英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

借り入れ増、再び

 晴れ。
 ゴールドマンサックスがコロンビアに保有する石炭炭鉱を売却する交渉に入った。売却損を出しつつの交渉のようだ。ゴールドマンがなぜゆえに石炭炭鉱という気もするが・・・。同社は発電所やアルミニウムの貯蔵ビジネスからも撤退している。これによって、ゴールドマンは一次産品ビジネスから撤退する。
 理由は現地で女性や子どもによる労働問題が発生し、生産がストップしたせいだ。石炭価格は過去3年間で20パーセントも下落した。
 米国の議会では昨年、金融機関が物理的に商品を生産するビジネスにかかわっていることについて、ヒアリングが行われた。議会はより伝統的なバンキング活動に集中するよう求めている。まさに正論である。
 http://www.wsj.com/articles/goldman-sachs-in-talks-to-sell-its-coal-mines-1430693591
 米国の企業や家計が再び債務を増やし始めている。今のところ、その負債は十分管理可能なレベルであるとみられている。モルガンスタンレーによると、金融機関以外の企業部門において、2014年末の純レバレッジ比率は1・88倍。金融危機直前の2007年末には1・63倍あったが、それと比べても高水準だ。
 http://www.wsj.com/articles/u-s-firms-shoulder-rising-debt-1430689085