英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ジョンソン辞任

晴れ。 イギリスのジョンソン首相が辞任することになった。混乱の圧力に屈し、辞任に至った。スナク大臣らが後任候補に取りざたされている。 イギリスのジョンソン首相が木曜日、騒々しい3年間の任期を終えることになった。ジョンソン氏は保守党の党首をやめ…

原油価格下落が示す景気減速懸念

エコノミストよりデロング教授。 米国は過去のインフレの経験から何を学んだのか、と。 2007年の金融危機以降、2年半にわたり、米国の失業率は10%に近づく水準にまで高騰した。これに対し、Fedができる能力には限りがあるとあきらめ、オバマ政権は財政支出…

米国債が示す経済減速の足音

曇り。 米国債市場。経済減速の警告灯がともっている。国債のイールドカーブは逆イールドとなり、米国経済の先行きは暗転している。 10年もの米国債の利回りは2年債を下回っている。こうした事象が起きるのは、今年に入って3回目となる。いわゆる逆イールド…

ドイツのエネルギー対策

晴れ。 ドイツ。ウクライナ侵攻によって高騰するエネルギー価格の高騰に政府が取り組んでいる。 https://www.ft.com/content/2a0f4cb5-40a7-4afd-801f-1f8dc1af95ff

日銀への圧力

曇り。 FTは日本が直面する世界インフレについて取り上げている。円安は日銀に対し、数十年間続けた金融緩和を見直すよう、圧力をかけている。 1998年、日本円は7年前にはじけたバブルの影響を受け、対ドルで安値水準を更新した。当時、財務省幹部だった黒田…

妊娠中絶判決と2つのアメリカ

妊娠中絶に関する最高裁判所の判決を受け、米国は赤と青の軸をめぐり、分断が激しくなっている。 分断の論点は気候変動や銃規制など、多岐にわたる。2つのアメリカはそれぞれ違う方向へ突き進もうとしている。 https://www.nytimes.com/2022/07/02/us/politi…

リセッション懸念と社債市場

曇り。 リセッションへの懸念が浮上し、欧州の社債市場で状況悪化の懸念が出ている。S&Pは見通しはよくないと警告している。 欧州社債のうち、400億ユーロが破綻寸前のレベルで取引されている。どれほど経済見通しが悪化するかにより、債務返済の能力が測ら…

ISM製造業指数の悪化

曇り。 米国債の価格が上昇、利回りは低下した。鉱工業生産の統計が公表され、リセッションの可能性を高めている。 米国株は上昇した。金曜日の米国債は上昇した。10年国債の利回りは0.13%低下し、2.88%をつけた。飽きないは薄く、米国の週末に近いことが…

長期化するウクライナ戦争

長期化するウクライナ戦争。次に何をすべきか。初期はうまく対応したウクライナだが、次第に追い込まれつつある。 https://www.economist.com/leaders/2022/06/30/how-to-win-ukraines-long-war

イタリア国債入札

イタリアが債券を発行した。金利水準はユーロ圏危機以来の高い水準となった。 イタリア政府は木曜日、60億ドルの中長期債を入札にかけた。過去10年間でもっとも高い利回りとなった。10年債は20億ドルの入札、5年債が40億ドルの入札で、それぞれ3.47%と2.74…

50年ぶりの米国株下落

晴れ。 米国株は上半期としては50年ぶりの下げとなった。S&P500指数は20.6%の下落。利上げと成長期待の低下が投資家の懸念となっている。 木曜日のS&P指数は0.9%下げとなった。上半期としても下げ。これは1970年以来の出来事である。米国の株式市場はこれ…