ドイツの国債金利がとうとうマイナスとなった。10年債の金利はマイナス0・008パーセントをつけた。もちろん初めてのことだ。欧州の経済的、政治的な不安定さが影響した。とくに火曜日にマイナス領域に突っ込んだのは、ブレグジットの影響が大きい。
ブレグジットは、今では可能性の一つとしてとらえられているという事実がすべてのゲームを変えている。
一方、欧州周辺国、イタリアやポルトガル、スペインの国債金利は上昇し、ドイツ国債とのスプレッドは拡大した。
http://www.wsj.com/articles/german-10-year-government-bond-yields-dip-below-zero-for-first-time-1465889491