英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

12月の雇用統計

12月の雇用統計が発表された。4月以来となる雇用の減少を記録した。14万人の減少である。 失業率は6.7%で高止まりしている。新たなコロナウイルスの感染拡大が米国経済の回復を足踏みさせるとの懸念が高まっている。 労働省によると、レジャー部門や介護な…

下院民主党、トランプ弾劾へ

快晴。 下院民主党はトランプ大統領の弾劾に動いている。これで二回目となる。下院のペロシ議長は議員らに対し、大統領が辞任しなければ弾劾の手続きを進めるよう促している。米国の政治は異例の展開が続いている。 バイデン氏が大統領に正式に就任する前に…

トランプ外し

晴れ。 民主党はホワイトハウスからトランプ大統領を外すようペンス副大統領に求めた。トランプ大統領が現職のままだと危険である、という異例の判断である。 ただ、ペンス副大統領は憲法修正25条を検討することを拒否した。 https://www.ft.com/content/cec…

ブルーウェーブ

その米議会は、注目のジョージア州上院選で民主党が2議席を獲得し、ブルーウェーブが実現することになった。 https://www.nytimes.com/2021/01/06/us/politics/warnock-loeffler-ossoff-perdue-georgia-senate.html

米議会乱入事件

晴れ。 米議会にトランプ支持者とみられる群衆が乱入した。死者が1人出たようだ。 ライブ映像でペンス副大統領が演説している。ペロシ議長は議会は再開されると述べた。バイデン氏の勝利を確認する議論のさなか、トランプ支持者が乱入したが、その間議員らは…

潜在成長率がマイナスに

日本銀行から潜在成長率の最新の推計が公表された。 要因別に寄与度をみると、労働時間要因が一貫してマイナス要因として働き、2012年ごろから潜在成長率の押し上げ要因として効いていた就業者数要因がはげ落ちてきた。 資本ストックはプラスで寄与している…

ジョージア州上院選

曇り。 ジョージア州の決戦投票は共和党が優位に進んでいるようだ。だが、勝利のためには、民主党支持者に多い事前投票を乗り越える必要がある。 https://www.ft.com/content/011900b9-0f71-47f5-a200-9828872842a1

深まる共和党の分断

バイデン氏の勝利が確認され、共和党の分断が深まっている。ジョージア州の上院選を前に、トランプ氏は共和党首脳陣を攻撃しているからだ。 大事な選挙を前に明らかになった党内の分断にも関わらず、月曜日のトランプ氏は共和党議員を攻撃した。トランプ氏は…

トランプ脅迫電話の余波

曇り。 NYTブリーフ。アジアでコロナ感染が新たに拡大している。これまで感染封じ込めに成功してきたとされるタイでは、月曜日に新たな制限措置を課すことになった。1日の感染者数が745人と最高を記録したからだ。首相は国民に対し、自宅にとどまるよう求め…

トランプ大統領の圧力

晴れ。 トランプ大統領がジョージア州の選挙担当幹部に対し、選挙結果をひっくり返すような証拠を見つけろ、と圧力をかけていたのだという。本当だとすれば、大変なことである。 トランプ大統領の、権力にしがみつこうという厚顔無恥な所業がまた明らかにな…

グラフ:四半期GDP

統計シリーズ。今日は四半期GDPの推移。当然ながら2020年第2四半期の落ち込みが厳しい。

資本主義と不平等

資本主義システムと所得の不平等について。エレファントカーブで知られるブランコ・ミラノビッチ教授らが論じている。ラテンアメリカとインドは硬直した階級ベースの社会であるが、大半の西側ヨーロッパと北米、日本と中国は資本家と労働者の分裂が比較的穏…

恐怖が支配するアフガン情勢

アフガニスタン情勢。相変わらずテロと破壊行為が横行している。標的を殺すテロ行為が横行し、そのことをだれも告発できないでいる。背後にはタリバンが存在するとみられるが、国内に混乱をもたらす目的にこうした行為をみな恐れて、動けないでいる。 軍隊内…

ジョージア州共和党候補の「変心」

快晴。 注目の米ジョージア州の上院選。共和党候補者のKelly Loeffler氏は、原油を取引するICEの元幹部であった。しかし、そのLoeffler氏はジョージア州の上院議員選に出馬し、別の形で注目を集めている。米国の政治地図を左右しかねない、重要な選挙となる…

消費者物価指数

消費者物価指数を改めて。総合は2020年11月にマイナス0.9%(前年同月比)。コア指数も同じくマイナス0.9%。いわゆるコアコアCPIはマイナス0.4%に沈んだ。

パウエル会見その2、質疑応答

12月16日のパウエル会見その2。質疑応答部分。 最初はブルームバーグの記者の質問。SEPについて。失業率は足元6.7%で、SEPではこれが5%に下がるとみている。総合インフレ率も1.2なのが1.8%に上昇するとみている。これらの5%だとか、1.8%という数字は、…

アルゼンチンの中絶合法化

快晴。 アルゼンチンで、中絶が合法化された。南米のカトリック国として非常に大きな出来事である。 10年に及ぶ法制化の戦いがようやく実を結んだ形だが、女性議員の数が増え、草の根の大規模な努力が必要だった。 2年前、この運動の参加者らが苦い敗北を味…

米株は高値更新で2020年を終了

晴れ。 結局、米国株は記録的な高値で終えた。年初来の水準と比べて16パーセント上昇した。これは過去の平均的な上昇率と比べても高い。ウォールストリートの弱気市場を、テクノロジーセクターが中心となってけん引した。 GAFAがけん引するNasdaq指数はなん…