英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ドゥトルテの覚悟

 今日も快晴。
 フィリピンのドゥトルテ大統領は、地方政府への権限移譲をいま以上に進めた場合、大統領職を辞する考えがあると述べた。連邦主義がイスラム勢力との長きにわたる争いを終結させる道であると述べている。早ければ、2年以内に大統領を辞任する可能性がある。
 シンガポール訪問後、故郷であるダバオ市に戻った大統領は、連邦主義が唯一の解決法だ、と述べた。もし2018年までに連邦主義が成立すれば、私は大統領をやめる、と述べた。
 ドゥトルテ氏は71歳で、同様の約束を以前にも行っている。
 http://www.wsj.com/articles/duterte-vows-to-step-down-as-president-if-philippines-gives-regions-more-power-1481942843
 クルーグマン教授が相変わらず激しい批判を繰り広げている。トランプ氏は役に立つ馬鹿者だ、と。ロシアの利益に奉仕する馬鹿者であり、トランプ氏が普通の馬鹿者と違うのは、プーチン氏に奉仕していることをわかっていることだ、と。
 http://economistsview.typepad.com/economistsview/2016/12/paul-krugman-useful-idiots-galore.html
 景気に対応した財政出動の考えが、アカデミズムの世界でも変化しているという指摘。デロング教授。
 http://equitablegrowth.org/equitablog/has-academic-thinking-about-countercyclical-fiscal-policy-changed/