英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2回目の引き金

 薄曇り。梅雨入り宣言というのに、雨が降らない。
 FOMCについて。FRBは今年2回目となる利上げに踏み切ることになりそうだ。しかし、雇用は引き続き堅調だが、インフレ率がいかにも弱い。
 イエレン議長とその同僚たちは今年2回目となる利上げの引き金を引くとみられる。FFレートのターゲット範囲は1%から1・25%の間となる。
 それに加えて、中央銀行は金融政策の正常化へのアプローチについて、新たな声明を用意している。新たな要素は、4・5兆ドルに拡大したバランスシートの縮小戦略を含んでいる。
 一方、コアインフレ率は3月と4月に悪い方向に動いている。そして、雇用の数はアナリストたちの期待を下回った。にも関わらず、イエレン議長とその同僚たちは米国は完全雇用に到達しており、インフレ率を押し上げるとの見方を捨てていない。
 5月に会合で、FRB幹部たちは経済がこのまま拡大していけば、まもなく利上げすることになるだろうと述べている。しかし、今年後半のインフレ率が失望させるような状態のままだと、Fedハト派たちは再考を迫られるだろう。
 バランスシートの縮小もマーケットの関心事だ。現在、2・5兆ドルの国債と1・8兆ドルのMBS保有している。FRBは非常にゆっくりとしたペースでバランスシートの縮小を開始する。
 バランスシートの問題は、声明文発表後の記者改憲でイエレン議長が話したときに、非常に問題となるだろう。縮小のタイミングや条件、縮小の規模などだ。
 たとえば、縮小開始は、利上げの途上にあっても開始するとしている。より根本的な質問は、Fedがバランスシートを正常化した際の規模だ。多くのエコノミストはそのサイズは危機前より大きいと期待しているが、Fedは何ら公式の説明をしていない。
 https://www.ft.com/content/a1526e2e-4d43-11e7-919a-1e14ce4af89b