曇り。
FTのマーチン・ウルフ。現在は1930年代ではなく、第1次世界大戦前夜に似ているという。
歴史はそれ自体繰り返さないが、たびたび韻を踏む。マーク・トウェインの言葉だが、しばしば不正確に引用されている。
歴史は現在にとって、最も強力な導きの糸となる。それはなぜかというと、我々人間性にとって永遠なるものを示すからだ。特に争いに向かいたくなる人間の力を示している。
現在、最大の地政学的なイベントといえば、アメリカと中国との間の紛争である。過去の歴史、特に過去120年間の歴史に学ぶと、次の3つの時期に学ぶことがある。
一つは1948年から1989年までの冷戦期だ。第2次世界大戦に勝利した米ソの間で争われた。
2つ目は戦間期に学ぶことができる。最初の世界体制の秩序の失敗を取り戻そうとした時期である。米国は欧州から手を引き、巨大な金融上の、かつ経済上の危機が訪れた。
3つ目が、もっとさかのぼった1870年から1914年の時期だ。
https://www.ft.com/content/08b36b10-1031-11ea-a225-db2f231cfeae