英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

キャメロン後継選び

 曇り。毎日グズグズした天気が続く。
 今度はトルコのイスタンブールの空港でテロ。28人が死亡した。2人のテロリストによる犯行だった。今年に入っていうと、4番目に大きいテロ攻撃である。犯行声明はまだ出ていない。
 http://www.wsj.com/articles/explosion-at-istanbul-airport-wounds-multiple-people-1467144338
 辞意を表明したキャメロン首相の後継選び。有力候補とみられているオズボーン財務大臣は出馬を否定した。キャメロン首相の後継者は、40年以上にわたるEUとのつながりを見直し、大きく分裂した国内と保守党を再統合する重い任務を背負う。
 保守党の後継候補の筆頭は、前ロンドン市長ボリス・ジョンソン氏だ。ブレグジットキャンペーンを成功裏に導いた功労者である。
 http://www.wsj.com/articles/george-osborne-wont-run-for-british-prime-minister-1467099134
 英国の混乱に乗じ、中国の投資家が英国不動産買いに乗り出している。ポンド安が海外投資家にとっての魅力を増している。中国の富裕層にとっては、資産を国際分散させる動機がある。資産家の一人は、「多くの友人が英国や米国で不動産を買っている。子供たちを現地で教育させるためだ」と話す。ロンドンはお金を長期で運用するのに安全な場所である、とも説く。
 ロンドンに流入する商業用不動産市場向けの外国人投資は、1位は米国、2位が中国で、カタールや台湾、シンガポールが続く。
 http://www.wsj.com/articles/chinese-buyers-look-again-at-u-k-property-1467137560