ首相は「悪い…

インフレが帰ってきた

エコノミストより。 インフレの時代が先進国において帰ってきたと述べている。これはグッドニュースだと。 http://www.economist.com/news/finance-and-economics/21714375-deflationary-fears-are-last-point-being-banished-inflation

民主党の亀裂

晴れ。毎朝寒いが、気が引き締まる。 大統領選挙で破れた米国の民主党。党の幹部たちは、クリントン氏とサンダース氏の争いが党の亀裂を生まないか、心配している。 このほど、民主党の全国大会がフェニックスで開かれ、将来の党のリーダー選びを始めた。次…

生涯学習の時代

エコノミスト誌より。技術進歩に伴い、生涯学習の重要性が高まっている。職業人生を続ける限り、学び続けなければいけない、と言うことは簡単だ。実行するのはたいへんな苦労を要する。 http://www.economist.com/news/leaders/21714341-it-easy-say-people-…

再考トランプトレード

晴れ。 米国の実質金利が示しているのは、将来の経済成長期待の低さだ。インフレ調整後の米国債の金利は、ここ数ヶ月足踏み状態にある。これはトランプ政権による経済政策への期待が緩和していることを示している。 いわゆる実質金利は、12月中旬のピーク…

Fedと財政政策

久しぶりのバーナンキ氏の投稿である。テーマはFedと財政政策。いつもながら、時宜にかなったテーマである。 https://www.brookings.edu/blog/ben-bernanke/2017/01/13/the-fed-and-fiscal-policy/

ルビオの一票

晴れ。毎日晴天が続く。 トランプ政権の主要閣僚に対する議会の公聴会が続いている。国務長官の指名は、フロリダ出身の上院議員、マルコ・ルビオ議員の投票が鍵となる。 共和党の上院議員3人は、ティラーソン氏に対し、深い疑念の念を表明している。3人と…

米国の製造業

米国の製造業の輸出入に関する分析。 http://blogs.cfr.org/setser/2017/01/11/the-u-s-needs-more-manufactured-exports/

トランプラリーの終焉

晴れの日が続く。 エコノミストのみる米国経済は明るいようだ。アップサイドリスクをむしろみている。64パーセントのエコノミストがアップサイドリスクをみている。これは過去2年間で最高だ。 http://www.wsj.com/articles/forecasters-see-upside-risks-to-…