英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

キャメロン最後の訴え

 さあいよいよ英国の国民投票本番である。
 キャメロン首相は英国残留を訴える最後の演説を行った。前首相のブラウン氏や自民党の党首、緑の党の党首らと党派横断的に演説にのぞんだ
 シャツの腕を巻く利上げ、時折声を詰まらせながら、キャメロン首相は情熱をこめて残留を訴えた。金曜日の朝にマーケットが開く前、首相は声明を出す予定でいる。ここ数日間、通過ポンドの相場が乱高下しており、神経質になっている市場をなだめるためだ。
 最終的な世論調査によると、残留派と離脱派は拮抗している。43パーセントが離脱、41パーセントが残留を支持し、16パーセントが態度を決めていない。
 http://www.theguardian.com/politics/2016/jun/22/david-cameron-makes-final-plea-for-britain-to-vote-to-remain-in-the-eu
 サマーズ氏。ブレグジットは歴史的かつ取り返しのつかない誤りである、と。英国が小さな島国となるのか、それとも大国の一つとして影響力を残すのか、選択を迫られているという。
 ブレグジットは世界経済に混乱をもたらし、リセッションに陥る可能性もある。4つの点が重要である。
 一つは、他の経済政策における選択と異なり、ブレグジットは引き返しができない政策である。
 2つめ
 http://larrysummers.com/2016/06/21/6895/