今日は日中は晴れ間が広がった。冬晴れの良い天気。
クルーグマン教授。トランプ氏は白人の労働者階級の過剰な支持を受けて当選した。彼らは、ヘルスケアの保護を取り除く一方、トランプ氏が約束した国内に製造業の良い職場を取り戻すことを信じて投票した。彼らはそのうち激しいショックに見舞われるだろう。
しかし、白人労働者だけが騙されやすいのではない。アメリカ株式会社は、トランプ氏の選挙キャンペーンの中心テーマが保護主義であるというのに、世界的な貿易戦争が起こることに否定的である。しかし実際は、トランプ氏が非常に熱心に主張しているのは、不公正な貿易交渉と権威主義的なレジームだ。
トランプ氏の政策を実行に移すには、議会の承認が必要であるゆえ、楽観的になるかもしれない。そして、議会共和党はトランプ氏にブレーキをかけるに違いない、と。しかし、共和党の意気地のなさを見る限り、そうしたことは起きそうにない。
新しいホワイトハウスの主は、国家安全保障を脅かす恐れがあるなら、輸入を制限するだろうし、輸入関税も厭わないだろう。そして、そうした状況に当てはまるか否か、だれが決めるのか。それはトランプ氏自身である。
http://www.nytimes.com/2016/12/26/opinion/and-the-trade-war-came.html?partner=rss&emc=rss&_r=0
