晴れ。
サウジアラビアは、富裕層に対し、IPOを予定しているサウジアラムコ株を購入するよう圧力をかけている。2兆㌦の時価総額達成を熱望するサルマーン皇太子の計画の一つである。
事情に詳しい8人の人々が証言した。サウジの富裕層がかなめとなる投資家になるという。
標的となったファミリーは2017年と2018年にリヤドのリッツホテルに監禁された。それらのファミリーの中には、リッツカールトンを所有していたこともある億万長者のアルワリード・ビン・タラール氏も含まれる。サウジにある彼の資産の多くは依然として凍結されたままだ。
そして、彼の資産をアラムコのIPOに投じるよう示唆されているという。
数十人ものサウジの富裕層が同様のアプローチを受けている。
https://www.ft.com/content/e9fe2862-dada-11e9-8f9b-77216ebe1f17
カナダのトルドー首相に関するスキャンダル。彼には「裏の顔」があったという。
カナダのジャスティン・トルドー首相は世界のリベラル勢力の広報官として長いこと自任してきた。トランプ大統領に立ち向かい、女性や原住民の人権を守るべく支援してきた。また、移民を歓迎し、気候変動や人種差別と闘う姿勢もアピールしてきた人物である。
しかし今週、その調整されたイメージが大きな打撃を受けた。1990年代や2001年に黒く顔を塗った首相の姿をみせる顔写真や動画が飛び出したのだ。
10月21日には複数の投票が行われる。そして、トルドー氏の再選がかかっている選挙運動にとって今回の暴露は大打撃である。
トルドー氏は大変注意深く、カナダ人が望むイメージを作り上げてきた。モントリオールの世論調査会社のCEOはそう語る。今回の黒色にメークした写真は、彼の真正さに疑いを抱かせるものである。