英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

パウウェルの楽観論

 曇り。

 パウウェル議長の発言。議論の焦点を変化させ、労働参加率を引き上げることと、成長の果実をいかに広げていくかに言及している。

 Fedとして次の焦点は、労働参加率を引き上げ、インフレ期待の落ち込みを回避することにフォーカスすると述べた。

 月曜日に講演を行ったパウウェル議長は、米国経済は全般的に良好であるが、改善の余地があると述べた。一つは、この拡大局面が11年目に入ったことである。これは米国史上、もっとも長い景気拡大であり、経済状態は全般的にみて良好である。2番目に、長期の景気拡大が多くのコミュニティに届いているが、それ以上果実を広げる余地がまだまだ多く存在するという。

 パウウェル議長は同時に、今年議会に対して要望した労働者の訓練や労働市場へ引き戻す施策について、何度も繰り返した。

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