快晴。穏やかで、気持ちの良い朝である。
ロシアはシリアでの成功物語を国内で流布している。国営メディアやミュージアム、ビデオゲームでもクレムリンのメッセージが流されている。
破壊と飢餓のイメージの代わりに、ロシア政府がスポンサーとなっている展示には、笑いと健康な子供達が写り、ロシアの兵士たちが砂漠を疾走している。このアレッポの現状とはほとんど異なるイメージが、ロシア国内に流通している。シリアのアレッポでは依然として、モスクワの支援する攻撃から非難しようと待っている何千人もの市民が残されている。ロシアのこの宣伝は、ロシア市民向けのものだ。逆に言うと、ロシアだけが、6年に及ぶシリア内戦を解決できる。
ロシア政府と国営メディアは、アレッポの状況を解放と読んでいる。
一方、シリアとロシア軍が今年初めに掌握したパルミラは、イスラム国によって再び奪還された。米国軍は今月、もしロシアとシリア軍がイスラム国追放に動かないのであれば、イスラム国エリアを攻撃すると宣言している。
一方、アレッポでは、トルコとロシアが仲介する市民の避難作業が遅れている。米国と英国はロシアがシリアで戦争犯罪に手を染めていると非難している。ロシアの空爆で市民が1000人以上死亡し、その中には380人の子供たちが含まれているという内容だ。
http://www.wsj.com/articles/russia-spins-tale-of-success-in-syria-1482100336
トランプ政権移行チームは、ロシアのハッキング疑惑をトーンダウンさせている。プリーバス氏によると、情報機関によるプレゼンテーションがトランプ氏の考えを変えた可能性があることを示唆している。トランプ氏のロシア融和姿勢が変わるかもしれない。
http://www.wsj.com/articles/priebus-says-donald-trump-wants-fbi-view-on-russia-hacking-accusations-1482084741