英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

注目の9000億ドル刺激策

 晴れ。

 マーケットブリーフ。米国株は4日連続で下落した。主要都市でロックダウンが強化されたことを受け、テクノロジー株が幅広く下落した。投資家は、ワシントンにおける政策担当者が9080億ドルの経済刺激策で合意できるかどうかを注視している。

 S&P500指数は0.4%下落した。月曜日は、指数を構成する約7割の銘柄が下落することになった。銀行やエネルギーセクターが中でも大きく下落した。

 テクノロジー株はその中でも比較的強含む銘柄群となった。Nasdaq指数は逆に0.5%の上昇となった。

 民主党共和党はワシントンにおいて、今年の新たな刺激策について議論を続けている。民主党左派のサンダース氏らは、小さな規模で共和党と妥協することを激しく拒否している。

 一方、ロンドンやボストンがロックダウンに見舞われ、ニューヨーク州知事のクオモ氏は月曜日、2回目のシャットダウンになりつつあると述べた。

 一方、英国とEUの貿易交渉を受け、欧州株は堅調だった。

 https://www.ft.com/content/4f65ee35-9957-4bab-91c4-9f76c0a44a2b

 NYTブリーフ。米国で最初のワクチン接種が始まった。コロナウイルスとの闘いの新しい一章が始まった。米国では他国よりも多くの人々がコロナで亡くなっている。

 ニューヨーク州のクオモ知事は最初の接種イベントでこう述べた。多くの施設でワクチンの出荷が始まった。トランプ大統領は、ホワイトハウスの職員が接種する計画を遅らせた。

 米中対立が高まっているが、米国が輸入する中国産製品は今年急増していることが判明した。ステイホームでショッピングに走る消費者が増えたせいだ。これはコロナ危機の副産物だといえる。需要があまりに多いので、港湾は混雑し、休日の配送も遅れがちになっている。

 https://www.nytimes.com/2020/12/14/briefing/virus-vaccine-australia-new-zealand-google.html?action=click&module=Briefings&pgtype=Homepage