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ゴールドマン株の売却

 雨。

 ウォレン・バフェット氏が、保有するゴールドマン・サックス株の大半を処分したことを明らかにした。

 2008年の金融危機の際にゴールドマンを支援したが、コロナ危機が拡大するに伴い、ゴールドマン株の大半を処分するに至った。金曜日夜に公表された当局への資料で明らかになった。

 バークシャーによると、第1四半期にゴールドマン株を1000万株以上、売却したという。昨年末時点の時価で23億ドル相当だ。ゴールドマンの発行済株数の2.9%に相当する。バークシャー保有するゴールドマン株は0.6%しか残っていない。

 バークシャーは同時に、JPモルガンの保有株も減らした。

 このバークシャーの行動は、株式市場を模様眺めするという姿勢を象徴している。コロナウイルスの感染が2月以降に広がり、既存の投資先にこだわらない姿勢を示してきた。そして、中央銀行が市場に介入しても市場はすぐには戻らないという見方を示している。

 また、今回のゴールドマン株の売却は、今回の危機がリーマンショックとは異なるというバフェット氏の見立てを裏付けるものだ。

 https://www.ft.com/content/bc7816bb-fbff-4b68-89f5-b186ad2e7ee8

 Fedは、米国内の銀行に目詰まりがあるという、潜在的リスクを警告した。

 https://www.ft.com/content/fc108ce3-baaa-47f1-9fc9-81fc72b17320