曇り。
Fedが利下げに踏み切った。委員らの意見は大きく分かれたようだ。3人の委員が反対票を投じた。
Fedは水曜日に、25ベーシスほど政策金利を引き下げた。その結果、政策金利の幅は1.75%から2%の幅となり、ホワイトハウスの金融緩和圧力や貿易をめぐる不確実性にも関わらず、利下げはこれで打ち止めとなる可能性をにおわせた。
利下げは今年2回目であり、投資家やエコノミストの期待に沿った動きである。しかし、Fedの見通しは市場が期待するよりかはタカ派的な内容だった。委員らの見通しの中央値は、2020年末に今と同じ水準である。ブルームバーグ集計によると、2020年末までに2回の利下げがあると投資家らは予想していた。
Fedの決定は早速、トランプ大統領のツイート攻撃に遭った。「ガッツもなければ、センスもない。ビジョンもない」。
声明文も、7月のものから大きく変更しなかった。
https://www.ft.com/content/7416987a-da38-11e9-8f9b-77216ebe1f17