晴れ。
注目のFOMC。大方の事前予想とおり、0・25%の利上げに踏み切った。昨年12月以来、1年ぶりのアクションである。
サプライズだったのが、2017年の利上げ見通しだ。失業率の低さとインフレ率が底堅く、利上げペースを早めそうだ。
イエレン議長は「われわれの利上げ決定は経済の進展に対する確信を反映しているものと理解している」と記者会見で述べた。政策金利を0・25%ポイント引き上げ、0・5から0・75%の間に誘導する。
2017年については、0・25%ずつの利上げを合計3回、すなわち0・75%の利上げを見込んでいる。これは9月時点よりも利上げ回数が1回多い。この変化は、失業率やトランプ氏による減税と投資拡大の効果を織り込んでいる、とイエレン議長は述べた。
http://www.wsj.com/articles/fed-raises-rates-for-first-time-in-2016-anticipates-3-increases-in-2017-1481742086
これが声明文である。
https://www.federalreserve.gov/newsevents/press/monetary/20161214a.htm
今後の経済見通し、いわゆるSEPとイエレン議長のオープニングリマーク。
https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/files/fomcprojtabl20161214.pdf
https://www.federalreserve.gov/mediacenter/files/FOMCpresconf20161214.pdf
Fedのドットプロットに対する改善提案。
http://blogs.wsj.com/washwire/2016/12/13/seven-proposals-for-improving-the-feds-dot-plot/?mod=WSJBlog
条件反射的なケインズ主義、とでも訳すのだろうか。
https://mainlymacro.blogspot.jp/2016/12/reactionary-keynesianism.html