曇り。
ハイチで大統領が暗殺された問題。ハイチは米軍駐留を求めており、米国とバイデン政権について難しい選択を突き付けている。ペンタゴンいわく、ハイチ側が突き付けている要求は幅広く、どれくらいの人数の米軍が必要か、わからないという。
ハイチは米軍に対し、軍を駐留させて国を安定化させてほしいと要求している。大統領が暗殺され、バイデン氏は難しい選択を迫られている。
海外で米軍の駐留をできるだけ減らそうとしている中、隣国の要求に従うのか。それとも、難民危機につながりかねない事態を傍観し、混乱を招くのか。
バイデン政権高官は、事態があまりに早く動いていることを反映し、ハイチへの軍の派遣に慎重な姿勢を示している。アフガニスタンにおける20年に及ぶ駐留が終わろうとしている中、海外への軍派遣への姿勢の変化も考えうる。
ハイチでは1990年代に難民流出の危機に見舞われたことがあり、その記憶が鮮明に残っている。しかし、政権は軍隊を派遣することへの熱意はそれほど高くない。まずはFBIと国土安全省を送り、現地の状況を評価するという。
だが、肝心のペンタゴンは派兵に消極的だ。
https://www.nytimes.com/2021/07/10/us/politics/biden-haiti-troop-request.html