英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

入国禁止令の波紋

 晴れだが、風が強い。
 入国禁止の大統領令について、波紋が広がっている。国務省幹部はトランプ氏の入国禁止令に抗議している。100人以上の幹部が禁止令はテロリストの攻撃を防ぐこれまでの努力を台無しにしるだろうと警告している。ホワイトハウスはこの動きを酷評している。
 100人以上の国務省の外交官や官僚たちが、トランプ氏の移民・難民命令に対し、公式に抗議する文書にサインした。米国の新しい政権内部に深刻な対立があることを暴露している。
 ホワイトハウスのスパイサー広報官は月曜日に、トランプ氏の政策に従えないキャリア官僚は政権から去るべきだと述べた。従うか、さもなくば出て行くか、だという。
 https://www.wsj.com/articles/state-department-expected-to-issue-cable-protesting-trump-immigration-ban-1485790811
 ホワイトハウスの反応。旅行禁止令への批判をすげなく却下した。
 https://www.wsj.com/articles/trump-blames-protesters-delta-sen-charles-schumer-for-airport-chaos-1485781646
 ブレーキングニュースが飛び込んできた。司法省幹部が司法省に対し、トランプ氏の旅行禁止令を擁護するなと支持したという。
 決定の主はサリー・イエイツ氏。リンチ司法長官が退任するまでの臨時の司法省トップである。新しい司法長官であるセッションズ氏が来れば、交代する。
 https://www.wsj.com/articles/acting-attorney-general-orders-justice-dept-not-to-defend-trumps-travel-ban-1485819447?tesla=y