英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

トランプ時代を生きる

CEPRのブログより。表題のような実感を持つ人も多いことだろう。 フロリダやノースカロライナの結果に驚いただけでなく、ペンシルバニアやミシガン、ウィスコンシンが赤色に変わるのをみて驚いた。しかしそれが歴史である。我々はトランプ大統領の時代を生き…

トランプ閣僚人事

曇り。 韓国のパク大統領に対する辞任要求が強まっている。 http://www.wsj.com/articles/huge-crowds-call-for-resignation-of-south-korean-president-park-geun-hye-1479053968 トランプ政権の首席補佐官に共和党全国委員会のプリーバス氏が任命された。…

フィッシャー講演

トランプ新大統領の誕生により、焦点の一つとなるのが、12月のFRB利上げの行方だ。 11日にフィッシャー副議長が講演を行った。利上げの可能性は依然として高い、と述べている。 2つのマンデートの達成が近づいている。緩和をゆっくりと脱するケースが強くな…

トランプ政権の幹部

昨日、今日と久しぶりに快晴。空がすっきり晴れ渡って気持ちがよい。 クリントン氏が敗因を振り返り、FBIによる捜査問題が打撃になったと述べた。 http://www.wsj.com/articles/hillary-clinton-attributes-fbi-letters-as-factor-in-election-loss-14789948…

オバマケアは部分修正

曇り。このところ天気が冴えない。年末が近づいているせいか、今週も忙しかった。 WSJはトランプインタビューに成功している。その中で、オバマケアの一部は維持する、と述べている。大統領選挙キャンペーン時に2010年ヘルスケア法を攻撃した主張とは明…

オバマ・トランプ会談

雨と風。なんとも…。 オバマ大統領がトランプ氏と会談し、政策について話し合った。トランプ氏はオバマ氏を非常に尊敬していると話し、相談もすると述べた。選挙期間中の激しい批判が嘘のようなドラマチックな転換である。 http://www.wsj.com/articles/trum…

経済的な「死の灰」

クルーグマン教授は早速コメント。経済的には死の灰が降ってくる。 http://economistsview.typepad.com/economistsview/2016/11/paul-krugman-the-economic-fallout.html

トランプ新大統領

いやはやたいへんなことになった。 今日も曇り。 クリントン氏はトランプ氏の勝利後、敗北を認めた。円滑な政権以降作業が早速始まっている。 クリントン氏はニューヨークで敗北スピーチを行った。トランプ氏の勝利を称えるとともに、彼とともに働くことを提…

新大統領の外交政策

曇り。今日は一段と冷える。 米国の株価は選挙結果が出るのを前に、一段と上昇している。債券イールドもそうだ。10年国債の利回りは1・867%まで上昇した。 市場はヒラリー・クリントン氏が世論調査でリードすると、株価が上昇したが、リードが縮小する…

後手に回るFed

サンフランシスコ連銀より。経済通信。 Fedは今年、後手にまわったのか、と問いかけている。2015年の年末、Fedの政策担当者を含む多くの予想家たちは、2016年に4回の利上げがあると見通していた。しかし、今年は今のところ利上げは1回も実現できていない。…

高まる不安

曇り。 米大統領選。長きにわたった選挙戦もようやく終わった。あとは投票を待つばかりである。振り返ると、熱狂的に州から州へと駆け回り、苦く、変動の激しい選挙戦であった。 最後の遊説は、クリントン氏はバラク・オバマ大統領とミシェル夫人とともに、…

公共投資と財政ルール

Simon Wren-Lewis教授のブログより。公共投資と財政ルールについて。 https://mainlymacro.blogspot.jp/2016/11/public-investment-and-fiscal-rules.html

eメール訴追問題

晴れ。 米FBIはクリントン氏のeメール問題に関し、新たな証拠を発見できなかったと述べた。コメイ長官は、クリントン氏に対し、7月の決定同様、クリントン氏やその側近らの訴追を支持しないと述べた。大統領選まで2日という、日曜日の発表だった。 先月下…

米、最終決戦

晴れ。快晴である。 長きにわたった選挙キャンペーンがようやく終わる。あと2日で大統領選投票である。WSJの最新予測によると、クリントン氏が278人、トランプ氏が215人の選挙人を固めた。 クリントン氏は支持固めのために、月曜日にミシガン州を訪れ…

雇用統計

曇り。 雇用統計の結果が出た。新規雇用者数は16・1万人増加し、失業率は4・9%に低下した。 http://www.wsj.com/articles/u-s-adds-161-000-jobs-in-october-jobless-rate-ticks-down-to-4-9-1478262813

グリンスパン評伝

久しぶりにバーナンキ氏。一昨日付けでグリンスパン元議長の評伝を書評している。Highly recommnededと激賞している。 https://www.brookings.edu/blog/ben-bernanke/2016/11/03/sebastian-mallabys-biography-of-alan-greenspan/

雇用統計プレビュー

今日は雇用統計の発表日である。大統領選まで4日というタイミングの重要な経済指標な発表。いつものように、5つの注目点。 エコノミストの事前コンセンサスは17・3万人の増加。失業率は4・9%に下がると見通されている。 1つめの注目は、緩やかな回…

大統領選はデッドヒート

晴れ。快晴である。 米大統領選挙まで残すところ、あと数日である。WSJの推計によると、勝利に必要な270人の選挙人のうち、クリントン氏が293を獲得し、勝利しそうだという。しかし、ジョージア州の世論調査では接戦が明らかになった。 トランプ氏は共…

新しい財政政策

財政政策とその適用に関する新しい見解について。CEAのファーマン議長による投稿である。 財政政策に関する論議の風景は、過去10年間で大きく変わった。それは学界や国際組織において、財政政策は効果的でないという古い見方からの転換である。このコラムで…

Fedは傍観中

雨の予報だったのに、朝は晴れ間が広がる。 2日間にわたるFOMCが終わった。12月利上げについて、新しいシグナルを送った。利上げの可能性が強まり続けている、と述べた。 インフレ率は最終的には、Fed幹部の望んでいているような方向で推移しているようだ。…

金融政策のフロンティアランナー

ブログより。 米国の経済成長が復活している。雇用の回復も伴っている。若者や低学歴労働者の雇用が低いことがニューノーマルになっているとの憶測がある。このコラムでは米国における新しい経済統計を使い、今後10年間の雇用や生産性などを予測した。 その…

FOMC

曇り。 パイプライン事故でガソリンの先物価格が急騰した。東部海岸で使われる3分の1相当のガソリンの価格が急騰しそうだ。配送システムの脆弱さを浮き彫りにした。 ガソリン先物価格は15%上昇した。月曜日に発生したコロニアルパイプライン事故の影響で…

ベーシックインカム論

カリフォルニア大学のデロング教授。より高い金利は米国経済を押し上げるか、と問いかける。 https://www.project-syndicate.org/commentary/federal-reserve-cautious-interest-rates-by-j--bradford-delong-2016-10 ベーシックインカム論。2つの出来事に…

カーニー総裁の任期延長

雨。 久しぶりにイングランド銀行のカーニー総裁。ブレグジット後も異例のことだが、1年間総裁任期を延長するという。具体的には2019年6月まで総裁を務めると財務大臣宛書簡で明らかにした。ただ、8年間の任期満了よりは2年ほど短い。 これまでカーニー…