英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ブレグジット後の一言

 Duy教授。ブレグジット後、Fed幹部の中で初めて公式に意見を述べた理事がパウエル理事だ。非常にハト派的なメッセージであった。
 市場参加者の期待を確認した後、パウエル理事ははっきりと、埃が鎮まるまで待機の姿勢を続けると述べた。5月のスピーチと材料の大半は同じであったが、強調点やニュアンスは若干変化していた。
 http://economistsview.typepad.com/economistsview/2016/06/fed-watch-powell-first-out-of-the-gate.html
 バーナンキ氏。ブレグジットによってもっとも失うものが大きかったのは、経済的にいうと、英国そのものだ。今後数年間は離脱に伴う不確実性が続くだろう。たとえば、英国の貿易を大陸欧州とどのように規律するのかや英国における外国人労働者や英国人の海外労働などだ。英国の国境を究極的にはどのように定めるかも影響する。
 こうした根本的な不確実性はビジネスや設備投資、雇用に悪い影響を与えるだろう。実際は投票以前から始まっていたといえる。今後やってくるであろう英国の経済原則は資産価格の下落によって加速する。皮肉なことに、ポンドの価値の急落はこうした経済原則のバッファーになるかもしれない。英国からの輸出に競争力が出るからだ。
 長い目でみると、こうした不確実性は消えていくが、経済的なコストは利益を上回るだろう。
 http://www.brookings.edu/blogs/ben-bernanke/posts/2016/06/28-brexit?rssid=Ben+Bernanke