曇り。
欧州はドイツのショルツ財務大臣の提案に慎重になるべきだ、という主張。
先週、ドイツのオラフ・ショルツ財務大臣は、EU全体に適用される預金保険制度が重要であると表明した。しかし、彼の提案はその提案通りの内容とは異なる。
同時に、ドイツの財政政策に関する転換についても知っておく必要がある。たしかに、ドイツのエコノミストは依然よりも財政刺激策に前向きになりつつある。そのうちの幾人かは、憲法で定められた均衡財政ルールを批判し始めている。
もしこの見出しだけを読むなら、ドイツが財政政策や金融機関政策に関する政策をとうとうシフトし始めたと考えるかもしれない。
預金保険構想については、確かに戦略の転換であるが、実質を伴うものではないと考える。
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