英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

英国・EUの新貿易協定

 晴れ。

 イギリスとEUは歴史的なブレグジットの貿易交渉で合意に至った。両国・地域間では大半の商品の関税はゼロになる。将来の協業のプラットフォームになると、FTは好意的に伝えている。

 ブレグジットから数年かけて両サイドの関係を再構築してきた。英国のジョンソン首相とEUのフォンデアライエン委員長が合意に達した。9カ月に及ぶ交渉はクリスマスイブに合意にたどりついた。

 上機嫌のジョンソン首相は、英国は交渉目的を守ることができたと述べた。われわれは法律や英国の運命を再びコントロールできるようになったと述べた。欧州にとっても良い取引であると強調した。

 ブリュッセルの雰囲気はより冷静なものになっている。フォンデアライエン氏は「安心」を強調し、われわれはブレグジットを後にすることができた、と述べた。英国にいる友人には、別れることはかのような甘酸っぱい悲しみをもたらすものだ、と述べた。

 フォンデアライエン氏が振り返るように、交渉は非常に難航した。

 交渉の合意は1月1日より発効する。将来の交渉としては、犯罪やエネルギー、データシェアなどが挙がっている。

 https://www.ft.com/content/f336aac0-ae6a-4fe5-96e6-673016880922

 水曜日の米国株は上昇。米国債は横ばいだった。9000億ドルの財政刺激策はトランプ大統領によって11時間も予定が狂った。ベンチマークとなるS&P500指数は4日ぶりの高値を更新した。

 https://www.ft.com/content/b0f95a35-5aa6-4a9a-a0f6-ea509e27aca0

 NYTブリーフ。

 https://www.nytimes.com/2020/12/24/briefing/brexit-coronavirus-nigeria-police.html