晴れ。
米国株は不安定な一週間だった。
金曜日の米国株は高値を更新した。デルタ変異株への不安は、力強い企業収益と中央銀行の金融市場に対する継続的な支援によって相殺された。
S&P500指数は1%の上昇となった。今週の上昇幅は2％。年初来では17％の上昇である。テクノロジー株にフォーカスしたNasdaq指数は1％の上昇である。
欧州株も金曜日は1.1％の上昇となった。
デルタ株は世界的な経済成長に対し、減速の懸念を投げかけている。しかし、そうした関心は米国企業の業績予想に影を投げかけている。投資家の一人は、2020年の春の情景を思い出すと振り返る。中央銀行が大量の資金を供給すると発表した後、マーケットが大きく反転した昨春のことだ。つまり、追加の経済刺激策を求めているというわけだ。
アメリカのバイデン大統領はパウエル議長の再任を認める構えだ。木曜日にはECBも政策金利を低く保ち続ける約束を再確認した。
https://www.ft.com/content/8910d5d2-1600-4da4-b1b8-e2418ff46667
