CEPRのブログより。表題のような実感を持つ人も多いことだろう。
フロリダやノースカロライナの結果に驚いただけでなく、ペンシルバニアやミシガン、ウィスコンシンが赤色に変わるのをみて驚いた。しかしそれが歴史である。我々はトランプ大統領の時代を生きなければならない。そして、大統領からこの国の価値を守るためにできるだけ抵抗する術を見つけ出さなければならない。
このことは、上下両院で共和党が多数を占め、最高裁判事がまもなく任命されることを考えると、けっして簡単ではない。
もっとも重要なのは、議会の人々が再選を目指すことだ。不人気な政策を推し進めることは次回の選挙で残念な結果を招くことになる。
もう一つは、トランプ氏がけっして維持できないような多くの約束をして選ばれていることだ。経済を立て直すことは非常に偉大なアイデアだが、トランプ氏はウェストバージニアやケンタッキーで失われた炭鉱の職を取り戻すことはできない。こうした職が失われたのは産業の生産性が失われたからだ。
また、トランプ氏の発言がすべて悪いわけではないことも注意しておく必要がある。たとえばインフラ計画である。減税も需要を喚起するだろう。これはお金持ちに恩恵の大半をもたらすが、消費は喚起され、需要や雇用は増えるだろう。
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トランプ氏勝利は悲劇であるのか。トランプ氏の勝利は権威主義、女性蔑視、人種差別の勝利なのだろうか。トランプ氏のショックな勝利は、米国とリベラルデモクラシーの歴史においてぞっとするような出来事である。
http://www.newyorker.com/news/news-desk/an-american-tragedy-2
