イタリアのドラギ首相が辞任する。イタリアの債務問題が市場の焦点となってきた。イタリア国債とドイツ国債の利回り差が拡大している。政治リスクを織り込んだ動きだ。
投資家はイタリア国債の保有コストを求め始めた。イタリアのドラギ首相が超党派の政権の仲たがいに反応し、辞任を表明したことに伴うことだ。
木曜遅くになり、イタリアの大統領はドラギ首相の辞任をいったんは拒絶した。その結果、ECBの前総裁をめぐる去就は不透明なものになりつつある。
https://www.ft.com/content/f01e3706-515c-4cb9-91e6-d53739767926