久しぶりのCR。毎年年末恒例の10のクエスチョンである。
2016年もいよいよ残すところ1週間となった。今年を振り返り、来年の経済についての注目点をフォーカスしている。
年初に注目した点の一つは、住宅在庫がどこまで増えるかだった。実際は8月に年率9・3%も減少し、4ヶ月分の在庫となった。これで2016年は在庫が減少することがはっきりした。
住宅在庫が低い主要な理由は2つほど存在する。シングルファミリー向け住宅の多くがレンタルにまわった。もう一つがベビーブーマーたちの高齢化が進行していることだ。
住宅価格も注目点の一つだった。ケースシラー指数によると、住宅価格は9月時点で5・5%の上昇となった。これは2015年よりも上昇率は高い。
住宅から離れると、原油価格についてはどうだったか。WTIは52ドル台。価格は上昇したが、50ドルをわずかに上回るにとどまっている。
一方、実質賃金は、名目時間給が2・5%上昇し、2015年よりも加速した。
http://www.calculatedriskblog.com/2016/12/review-ten-economic-questions-for-2016.html