住宅ローン金利と景気後退懸念 - 英字紙ウォッチング

　景気後退を懸念してか、住宅ローン金利が米国で大きく低下している。2週間連続で金利が低下し、5.3％をつけている。

　低下幅は2008年以来の大きさである。投資家は経済が減速に向かっていることにかけている。

　30年固定の住宅ローン金利は5.3％をつけた。フレディーマックが木曜日に発表した。今後も金利は下がっていくことが予想されている。住宅ローン金利は10年国債に強く連動しており、その10年国債金利は今週最低を記録した。

　住宅ローン金利の低下は、これから住宅を購入しようと考えている層にとって安心材料となった。住宅価格はこの春、二けたの幅で上昇している。